こんにちは。もう一度、こんにちは。
・前置き
みなさんはこのボトルたちに見覚えがあるでしょうか・・・?
そう、いつかの雑談記事で言及した「2021年で微妙に思った3大ウイスキー」です。
左から
「ザ・グレンリベット ナデューラファーストフィルセレクション」
「スリーシップス 5年」
「ウシュクベ リザーブ」
ほどほどにレビューをこなした現在ならば別の側面が見えてくるに違いないということで、2021年の憂いを払うためにも再レビュー3部作としてやっていきます。
ちなみに2週目ということでレビューの口調がちょっと砕けているかもしれません。
強くてニューゲームってやつです。
というわけで初回はこちら。
ウシュクベ リザーブ
USQUAEBACH RESERVE
製造元:コバルト・ブランド社(Cobalt Brands)
内容量:700ml
アルコール度数:43%
ブレンデッド・スコッチウイスキー
購入時価格:3,050円(税込)
#20にてレビューした「ウシュクベリザーブ」。
失礼な話をすると、「緑瓶にハズレ無し」という個人的持論の不安要素として頭を悩ませてきました。
当時の記事はこちら。(2021年7月9日)
当時の記事の不満要素としては
・樽感がなく物足りない
・値段の割に期待外れだった
みたいな感じでブー垂れています。
・ストレートで”再び”飲んでみる
※当時のレビュー
香り:若干ゴムのようなレーズン香。グレンファークラスのシェリー香と同系統。ザラメのような甘い香り。アルコール刺激はかすか。
味 :優しい口当たり。やはりファークラス的なシェリー香。甘み、酸味の入り混じった果実感。ほんのかすかなピート感。余韻は穏やかでそこそこの持続。
香り:ちょっとくどいほどのレーズン香。ふぅ…(グラスを置く)。
べっとりとしたレーズンバターサンド、デザートチック。
甘い香りが凄い。
味 :アルコール刺激はあんまりない。
酸味とほのかな樽感とともにレーズン感が抜けていく。
余韻はなかなか長い。
・ハイボールで”再び”飲んでみる
※当時のレビュー
味:加水の伸びはよく最後までファークラス的シェリーの感じが残る。液色はめちゃくちゃ薄いがしっかりと味、香りは残っている。
味:シェリー感が割り負けずにズオっと伸びる。
美味しいけどくどい。単調。
ここで樽感のビターさで〆てくれたら完璧だと思う。
・総評
ポテンシャルは高い。
あざとすぎるほどのシェリー香。
メリハリがないので飲みつかれる。
…と、いつになく辛口だがいろいろ飲んできてシェリー系にはちょっとうるさくなったのかもしれない。。。
開栓直後のレビューで書いたゴム臭さというのは無くなっていたので開栓からすこし時間を置いてから飲み進めるのがヨシ。
ストレートにて芳醇すぎる香りを嗅ぎながらゆっくりゆっくりと飲み進めるのがいいと思った。
色々辛口なことを書いたけれどほんとうにポテンシャルの高さをひしひしと感じている。意外にもハイボールが合わないのは高級感のあらわれかもしれん。
全容が見えたからリベンジ成功!!!!!!!!!!!!!!やったね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・所感
当時のレビューでの評価はネットでもわりかし高評価なのでかなり期待していた、という側面もある、ような。。。
さすが、10~18年熟成のモルト原酒を多く使っているだけあって未熟感は皆無でしてよ。とことんデザート的な甘さに驚きな1本ですわね。
ほんとうに良いウイスキーなんですのよ???
事実、上の3本の中で一番飲む機会が多くて中身が減っているのですから!!!!!!!
今回の再レビューをはじめるに際して、ナンバリングはどうしようか?という一瞬の悩みがあったのですが新たに番号は振らないで本筋の外伝ということで#20のままにしておきました。
ナンバリングの数=飲んだボトルの種類にしておけばわかりやすいですし。
というわけで異色の再レビュー企画。あと2回続きます。
・次回
・前回