こんにちは。もう一度、こんにちは。
くどいようですが一応前置きを。
左から
「ザ・グレンリベット ナデューラファーストフィルセレクション」
「スリーシップス 5年」
「ウシュクベ リザーブ」
これら、「2021年で微妙に思った3大ウイスキー」を再評価しようのコーナー3部作。
最終回である第3回は・・・
ついにこちらの入場です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ウォウウォウウォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スリーシップス 5年
THREE SHIPS WHISKY Premium Select AGED 5 YEARS
蒸留所名:ジェームズ・セジウィック蒸溜所(南アフリカ共和国)
内容量:750ml
アルコール度数:43%
購入時価格:2,500円(税込み)くらい
#05にてレビューした「スリーシップス5年」。
今考えても第5回にしていきなりぶっこんできたな!?と思ってしまいますが印象は相当大きいです。
それにしても5の倍数回ばかりリベンジ企画にピックアップされているのは一種の呪いか何か?
当時の記事はこちら。(2021年6月1日)
当時の記事の不満要素としては
・湿布くさい。もしかしてスリーシップスと掛けたギャグなの?
・「舌の上で大暴れして特に何も残さず去っていく」
みたいな感じでオブラートにすら包まず直球でブー垂れています。
・ストレートで”再び”飲んでみる
※当時のレビュー
香り:湿布のような樽香がしたあとに南国系?エキゾチック(異国感)な果実香がする。アルコール刺激が強い。
味 :痛い!痛い!アルコールの刺激がピリピリ!!香りから連想される味はあまり感じず余韻に渋みが残るのみ。
香り:やはりピート感と木感が交わった湿布のような香り。
時間経過によりだいぶアルコール刺激が落ち着いてきた。
それでも隙あらば刺してくる。そんな感じ。
味 :やはりアルコール刺激が痛い。5年ものだからしょうがないよ。
スパイシーでもある。
落ち着いて感じ取ってみるとたしかに異国情緒に溢れたエキゾチックなものを感じる。
・ハイボールで”再び”飲んでみる
※当時のレビュー
味:かなり濃い目に作ったはずなのになんか無味。渋みが残る。グラスに鼻を近づけると湿布香がヨード香に変わっていた。
味:余計な木感が無くなりヨーディなピート感が残る。
アイラモルトを使用したブレンデッドウイスキーです!!と言えばそう信じそうになる感じ。
アイラ慣れしていればカジュアルに飲める。悪くないよ。
・総評
当時は記事のタイトルからして大嵐などと付けていたけれどそんなに酷評するほどでもなかった気がする。
アイラモルトの経験が浅いころに飲んだものなのでピート感を嫌味と捉えただろうことがわかる。それにしてもヨード香を知った後でもこの湿布感は湿布としか言いようがなくて面白い。
短熟のアイラモルトを飲んだことがないのでなんとも言えないけれど若いアイラモルトを使用したブレンデッドウイスキーって感じ。
ストレートではアルコール刺激がきついのでハイボールがよし。
これは有無を言わさずリベンジ成功~~はい勝ち~~
・所感
なんだか胸のとっかかりが消えたような晴れやかな気持ちですわよ。
以前にも言及したような気がしますが「スリーシップス」自体レビュー記事がほとんど無いのか、記事へのアクセスが妙に多いので酷評した記事をそのままにしておくのはさすがに不味いでしょ…という良心が働いていましたのよ。
響17年とか、スコッチの強豪に打ち勝てるスペックか?と言われればアルコールのツンツンさが凄まじいので閉口せざるを得ないような気がしますが「おすすめの飲み方が思いつかない」なんてことは決してありませんのよ。
最近やまやで見かけるようになった「スリーシップス10年(シングルモルト)」。こちらの購入もちょっと前向きに検討したくなったような、なってないような…
早く飲め!!
とにかく最大の問題児みたいなイメージを完全に払拭する良い機会でしたわね。よかったよかった、ですわ。
・次回