なもなきアクアリウム

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【レビュー】#35 『アラン シェリーカスク』はいちごジャムを感じるリッチな優等生。

わざわざ言うことじゃないと思っていましたが、少し前に当ブログの総PV数が10000を超えていました。本当にありがとうございます。

いやほんとにありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

今回は最近になってちょっと手に入りやすくなったような気がするこちら。

 

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アラン シェリカスク 

Arran  Sherry Cask

蒸留所名:ロックランザ蒸留所(アイランズ*1

内容量:700ml

アルコール度数:55.8%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:6,545円(税込み)

 

 

レビュー企画第1回ぶりのアランからカスクストレングスのシェリカスクです。

熟成樽はファーストフィルのシェリーホグスヘッドのみで、熟成年数はだいたい7年らしいです。

 

近年のアラン人気に加えとにかくコスパがいいだので猛プッシュする人が多く、市場ではプレ値でしか販売されていないようなボトルでしたが最近供給が増えたのか定価で見かけることが増えました。

自分も例に漏れず、よく使っている酒屋さんを覗いてみると突然入荷していたのでマジか・・・!と辺りを見回して抱きかかえるように確保しました。

 

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ファーストフィルのシェリカスクかつカスクストレングスのハイプルーフなので右のアラン10年との色の差が歴然すぎる。。。(アランはノンカラー(無着色)なのでこれが地の色)

 

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ハイプルーフウイスキーはニッカのフロム・ザ・バレル(51.4%)ぶりに飲むので少し緊張します。

 

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コルク栓!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(発作)

アラン共通のデザインですね。径が太いので掴みやすくて栓を抜きやすい。

 

 

・公式評(ウイスク・イー公式より)

色 :磨かれたマホガニー
香り:チョコレート、レーズン、マンダリンオレンジ、スパイス
味 :完熟イチジク、チェリー、ヘーゼルナッツ、トーストしたオーク

アラン シェリカスクはファーストフィルのシェリーホグスヘッドですべての期間熟成し、シェリー樽由来のリッチなフレーバーを引きだしました。
また、カスクストレングスでボトリングすることでフルボディに仕上げています。
アランらしいフルーティさとシェリー樽由来のフレーバーがバランス良く調和します。

https://whisk-e.co.jp/products/ioad-malt-shcs/

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :赤褐色

香り:アラン特有のフレッシュな黄色を連想させる果実香。シェリーか…?と言われれば奥にほんのりとレーズンが香る。度数のおかげか樽香もふんわりと香る。

味 :度数なりのアルコール刺激は来るもののめちゃくちゃ痛いわけではない。いちごジャムのような粘性・酸味のある甘さが口に広がる。うん、まさにいちごジャムって感じだ。おいしい。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:シェリー樽熟成特有のレーズン香が出てきた。フレッシュな果実香も相変わらず。アルコールアタックがなくなったので嗅ぎやすい。

味 :ストレートで感じたほどの味の豊かさは無くなった気がする。アルコール刺激もまだあることにはある。飲みやすいが物足りなさがある。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:シェリーの主張はわずかに。雑味が一切ないので飲みやすいがハイプルーフの割にコシがなく単純に薄まっている印象を受ける。

 

 

・総評

こいつは絶対ハイボール向きやろ・・・と思っていたけど案外ストレートが一番美味しく飲める

アラン10年で顕著だけどやたらとハイボールを推されがちな気がするがこういう穏やかで繊細なものこそストレートで飲んで味を探してみるのが面白いと思う。純粋な飲みやすさで言えば雑味のない酒質なので確かにハイボールもいいかもしれんけど。。。

テイスティングの項でも述べた通りのいちごジャム感は他のシェリー系には無いなかなか突き抜けた個性だと思う。ストレートで一度お試しを…!

 

個人的な感想だがハイボールの意図というのは「個性は強いが癖もあるものに対してソーダで割ることで悪いところを目立たなくして残った特有の個性だけを楽しもう!」というものが半分だと思う。あとは単純に度数を下げてゴクゴク飲む意図。

つまるところネガティブなものがほとんどないアランについてはハイボールにしてもあまり恩恵はなくただただ薄めて飲みやすいだけのものになってしまう・・・と考えている。アランのハイボールがダメというワケではないが特段ハイボールにオススメなウイスキーにアランを挙げる意味も無いと思うのが本音である・・・

いやどう飲んでも美味しいものはハイボールでも美味しいのが自明なのでそういう意味ではアリなのはさもありなんだけど…

 

・所感

アランの長熟ものはシェリー樽原酒が大きな割合を占めてくる(21年はファーストフィルとセカンドフィルのシェリーホグスヘッドで熟成した原酒のみ使用)のでそれの廉価版みたいな感じの印象を受けましたわね。

 

アラン特有のフレッシュ・フルーティな酒質にシェリー樽熟成を加えると・・・というのを比較的安価で体験できる有意義なボトルですわよ!!!

 

*1:旧名:アイル・オブ・アラン蒸留所