こんにちは。もう一度、こんにちは。
蛇腹状に折って先端付近を縛り、花のように開かせたコーヒーフィルターを水を入れたコップに何枚か入れる(詳しい手順は調べてみてください…)と即席の加湿器になるそうです。で、実際に試してみました。
朝起きたらコップの水が全部蒸発していたので一応効いてるんでしょうね。
最近乾燥がひどくて喉が痛み気味だったので助かります。
というわけで第72回の今回はこちら。
ザ・グレンリベット14年
コニャックカスク・セレクション
THE GLENLIVET 14 YEARS OF AGE
COGNAC CASK SELECTION
蒸留所名:グレンリベット蒸留所(スペイサイド)
内容量:750ml
アルコール度数:40%
購入時価格:3,750円くらい
※通常売価は5,000円くらい
先日amazonの突発タイムセールで異常に安く売られていたので買ったアレです。
「ザ・グレンリベット」ブランドについてはこちらで。
2020年12月に通販限定先行販売という触れ込みで登場し、2021年11月1日から晴れて恒常ラインナップとして全国販売されています。
14年のシングルモルトと言えばパっと思い浮かぶのがクライヌリッシュ14年、オーバン14年…あとはグレンモーレンジのキンタルバンくらいかな…?
なんにせよ珍しい年数帯ですね。
樽構成としてはバーボン樽、シェリー樽で14年間熟成させた原酒のブレンドの一部をコニャックを熟成させた樽で6か月以上の後熟を施したもの、だそうです。
比較的最近にボトリングされたものっぽいです。
今更ですがこの日付ってボトリング日でいいんですよね??
コルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
比較用の写真を撮るのを忘れたのですが、ボトル底面のデザインがストックとして持っている先行販売分と比較してみると違うものでした。
今回開栓したのは一般販売後のものなのですが、見ての通り底面がブツブツしています。
味の差があるのかどうかはわかりませんが、出荷時期の判断材料にはいいかもしれません。
(そもそもラベルにボトリング日が記載されているので必要ない情報な気が…)
・公式評(ザ・グレンリベット日本公式サイトより)
ブレンドの一部のフィニッシュに厳選した高品質なコニャックカスクを使用した、主要なシングルモルトブランドのウイスキーには珍しい商品です。
バーボン樽、シェリー樽で14年間熟成させたブレンドの一部をコニャックを熟成した高品質な樽で6ヶ月間以上寝かせたウイスキーで、ザ・グレンリベット本来のスムースでフルーティーな味わいそのものとコニャックカスクがもたらす味わいをバランスよく調和させました。
リッチで濃厚なフレーバーは、 コニャックカスクに由来する熟したレーズン、ハチミツそしてスパイシーな香りと、スぺイサイドのウイスキーの特徴的スタイルでもある、スムースなシトラスのフレーバーとの出会いによって生まれます。
スコットランドのスペイサイドの霧のかかった谷から、一口ごとにフランスのコニャック地方のなだらかなブドウ園まで散策してください。
樽:バーボン樽、シェリー樽、コニャック樽
色:あざやかで明るい金色
香り:甘くフルーティなアロマから、ほのかなスパイス香へとつづく
味わい:熟した桃、梨、シロップ漬けのマンダリン、チョコレートをまとった レーズンを想わせる味わいが、口の中に広がり留まる
フィニッシュ:驚くほど甘く、スムース
Enjoy With:ブリーチーズ
https://www.theglenlivet.jp/our-whisky/cc-14.html
ブリーチーズって誤字かな!?
サイトの誤字を見つけると「図書券」がもらえることがあるんですよ!(広瀬康一)
・・・と思って調べてみたら実在するフランスの白カビチーズらしいです…
罰として今度探して買ってみます…
・ストレートで飲んでみる
色 :薄く赤みを帯びたゴールド
香り:シェリーのレーズン香とは別にぶどうのような香りを感じる。
香りはブランデーのそれによっている印象。
アルコールアタックはほとんどない。
味 :はじめはフルーツの酸味。次いでほのかな甘み。
ほどなくしてどっしりとした樽感がやってくる。
余韻は短めなものの方向性はよく伝わってくる。
・ロックで飲んでみる
香り:芳醇な甘い香りが強くなる。ぶどう感も増してくる。よい。
味 :ストレートの時点で若干危惧していたけれど、
ビターーーーーな樽感でほとんどマスクされてしまう。
香りは良いもののちょっと飲みづらく感じる。
・ハイボールで飲んでみる
味:リベット感がつかめなかったストレート、ロックとはうって変わって洋梨、青りんごに形容されるフレッシュなニュアンスが出てくる。
そこにブドウ感もプラスされるのでテイスティングコメントでたまに見かける「山盛りのフルーツ」という言葉が自然と浮かんでくる。美味しい。
・総評
シェリー感とブドウ感が混ざったような感覚で新鮮な体験である。
ロックは樽感が出すぎてしまうので飲むにはちょっとしんどかった。
値段的にそれでいいのか?と思ってしまうもののハイボールが抜きんでておススメ。
グレンリベットらしさを感じつつ、甘酸っぱい新たなフレーバーを迎え入れ豊かさがある。
ストレート、ロックではブランデー独特の、枯れたような、ほこりをかぶったようなニュアンスがやはり目立つ、ような。
・所感
恒常ラインナップに追加するくらいなので、コニャック樽のストックがありえんほど豊富にあるということなのかしらね…?
上でちょっと言及しましたが、全量をコニャック樽でフィニッシュしたわけではなくブレンドの一部にそれが含まれているというパターンですわね。
グレンリベットとしての輪郭を崩さないように、との判断なのかもしれませんわね。
個人的な感想としては、14年ものにしてはちょっと物足りなさを感じるボトルですわね。
もうちよっとだけ奥行きというか、複雑さがあっても良いのかなぁと思ってしまいますのよ。
それはそうと、ライセンスドドラムの発売が近づいてきましたね。
とりあえずイリシットスティルでの反省を生かして初動で2本、5,000円台で確保しましたのよ。なんで初動は異常に安いのかよくわかりませんが…
ですので届き次第開栓してみようと思いますのでお楽しみにくださいませね!!
・次回
・前回