こんにちは。もう一度、こんにちは。
USD/JPY、現在132.8円。この円安水準は20年ぶりだそうです。
自国通貨が毀損され続けて良いわけないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!と言いたいですが輸入品がドンドン高くなるのはやはりいただけないという気持ちが強いです。。。
今回はこの間のAmazonタイムセールで買ったこちら。
ジョニーウォーカー グリーンラベル15年
JOHNNIE WALKER GREEN LABEL
AGED 15 YEARS
製造元:ジョン・ウォーカー&サンズ社
内容量:700ml
アルコール度数:43%
購入時価格:3,778円(税込み)
レギュラーラインナップで唯一のブレンデッドモルトウイスキー。
「ジョニーウォーカー」ブランドについてはこちらの記事で解説しています。
ご興味があればぜひ。
初出は1997年、と現在のレギュラーラインナップの中では2番目に若いです。
2012年初出のダブルブラックが1番の新顔です。
当初は「ジョニーウォーカーピュアモルト15年」という名称で、松葉色みたいな色のラベルでした。
2004年に現在の「ジョニーウォーカーグリーンラベル15年」に改称し世界中で販売されるようになりました。
2012年にラインナップ整理(ダブルブラック新設、ゴールドラベルリザーブ新設、18年プラチナムラベル刷新)の煽りを受け、一度販売中止をしています。
そして、2016年に復活を果たし今に至ります。
キーモルトは
リンクウッド(スペイサイド)
クラガンモア(スペイサイド)
カリラ(アイラ)
・・・と見てるだけでなんとなく中身の味が想像できそうなラインナップ。
このクラスからはボトルが厚底になり高級感が漂います。
また、世界的コンペでも最高金賞を獲りまくっているボトルです。
ブレンデッドモルト自体ちょっとニッチなジャンルではありますが、それでも世界的に評価されているという事実に違いはありません。
コルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
厚底に加えコルク栓、モルト原酒のみで4,000円ちょいって…バグってない??
・公式評(ジョニーウォーカー日本公式サイトより)
それぞれのモルトの個性を残しつつも、複層的でバランスの取れた味わいを追い求めて完成した「グリーンラベル」。
スカイ島唯一の蒸溜所「タリスカー」、スペイサイドの「リンクウッド」、「クラガンモア」、そしてアイラ島の「カリラ」という個性豊かな4種類のキーモルトを丹念にブレンド。草の様な香り、フレッシュフルーツ、樽香、スモーキーさ、コクのあるバニラ、サンダルウッドの香りなど、単一のモルトウイスキーにはない奥行きのある個性をもたらしています。
https://www.johnniewalker.com/ja-jp/our-whisky/johnnie-walker-colours/green-label/
毎回思うのですがジョニーウォーカーのサイトは説明が淡泊ですね。
・ストレートで飲んでみる
色 :明るめのアンバー
香り:意外にもおとなしい。モルトの甘い香りが主体。
タリスカーもカリラも奥底にほのかに感じ取れる程度に鳴りを潜めている。
味 :かなり優しい甘み。
随所に草っぽいピート感はあるものの本当に気にならないレベルにとどまっている。
ブレンドの妙。余韻もかなり長く続く。
フィニッシュで樽感を感じる。
・ロックで飲んでみる
香り:タリスカー、カリラが出てくる。「待ってました」と言わんばかりに。
いい感じの潮感、ピート感、そして甘い香り。
味 :やはりピート要素が開く。
なんだ、この、「うまみ」が凄い。
Japanese taste is called "UMAMI".
・ハイボールで飲んでみる
味:美味しすぎ。神、なんだ、これは。
主張しすぎない程度のピートに余韻にようやく出てくるはちみつ感。
・総評
こりゃコンペで強いワケだわ。と思わざるを得ない…!!!
揺らぐ。常備酒はタリスカー10年とカリラ12年とジョニ緑だけでよくね?と。
クラガンモア、リンクウッドのお陰という事も忘れない。
ピート感はあるものの、この「ほどよさ」。
訴求してる。スコッチ飲みに。
ブレンデッドモルトの王者の貫禄ここに見たり。
どう飲んでも美味しい。
ストレートのおとなしくも優しい感じはリンクウッドやクラガンモアのスペイサイド組が大きく出ているのだと思う。
加水以降はタリスカーとカリラのテンションが上がってくるのでその筋が好きな人にはたまらなくなる、感じ。
・所感
白州の代わりに飲むスコッチとして挙げられているのを目にしますが、まぁまぁ違いますわね。
ただ、草っぽいピート感は白州の森林感に通じるところはありますのでそこらへんの要素を摘まんでみるとなんとな~く白州を挙げてみたくなる気持ちがわかってきましたのよ。
あちらが森林感なら、こちらは海岸から草原に掛けての広大な大地感。
各々のモルトが調和しているブレンデッドモルトの傑作ですのよ。
これが定番品として出せているディアジオ、やっぱり凄い、です、わね。
定番品といえば10月からブラックラベル12年が名指しで値上げ宣言されていますわね。
それを受けてか市場でも若干の値上がりを感じつつありますのでわたくしも1本くらいは…と思い200周年記念ラベルのを買いました。
結果、余計開けられない事態になっておりますのよ………………
・次回
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