なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいこと

【レビュー】#07 『バランタイン7年』はフレッシュな果実感が突き抜けるニューフェイス。

やってるのかやってないのかわからないような酒屋は大抵やってる。

また今度詳しくお話できる機会があればいいが、そういう辺鄙な酒屋でもいわゆる「ジャパニーズウイスキー狩り」というものが行われていて焦土と化していることが多い。(訪れる目的はだいたい同じなので人のこと言えないのだが…)

 

 

というわけで第7回はようやく手に入ったこちら。

 

 

 

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バランタイン7年

Ballantine's  AGED 7 YEARS  -BOURBON FINISH-

製造元:ジョージ・バランタイン&サン社(ペルノ・リカール社傘下)

内容量:700ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:2,310円(税込み)

 

 

2021年3月23日に日本で発売されたバランタインの新商品。今更感が漂いますがオリジナルコースター付きのものがどうしても欲しかったので6月まで待っていました。

7年以上熟成させたモルト、グレーン原酒をバーボン樽にてマリッジさせ半年以上熟成させたものらしい。

公式にも書いてありますが、熟成年数を表記するのはバランタインが先駆けだそうです。そしてその元祖が、7年ということらしいです。それはそれとして、グレンリベットのイリシットスティルのように当時の味を再現、というわけではないっぽい(どこにも記載がない)

www.ballantines.ne.jp

 

バランタインについてはもはや説明不要な気がしますが、身の上話をすると超初心者の頃に「バランタイン・ファイネスト」で一度ウイスキーが嫌いになった経験があるのでバランタイン自体に警戒心を持っている節がありました。後年12年を飲んでみてその警戒心は解けつつありますが、7年は果たして・・・

 

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ちなみにコースターはこんな感じ。特徴的なY字のマークがスタイリッシュ、かつ作りも結構しっかりしている。2枚セット。

 

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スクリューキャップです。

注ぎ口とキャップ内側がプラスチックで覆われていてキャップのフチで指を怪我することはなさそうです。(子供じゃないんだから…)

「ファイネスト」の注ぎ口は玉つき(なんか開口部の周りのスリットからウイスキーが出ていて注ぐタイプ)と聞いていたのでてっきり7年もそうなのかと思っていたのですが、不評だったのか2019年ごろに現在の形に変わってたみたいですね。

 

 

・公式評

色合い:暖かさを感じる黄金色

香り :蜂蜜やバニラを思わせる芳醇な甘さ

味わい:熟した赤リンゴや洋ナシを思わせる熟成感

フィニッシュ:長く続く芳醇で甘やかな余韻

7年以上熟成させたスコッチ原酒をバーボン樽で後熟させたバランタイン長期熟成のスコッチ原酒のまろやかさと、バーボン樽由来の芳醇な香りをお愉しみください。

https://www.ballantines.ne.jp/special/7years/index.html

 

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :ゴールドに近い琥珀

香り:甘いバニラ香、アルコール刺激からやや若さを感じる。ほんのりと樽由来のウッディさも感じる。

味 :小さめのアルコール刺激、控えめな主張のモルトの甘味、余韻にほんの少しビター。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:甘さ、爽やかさが際立ち蜜のような香りが立つ。

味 :まったりとした甘みが心地いい。余韻にビターも主張し始める。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:加水での伸びがいいのか、”良さ”が崩れない。ほんのりと小気味いい甘みが心地よく、余韻も雑味がない。

 

 

 

・総評

加水でピントが合い始めるのでストレート以外なら何でもいけると思う。あえて言うなら一切雑味の出ないハイボールがオススメ。

この際「ファイネスト」は置いておいて同価格帯のバランタイン12年と比較してみると、コク深さ、香ばしさ、バランス感の12年に対して、7年は瑞々しいフルーティさ、ほのかな甘さ、どこかスペイサイド感がある。という感じで両者は別ベクトルなので同価格帯といえど差別化はきっちりと図られているし、どちらが上とかそういう話ではないと感じた。

と、ここまで書いたがyoutubeなどで大絶賛されているのを見ていたので期待値が半端なく高くなっていたのか、お値段なりだなというのが正直な感想でした。

ファイネスト→12年  7年→17年 という系統だという感想も聞くのでファイネストが苦手な方は逆に7年を試してみるのもいいかもしれません。

 

 

・所感

バーボン樽フィニッシュということでまったりとしたバニラ感押しなのかしら?と想像していましたが7年の名前に違わぬフレッシュさで逆に度肝を抜かれましたのよ。

総評でも書きましたがストレートではぼやけていた輪郭が加水でピントが合い、なおかつよく伸びてくれるので今回は試しませんでしたがトワイスアップ、水割りも悪くなさそうですわね。

それにしても、ボトルが基調のデザインで高級感が溢れますわね~!ファイネストバレルスムース7年12年の角瓶4兄弟の中ではズバぬけて見た目がいいのでついついジャケ買いしてしまうお嬢様もいらっしゃるのではなくて?

廉価帯を増やすというのは、間口を広げる面で非常に有効な手段なのでこのカッコいいボトルでかつフレッシュでクセのない中身をお出ししてくる戦略性もなかなかどうしてしたたかですわね。

わたくしノベルティをついつい集めてしまう悪癖があるのですが興味のあるお方はコースター付きをご購入してみてはいかが?コースターくらい100均でも買える?…それはそうですわ。。。