こんにちは。もう一度、こんにちは。
ここ10日ちょっとの間ずっと多忙で途中からブログの更新すらままならずにいました。
ようやく区切りがついたので止まっていた作業もろもろも再開できそうです。。。
SkebとかSkebとか…
今回はこちら。
EARLYTIMES YELLOW LABEL
製造元:ブラウン・フォーマン社
内容量:700ml
アルコール度数:40%
バーボンウイスキー
購入時価格:1,760円(税込み)くらい
「開拓時代」を冠したウイスキー。
はじまりは1860年。
アメリカ・ケンタッキー州アーリータイムズ・ステーションという村で製造が開始されました。
創業者はジャック・ビーム氏。
なんとあのジム・ビーム氏の叔父という間柄らしいです。
また、1920年から始まる禁酒法時代において政府公認の「医療用ウイスキー」として扱われることで合法的に販売を継続していたことでも知られています。
昭和のスーパースターである松田優作氏が愛したウイスキーでもあり、今でも下北沢のバーに飲みかけのボトルが残されているそうです。
…と、言いつつ平成生まれなもので氏にはあまり馴染みはないのですが、名前はもちろん、「なんじゃこりゃあ!」くらいは流石に知っています。それくらい有名ってことですよね…
そんなアーリータイムズですが、アメリカ国内用と輸出用で仕様が違うそうで、アメリカ国内用はリチャーオークの樽を使用した原酒が20%ほど使われているため「バーボンウイスキー」を名乗れず「ケンタッキーウイスキー」として販売されています。
輸出用は全量新樽で熟成した原酒なので「バーボンウイスキー」と名乗っています。
https://www.asahibeer.co.jp/info/20211208.html
で、知らなかったんですがイエローラベルも結局終売するそうですね。
休売中だったからそのうち復活するだろうと思っていたんですが…
スクリューキャップです。
ちなみにいわゆる「優作ボトル」は封蝋されているそうです。
・公式評(アサヒビール「アーリータイムズ」ブランドサイトより)
伝統を守り続けるクラシックな
バーボンウイスキー。ライトな口当たり、
甘い香り、キレのいい後味を持つ
ロングセラーバーボン。
活性炭で濾過することで、
熟成中にできた不純物を除去し、
より磨かれたスムースな
味わいを楽しめる。
https://www.asahibeer.co.jp/enjoy/liquorworld/brand/earlytimes/
「長く愛されてきた」だけに終売が残念でならないです。
原酒の供給が追い付いていないという背景もあるそうですが…新しい輸入業者がはやく決まってほしいところです。
・ストレートで飲んでみる
色 :やや濃いアンバー
香り:バーボン特有の溶剤系の香り…はそこまで感じない。
甘いバニラ香が強く感じられる。
味 :アルコール刺激がほとんど無く優しい飲み口。
若干味自体のインパクトは弱いもののバーボン感はきちんと伝わる。
・ロックで飲んでみる
香り:すっごく甘い香り。
それとほのかに樽の香り。美味しそう。
味 :美味しい。ちょっとだけ甘さが増す。
樽感も感じられるようになり飲みごたえが増す。
・ハイボールで飲んでみる
味:バーボンソーダでも美味しい。
癖があまり無いのかな?とても飲みやすい。
・総評
「なんじゃこりゃあ!!」を言う機会を逸するやさしさ。
バーボンってこんなに優しいものなのか。
これだけ優しいとロックでかーっ!っと引っかけるのもいいかな…
くどくない、キレの良さが好印象。
おすすめは上述の通りロック。
「あじわい」が強くなり、甘口でかつ飲みやすい。
もしくはハイボール。これもまろやか優しく美味しい。
・所感
詳しく知った時にはもう終売。ウイスキーあるあるですわね。
日本での正規品が無くなったら並行輸入のアメリカ国内版が入ってくるのでしょうか??
そちらもちょっと興味があったりしますわね。
なんにせよ、バーボンの入口としては最適解かもしれません。
(もう終売なんですが…)
こういうのを飲むとジャックダニエルは結構尖ってる方なんだなという気付きが得られてそれはそれで面白みを感じますのよ。
・次回
・前回