なもなきアクアリウム

なもなきアクアリウム

すきなこととかたのしいことを…

【レビュー】#12 『ホワイトホース ファインオールド』は想像以上に洗練されていた。

寝すぎる原因がわかりました。

就寝がおそすぎる・・・!

 

日付が変わってから仕事から帰ってきてインターネットとかイラストとかやっているとだいたい深夜の3時半くらいなっています。それから寝ているのでそりゃ寝すぎるわ…枕の環境とかはどうでもよかったわけです。

いまさら…?

 

しょうもない原因が分かったところで第12回はこちら。

 

f:id:asgsn:20210611025316j:plain

ホワイトホース ファインオールド

WHITE HORSE  FINE OLD

製造元:ホワイトホース・ディスティラーズ社

内容量:200ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:400円くらい(忘れた)

 

 

 

 

「美味いほーっす、ホワイトホース」のキャッチコピーでおなじみの通常版のホワイトホース。

12年をレビューした手前、こちらも飲んでおきたかったのでコンビニでポケットボトルを買ってきました。

 

ざっくりとしたことはだいたいほかの記事で語り尽くしてしまったので少しだけ細かいことを。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「ホワイトホース」1881年にピーター・マッキー氏により創設されたブランドでありラガヴーリン」、「クライゲラヒ」、「グレンエルギン」などがキーモルトとして使用されている。

特にラガヴーリンはピーター氏の叔父のジェームズ・ローガン・マッキー氏が当時蒸留所を所有していた縁で関係が深い。

叔父の死去後はピーターが引き継ぎオーナーとなっている。

 

また、ピーター氏の唯一の子供にも叔父と同名のジェームズ・ローガン・マッキーと名付け、第一次世界大戦で子供のローガンを失った後に「ローガンズ」という息子の名前を冠したウイスキーを発売していた。(発売はピーター氏の死去後)

 

ちなみに「ホワイトホース」の由来は、ピーター氏の家の近所にあった酒場兼宿屋の「ホワイトホースセラー」からと言われている。事実、当初の名前はまんま「ホワイトホースセラー」だったらしい。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

f:id:asgsn:20210611025324j:plain

12年のレビューでダサいと評した黄色ラベルだが、接写してみると悪くない気がする。

たぶんキャップも黄色いのがマズいんだと思う。なんだか日焼けして色が薄れたように見えてしまう。

※確認してみたら700ml版は黒キャップでした。かっこよかった。ごめんなさい。

 

f:id:asgsn:20210611025340j:plain

もちろんスクリューキャップ。

 

 

・公式評(日本版ホワイトホース公式サイト)

花や蜂蜜を思わせるフレッシュな香り、まろやかさ、ドライさのバランスが取れた上質な味わい。

https://www.kirin.co.jp/products/whisky_brandy/whitehorse/

 

少ない…

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

f:id:asgsn:20210611025348j:plain

色 :明るいゴールド

香り:ややこもった潮、ヨード感。

   アルコールの刺激感はややある。

   奥にモルトの甘い香りもある。

味 :ややアルコールがピリっとくるがそこまでではない。

   香りから連想した通りの味、といったところ。

   潮っぽさ、モルト由来の甘味、余韻にビター感が残る。

 

 

・ロックで飲んでみる

f:id:asgsn:20210611025355j:plain

香り:甘い香りが前に出てくる。

   特有の潮っぽさと相まってなかなかいい芳香。

味 :なんだか味がいろいろと薄まったような気がする。

   意外にもアルコール刺激はストレートのまま残っている。

 

 

ハイボールで飲んでみる

f:id:asgsn:20210611025403j:plain

味:スモーキーさが引き立つ。

  余韻に甘さが残り非常に飲みやすい。

 

 

 

・総評

意外にもストレートでもまともに飲めて驚いた。

後天的味覚が養われてきてるんでしょうか。

 

ただロックで飲んだ場合は唯一微妙に感じました。

このウイスキー特有の「良いクセ」が全部霧散していく感じだったので勿体ないような…というところ。

 

やはりハイボールで飲むのが一番「美味いほーっす」

 

割と大きい気付きは、想像していたより「荒々しくて奔放」ではなかったこと。

アルコール刺激もあることにはあるがピリピリ痛いほどではないし、まさしく「馬に後ろ足で蹴られる」ような荒削りなものではなく、むしろ繊細で、洗練されたものを感じました。

独特のヨード感を荒々しさと表現するのであればそうなのかもしれませんが。。。

 

 

12年との比較ですが、「ファインオールドを知ってこその12年」な感じがするので一概にどっちがどうとはジャッジしにくいです。

これこそ縦飲みの醍醐味ってヤツです。

もちろん12年のほうがコク深さはまさっているし、ファインオールドのハイボールは万人に受け入れられるフレッシュさがあり替えがたいものがあります。

 

 

・所感

12年やらで語り尽くしたせいで書くことなくなったんじゃないですの?などと懸念しておりましたが意外と筆が進みましたわね。

 

ひとつ前の記事では初心者にはオススメしづらいなどと書きましたが、要は飲み方次第ですのでお食事とのマリアージュを上手く考えればべつに初心者にホワイトホースをお出してもいいしジョニ赤でもバラファイでもいいんじゃないですの?と思いますわよ。

ただ、飲み方として食事とのマリアージュで引き立たせるのはもちろん、一種の「慣れ」も必要ですのでやはり初心者が一番目に選ぶものにしては少々クセが強すぎるような気がしないでもありませんわ。

手のひらクルクルですわ。

 

特筆すべきは入手性・安価さですわ!

コンビニでもほぼ置いていますしスーパーでも大概置いていますので気軽に購入でき、なおかつハイボールとの相性が抜群なのでこれからの暑い季節にはピッタリではなくて?

ちなみに700mlでだいたい1,000円前後ですわよ。

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

・前回

asgsn.hatenablog.com