こんにちは。もう一度、こんにちは。
今日はサントリーが制定した「ハイボールの日」らしいです。
8(ハ)1(イ)0(ボール…?????)
ちなみに10月8日は角ハイボールの日らしいです。
こちらは世に初めて角瓶が出た日なので納得です。
・・・という話題をしたところで今回はこちら。
Suntory Whisky ”SHIROKAKU”
製造元:サントリー
内容量:700ml
アルコール度数:40%
ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー
購入時価格:1,400円(税込み)くらい
帰ってきた「白」の角瓶。
初出は1992年。
白州モルトをキーモルトとした「淡麗辛口」をコンセプトとして生まれました。
2016年には「CLEAR&SMOOTH」を新コンセプトとしてリニューアルしましたが、2019年3月を最後に終売していました。
ほか、山崎モルトをキーとした「黒角」、角瓶の上級モデルの「プレミアム」もかつては存在していました。
そんな白角が2022年8月9日に帰ってきました。
同時に白角ハイボール缶も発売されています。先んじて飲みました。
角ハイボール缶は味の調整でウイスキーとソーダ以外のものが入っているので個人的にはちょっと苦手ですが、白角ハイボール缶はそこんとこドライで飲みやすかったです。
新コンセプトである「CLEAR&SMOOTH」も肩ラベルにきっちり記載されています。
なんちゃら&スムースと聞くとオールドの「Mild&Smooth」を思い出してしまう…
例の如く現行の角瓶同様国内製造のモルト、グレーン原酒の使用を謳っています。
これは単純にすごいことですね。いやほんとに。
スクリューキャップです。
忍者の素質があるのか、背景と同化しています。
・公式評(サントリー公式サイトより)
1992年誕生の白角が、2022年数量限定で復活。
白州蒸留所のすっきりとした原酒を主に使用し、
穏やかな香りとクリアでスムースな味に仕上げた
キレの良いウイスキーです。
和食と合わせてお楽しみください。
https://www.suntory.co.jp/whisky/kakubin/product/shirokaku.html
公式サイトに角瓶との香味の比較図が載っていますが、満遍なく要素のある角瓶に比べて白角はドライさが突っ切っています。
・ストレートで飲んでみる
色 :やや薄いゴールド
香り:雑に言えば知多。
ただ通常の角瓶と比べるとバニラっぽい香りは控えめ。
キレの良さを感じさせる。
香りが弱々しいわけではなく、知多。
味 :たしかに淡麗。ザッと来てザッと引いていく。
こちらも角瓶よりかは味を感じるような気がする。ただシャープ。
・ロックで飲んでみる
香り:香る。
言い方がおかしいかもしれないけれど、やや、ほんのり木が香る。
それと風の香り。
味 :…? 香りで期待したもののそうでもない。開いてない。
余韻に若干のビターさが残る。
・ハイボールで飲んでみる
味:おぉ~!! 青りんご感だの、バニラ感だの、恩着せがましくない。
ハイボールとはこうあるべきなんだヨ、と無言で示している。
木の香り、風の香り。それらがほんのりと香る。
・総評
夏は断然こっち。
キャッチコピーにケンカを売る気はないけれど…
すっきりではあるけれど、かろやかではないと思う。
通常の角瓶よりしっかりとした骨組みを感じた。
人当たりの良さ含めて評価される黄角に対して、チカラは仕事で示すスタンスの白角。
個人的には白角のほうにシンパシーを感じずにはいられない。(??????)
同じく白州モルトをキーとするリザーブと比較すると、知多の甘くケミカルな主張が控えめでこちらの方が好きかも。
グッドです!返ってきてくれてありがとう。
おすすめはやはりハイボール。
華やかささえないものの、知多、白州のハイボールの良いとこ取りな感じがする。
反面ロックは微妙。ストレートでも意外と飲める。
・所感
淡麗辛口を掲げていた頃の白角もちょっと気になりますわね。
白角休売中においても白角の水割り缶という商品は継続して販売されていて、それでしか飲んだことが無かったので今回の復活はありがたい限りです。
白角の水割缶と言えば
水
淡 割
麗 上
辛 手
口 見
名 事
水 腕
仕 前
立
・・・というオタクが中国語を模して書いたような文章が左端に書いてあってお店で見かけるたびに「オタクですわねえ」なんて思ってしまいましてよ。
インターネットに毒されすぎですのよ!!!!!
2022年限定…と書かれているのでもしかしたら一年限りの復活かもしれません。
気に入ったら数本ストックしておきたいですわね。
・次回
・前回