こんにちは。もう一度、こんにちは。
お盆も休みなく働いていたので特段変わったこともありませんでした。
どうでもいいですが湿度が上がると疲労感が倍増しになりませんか??
ここ数日は帰ってからはそれでずっとダウンしていました。
今回はなんだか今更感がするこちら。
朝倉
ASAKURA
製造元:株式会社 篠崎
内容量:500ml
アルコール度数:40%
樽熟成焼酎(リキュール)
購入時価格:3,300円(税込み)
ほとんど「ウイスキー」 で「焼酎」な「リキュール」のノーマルタイプ。
当ブログでは開設初期から取り扱っていて、「朝倉」カテゴリまで用意しているほどに入れ込んでいながらレビュー記事は「サクラカスク」以来なんとひとつも書いていませんでした。
・・というわけで詳しいあれこれは「朝倉」カテゴリの過去記事に明るいとして、ざっくりと纏めると
・ウイスキーは糖化の工程で麦芽を使用するのに対して、米麹(こめこうじ)を使用するのが麦焼酎。
・日本の酒税法ではウイスキー、焼酎どちらも名乗れないため「リキュール」として販売している。
・海外ではふつうに「ライスウイスキー」と呼ばれている。。。
と、こちらが過去記事でも記した内容なのですが、発酵に米麹を使用した「ライスウイスキー」については近年のウイスキーブームも相まってか原料に米を使用したウイスキーである「ライスウイスキー」が誕生したという話も聞いているので、正式な呼称についてはごちゃごちゃしていてぶっちゃけよくわかりません。
※海外においては「KOJI WHISKY」とは間違いなく記載されているので、麹ウイスキーと書いた方がいいかもしれない…
というわけで話を戻します。
今回はロットナンバーが表面に記載されているいわゆる旧版です。
現行と旧版の違いとしては、最低熟成年数が最大の相違点です。
現行は最低8年、旧版は最低6年の樽熟成を謳っています。
また、旧版は樽番号が振られておりシングルカスクであることも伺えます。
そのへんは過去記事にて憶測を並べ立てているのでご興味があれば併せてご覧いただければと思います。
他、過去に紹介した限定商品「サクラカスク」、「サクラカスクブレンデッド」のほかにも「シェリーカスク」、「ブランデーカスク」の2種がノーマルと併せて通年販売されています。
スクリューキャップです。
朝倉特有の仕様ですが妙に硬いです。
・公式評(株式会社篠崎 公式通販サイトより)
約100年前にアメリカで麹を使用してウイスキー製造を試みた偉人「高峰譲吉博士」に着想を得たお酒です。
大麦を原料に麹を用いて焼酎を製造(単式蒸留器で二度蒸留)し、アメリカンホワイトオーク樽で最低でも8年間熟成させています。
日本が世界に誇る偉人の「夢」を現代の技術の粋を尽くして蘇らせました。「朝倉」シリーズの原点に位置するお酒です。
http://www.shinozaki-shochu.co.jp/category/ASAKURA/021.html
じつは結構定期的にこちらのサイトを覗いています。
・ストレートで飲んでみる
色 :ゴールド寄りのアンバー
香り:ちょっとウイスキーの古酒っぽい。
(開栓してから1年くらい経つから?)
麦感がドンと前面に出たような甘い香り。
味 :香り通り、麦感が強くて甘さを感じる。ふわっと樽感も浮かぶ。
余韻はファーストインプレッションのまま、平行線を辿り消える。
・ロックで飲んでみる
香り:やはり古酒っぽい。
味 :やや酸味が強くなる。
味自体は立ってくるものの、酸味がちょっと邪魔をしている印象。
・ハイボールで飲んでみる
味:ここまで割ると甘みが際立ち美味しい。
バニラっぽい樽感も確かに感じられてバランスの良さを感じられる。
結構どっしりとした印象を与えるハイボール。
・総評
…といっても下手なウイスキーよりよっぽどきちんとウイスキーをしている。
大きく受ける印象としては、とにかく「麦」推し。
これでもかと麦が主張をしている。
この一切合算飛んで行って麦感だけ残ったような感じが古酒感なのかもしれない…
雑味無し、麦の優しさ…このへんから田舎というか故郷感を覚えてしまう。
おすすめはハイボール。起承転結がはっきりと見て取れ、バランスもよい。
グレンモーレンジィのオリジナルよろしく、原点の良さを感じる。
・所感(まじで雑記)
「朝倉あさげ」が「朝倉」を飲む。
…ぶっちゃけギャグとして捉えていただいて構いませんが、初めて「朝倉」(リキュール)を目にした時は電撃が走りましたわね。
ブログ開設当時はまだ「あさげ」を名乗っていて、途中から昔のハンドルネームの「朝倉」をドッキングして「朝倉あさげ」を名乗りだしたという経緯ですので、以前より朝倉という名前には人一倍敏感だったんですのよ。
なんと「サクラカスクフィニッシュ」は#4で登場していたそうです。
そのオリジナルが#120にてようやく登場するあたり、このブログの適当さ加減がにじみ出ていますわね。。。
ネタが切れたから…という訳ではなく、前述の「サクラカスクブレンデッド」を開栓したくなったのでとりあえず前哨戦として今回オリジナル版を飲んでみました。
こちらは旧版なので、ロットナンバー無しの新版も比較レビューできればと思っていますのよ。
・次回
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