なもなきアクアリウム

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【古酒】持っているサントリーオールド&リザーブを一挙紹介のコーナー

こんにちは。もう一度、こんにちは。

ここで話すことじゃないと思いますがふらっと立ち寄ったリカマンに新グレンタレットのトリプルウッドが売ってあったのでついに買えました。10年ピートスモークドも売ってあったのですがキャッシュが無いので諦めました。最近キャッシュをあんまり持ち歩いていないので不意に現金が必要になったときにすごく困ったりしてます。

 

普段サントリーローヤルの話ばかりやっているので今回はサントリーオールドリザーブのオールドボトルについて書きます。

と、いっても大した量を持っていないのでちょびっとだけの紹介になりそうですが勘弁してください。

 

 

 

・オールド 特級金枠向獅子(1988年頃流通)

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特級といっても等級制度廃止直前の末期も末期のやつですね。

その翌年にはローヤルよろしく金枠響マークへバトンタッチするっぽいです。

 

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とくに難解な見分け方もなく、金枠・向獅子の2ポイントでこれだと断定できます。

細かく言うとメタルスクリューラベル下部に「ウイスキーと書いてあるバージョンもあるらしいですがそれも1988年頃流通品らしいので差異はないでしょう。

 

 

・オールド Mild&Smooth(1994年頃流通)

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現在のオールドのブレンドのプロトタイプと言える存在。

それまでのブレンドRich&Mellowという名前でしばらくは分化していたそうですがこちらのMild&Smoothがメインとなって生き残っていくそうです。

 

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年代についてはサントリー公式に「1994年のサントリーオールド(マイルド&スムーズ)」という形でまんまコレと同じものが掲載されているので間違いないでしょう…

 

 

・オールド 干支ラベル 午(1990年流通)

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ボロくてすみません。

午年である1990年(平成2年)流通のものです。

だとすれば中身は前述のRich&Mellowかと思われます。

 

過去記事で紹介したと思いますがローヤルの午ラベルも持っています。

そちらは金枠向獅子なので時期的にもピタリと合致します。

 

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ジッ…と見るとこれも金枠向獅子ですね。

あれ?1990年時点では響マークのはずでは…?と思い少し調べてみると後年の未、申の干支ラベルも向獅子が使われており、酉歳からようやく響マークが使われだします。これはリザーブの干支ラベルでも同じ流れになっていますが、ローヤルだけは1年フライングして申歳から響マークが使われだします。

 

細かいこと言い出すとキリがないですが全身金メッキのいわゆる「ゴールドボトル」の申歳版はなぜか向獅子です。

 

まとめると

午:オールド、リザーブ、ローヤル→向獅子

未:オールド、リザーブ、ローヤル→向獅子

申:オールド、リザーブ、ローヤル(金メッキ)→向獅子  ローヤル→響マーク

酉:オールド、リザーブ、ローヤル→響マーク

 

みたいな感じです。マニア向けすぎる…

 

 

ここからリザーブにいきます。

 

リザーブ 特級 赤首(1984年~1988年頃流通)

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初期リザーブは「説明文4行ラベル、その後が3行ラベル」などと言われますがこれはそれより一個後のボトルです。

明らかな違いとしてネックのところに赤いラベルが貼ってあり「ウイスキー 特級」の記載があります。

 

年代については1983年のCMでは説明文3行ラベルだったのが1984年のCMではこの赤首のものに変わっていたので断定しました。

 

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最初期のいわゆる説明文4行ボトルには「AT YAMAZAKI DISTILLERY」の記載があり白州モルトは使われていないのですが、この次の説明文3行ボトルからは「OUR OWN DISTILLERIES」の表記に代わり白州モルトが使われるようになります。(白州蒸留所の竣工は1973年です。)

 

 

リザーブ 干支ラベル 午(1990年流通)

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午年である1990年(平成2年)流通のものです。

さきほど紹介したオールドの午と同じデザインです。

 

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リザーブはネックのところに向獅子マークがあります。

 

中身については1988年~1993年頃流通の金枠ラベルのものかと思われます。

そのボトルについては当初は特級表記のボトルだったものの1989年以降には特級の表記のみが取り外されたラベルに変更されます。CMの荒い画質で目視した情報なのでアテにならないかもしれませんが…

 

 

リザーブ 10年(1996年~2006年頃流通)

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リザーブ初の年数表記もの。

比較的近代まで流通していたものなので探せば状態の良いものが手に入るかもしれません。二次流通の場ではだいたい3,500円くらいで取引されているイメージです。(2021年11月現在)

 

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ついでに言うとリザーブ最後の43%度数のボトルです。

現行はもちろん、10年の後に発売された12年、15年は度数が40%に下げられています。10年の姉妹品ともいえるリザーブ10年シェリー樽仕上げに至っても40%です。

 

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度数のせいなのかは不明ですが後発の12年、15年よりこの10年のほうが美味しいという先駆者様の感想をよく目にします。

15年のレビューなんか見たことないけど!!

 

 

 

ここからおまけです

 

・ローヤル 12年SR(シルバーラベル) スリムボトル(2002年~2007年頃流通)

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せっかく買ったんで貼っておきます。

 

結構高い買い物になってしまいまして「ケッ、なんでぇ…」という気持ちで見つめていたのですが結構ボトルデザインがかっこよくて気に入りました。許す。

 

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裏ラベルについては通常のボトルと同じ文言です。

 

 

……

………

 

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リザーブはそんなでもないですが、オールドについては歴史があるぶん結構な種類のラベル違いがあるのでローヤル同様集めてみるのも面白いかもしれません。

ただ、各々の差異が大きく見て楽しいのは間違いなくローヤルだと思っています。やはり色分けは画期的です。

 

・・・ローヤルの話に脱線したら長くなりそうなのでこのへんで終わりにしておきます。

 

 

年内#50で収めたいという謎のこだわりがあるゆえレビューの記事を絞りたいと思っているので年末にかけてつまらない記事が増えるかもしれません(主に雑談、自分語り)。ゆるしてください。