こんにちは。もう一度、こんにちは。
梅雨が間近に迫っているなか、猛暑日がどうのこうのとかで季節が素早く移り変わっていくのを感じますね。
最近は市場にハイボール缶がたくさん投入されているのでそれを紹介できればと思っていたのですが、後回しにしすぎて旬を逃したものが結構あります。
今回はまだぜんぜん旬(個人の感想です)のこちら。
Whisky Highball Togouchi
製造元:桜尾蒸溜所(サクラオブルワリーアンドディスティラリー)
内容量:350ml
アルコール度数:8%
ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー
購入時価格:297円(税込み)
気軽に戸河内体験キット。
2024年3月下旬ごろから販売が開始されて今に至ります。
どうやら限定販売品とかではなく、通年販売されるっぽいです。
見てわかる通り、先日ご紹介した「戸河内 PREMIUM」と缶のデザインがそっくりなのでそれを使用していることは疑いようもないでしょう。
原材料はモルト・グレーン・炭酸、と甘味料や香料を入れていない正しく直球なハイボールです。
最近はこういう形式が増えてきましたね。
白州のハイボール缶でも思ったのですが、じつはジャパニーズウイスキーの表記がどこにも記載されていません。
ジャパニーズウイスキーの定義とざっくりと毎回言っていますけれど、ただしくは「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」というので表示自体に定義づけがされていて、炭酸が混ざっていたらジャパニーズウイスキーの表示がそもそもできないのかな?などと考えています。
≪シリーズ初のハイボール≫
2023年9月にリニューアルリリースした「ブレンデッドウイスキー戸河内」シリーズ。SAKURAO DISTILLERYのウイスキーをより多くの人に届けたいという想いから、シリーズ初のハイボールとして「ウイスキーハイボール 戸河内」が誕生しました。SAKURAO DISTILLERYで製造したモルトウイスキーとグレーンウイスキー、炭酸のみからつくられているため、ウイスキーがもつアロマや余韻の特徴を明瞭に感じられます。
公式を見てきました。
「戸河内 PREMIUM」がベースだとすると当たり前な話でしたね。
・公式評(サクラオブルワリーアンドディスティラリー公式サイトより)
SAKURAO DISTILLERYのウイスキーのみでつくったハイボール。
トロピカルフルーツのようなトップノートに若葉やグリーンのようなアロマ、
樽由来のバニラやチョコレートを思わせる余韻を引き出しました。□ 色:黄金色 □ 香り:トロピカルフルーツ、若葉 □ 味わい:繊細で柔らかなミルクチョコレートのような甘味 □ フィニッシュ:樽由来のバニラやチョコを思わせる余韻が広がる
https://www.sakuraodistillery.com/blended/
ちなみに価格はフルボトルのちょうど10分の1。
ハイボール缶のウイスキー含有率が 350ml / (40% / 8%)=70ml となるのでちょうどフルボトルの10分の1です。
まことに美しいですね。
・氷なしで飲んでみる
香り:はちみつ、ほのかな酸い香り。
やはりチョコレートのニュアンスが拾える。
味 :戸河内PREMIUMよろしく、しっかり甘い。
それこそ意識していればチョコレートっぽい味も拾える。
(プラシーボ?)
☝いやしっかり拾えますね!!
ほのかにビターさもあり非常に完成度高くまとまっている。
・氷有りで飲んでみる
味:甘さはあるものの、フルーティに振れる。
かなり飲みやすいハイボール。
ただせっかくのチョコレート感は薄れてしまうのでトレードオフ。
・缶から直で飲んでみる
味:うまい!!
チョコレート感、あり。
ビター感、しっかり。
味、濃い味。
飲みごたえのあるハイボールに仕上がっている。
・総評
これは、覇権。
おおむね、というか戸河内PREMIUM同然。
桜尾原酒特有の柑橘めいたフルーティさ、チョコレートの風味、ハイボールにしたときの甘酸っぱさ、それらそのままハイボール缶として楽しめます。
やっぱり全般的に缶ハイボールは缶のまま飲むのがいいのかもしれない。
戸河内プレミアムの味をしっかりと継承しているので、ブレンデッド戸河内に興味がある人はこれを足掛かりに始めてみるのは大いにあり。
気に入ったらフルボトル購入しよう!!!絶対気に入る!!!!!オールジャパニーズだよ!!!!!!!!!!
・所感
(上であんまり書かれるとここで書くことがなくなるから)やめてね。
個人的な好みとしては、ブレンデッド戸河内の好きな飲み方はストレートとかロックとかなので本当に入門、取っ掛かりとしての缶ハイボールというのは非常に好ましいことだと思います。
缶ハイボールで興味を持った人がフルボトルあるいはハーフボトルを買ってみて、自分の好きな分量でハイボールを作ってみたり、ストレートで飲んでみたり、ロックで飲んでみたり、と用途は無限大ですわねぇ。
あと、どうでもいい話ですが最近レビュー用のグラスを新調しました。
いままでは山崎のうすはりグラスを使用していたのですが、どうしてもロゴが映り込んでしまったりするのでずっと悩んでいたのに後回しにし続けていた経緯がありふと気が付いたタイミングで新しくグラスを新調した次第です。
あんまり代わり映えは無いかとは思いますが3代目グラスちゃんをどうぞよろしくお願いいたします。
陸グラス時代が懐かしい…
・次回
・前回