なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいことを…

【レビュー】#283『オールド パー 12年』からは妙に実家のような馴染みだとか親しみを感じる。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

世間はシルバーウイークですね。

もちろん労働です。なにがシルバーだよ、なにがゴールデンだよと思う心も薄れてきました

 

今回はこちら。

 

オールド パー 12年

Old Parr AGED 12 YEARS

製造元:マクドナルド・グリーンリース社

内容量:750ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:3,696円(税込み)

 

 

「長寿」の願いが込められたウイスキー。

 

「オールド パー」の初出は1909年。

初出が1871年という説や公式にすら「since1871」という表記がありますが、その年は製造元のグリーンリース社の設立年とされています。

 

その名の由来は英国最長寿(152歳!)と記録されている「トーマス・パー」から取ったものであり、ブランド自体も長生きできるようにとの願いが込められています。

また、1873年に岩倉具視がヨーロッパから持ち帰ったものの中に「オールド パー」があり、明治天皇に献上した…という話は上記の初出の関係で誤りとされています。

※「オールドパー」の前身のウイスキーだったのでは?という説は依然としてあります。

 

「オールド パー」といえばボトルに刻まれたでこぼこによってうまいことバランスを取れば斜めに傾けても自立するという妙に有名な話があり…

ほれこの通り……………。(所要時間5分)

 

元首相である吉田茂・田中角栄もそれを愛飲していたというエピソードがあり、「右肩上がり」「傾いても倒れない」という縁起のよい特徴から政財界の要人に好まれていたといいます。

 

販売はいつものディアジオ社が行っています。

キーモルトはスペイサイドのクラガンモアとグレンデュラン。

クラガンモアはジョニーウォーカーグリーンラベル15年、グレンデュランはジョニーウォーカーブラックラベル12年に使用されているという妙な共通点があります。

 

メタルスクリューみたいな見た目をしていますがそれは擬態型で、かなり大ぶりなプラスクリューです。

 

 

・公式評(ディアジオ運営のThe Bar USというサイトの「Old Parr」ブランドページより)

A harmonious blend with a mature, nuanced character.

Old Parr Aged 12 Years is a blended Scotch whisky that delights with sweet, candied fruits, rich caramel, and zesty citrus aromas. All gracefully underscored by smoky peat and toasted grains.

 

Aroma

Rich, fruity notes with hints of peat.

Appearance

Warm amber hue with golden highlights.

Palate

Complex blend of honey, citrus, and smoke.

Finish

Smooth, lingering warmth with toasted grains.

熟成感と繊細なニュアンスが調和したブレンド。

「オールド・パー 12年」は、甘く砂糖漬けにしたようなフルーツ、濃厚なキャラメル、そして爽やかな柑橘系の香りが魅力のブレンデッド・スコッチ・ウイスキーです。これらすべてが、スモーキーなピートとトーストした穀物の香りに優雅に引き立てられています。

 

香り

濃厚でフルーティーな香りに、ほのかなピートのニュアンスが感じられます。

外観

温かみのある琥珀色で、金色の輝きを帯びています。

味わい

ハチミツ、柑橘類、スモーキーな香りの複雑なブレンド。

余韻

トーストした穀物の風味が感じられる、滑らかで長く続く温かみ。

https://www.thebar.com/en-us/products/grand-old-parr-12-year-old-750ml

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :中庸なアンバー

香り:はちみつ、柑橘…香り立ちはひかえめ。

   熟したりんごにややスパイス。

   なんとなく古酒っぽい埃っぽさを感じる。

   12年熟成ながらアルコール刺激がややある。

味 :柑橘の酸味めいたフルーティさと、それなりな苦さ。

   オレンジピールとキャラメル。

   余韻にかけてスモークがかすかに出現。

   …え?これで終わり?と感じるほどには物足りなさがある…。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:はちみつと、はちみつ。とにかく突出。

   さわやかな青りんごの香りも立つ。

味 :ストレートよりも深みが出るように感じる。

   より濃いオレンジピール。

   フルーティさやビターさの彩度が上がってきて…

   グレープフルーツの様相を呈してくる。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:あぁ美味しい。これが正解。

  はちみつの甘さ、青りんごの爽やかさ。

  なんとなく古めいた感じがあって、高貴さを感じる。

  余韻はスパっと切れる。マジで。

 

 

・総評

なんかこう…特徴がないところが特徴を地で行く感じ。

 

埃かぶった古酒っぽさみたいなところを見るに特徴がないことは無いけれど、「オールド パー」と言えばと言われてスッと出る言葉が見つからない、そんな感じ。

けれども実家だとか、祖父母の家だってなにがどうって特徴は自分では挙げづらいでしょう?そんな感じ。(??????????)

 

スペイサイドモルトらしく、爽やかな果実感とじんわりとした穀物の甘さが軽やかに舞い、割とスパッと切れていくフレンドリーなのかドライなのかよくわからないキャラクターをしている。

 

おすすめはロックorハイボール。

加水以降で方向性が定まるし、甘さなども感じ取れやすくなる。

ハイボールまで行くと明確に甘さが感じられ、面白い。

 

 

・所感

史上最高の野暮なブログなのでトーマス・パーの実在性について補足しておきます。

 

結論から言うと、「実在はしていたが152歳ではなかった」という説があります。

 

トーマス・パーの死後検査を行った医師・解剖学者であるウィリアム・ハーベイは「内臓は非常に健康で(152歳というには)若々しかった」と記録しているそうです。

ちなみに、ウィリアム・ハーベイは1628年に「血液循環説」を唱えた人物でその説自体は中国にて古くから唱えられていたものの、西洋では「血液は使い捨てである」という説が根強く残っていたといいます。

 

当時の国王チャールズ1世に謁見するほど話が膨れ上がった長寿人物騒動であったのでウィリアム・ハーベイはさすがにそれを公に主張することは終ぞ行わなかったとされています。

「彼の生年月日はその祖父のものと混同されていた可能性がある」というのがおおよその見解だといいます。

 

 

それはそれとして、トーマス・パーが生きたとされる152年。

1871年のグリーンリース社が設立してから今年(2026年)で155年。

トーマス・パーより無事長生きを果たしているのは喜ばしいことなんですわね。

綺麗に終わりましたね。

 

 

・次回

まだ

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

【レビュー】#282『シングルモルト あかし』は礎の「あかし」、潮風が運ぶ果実の波。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

暑くてウイスキーが美味しい季節から…

涼しくなってウイスキーが美味しい季節になりましたね。

気分的には写真撮るときに結露しにくい寒い時期のほうが好きです。

季節的には寒いのが本当に無理なので暑い時期のほうが好きです。

 

今回はこちら。

 

シングルモルト あかし

AKASHI SINGLE MALT

JAPANESE WHISKY

製造元:江井ヶ嶋酒造株式会社

内容量:500ml

アルコール度数:43%

シングルモルトジャパニーズウイスキー

購入時価格:3,790円(税込)

 

 

 

 

国産のシングルモルトが、こんなに試しやすい値段で!!

 

2026年6月1日(月)より販売が開始されている商品です。

…と、いっても今回は従来品が存在していてリニューアルという形の新発売です。

 

https://www.ei-sake.jp/smakashi.html

 

従来品はこんな感じです。

「あかし」らしい落ち着いた…すこし彩度を抑えた色調のラベルでした。

 

写真の腕が終わっているのは置いといて、リニューアル品はラベルの中央に「あかし」の文字(しかも金文字!)に変わり、ラベル自体の色調も彩度の上がったグリーンとなりいかにも今風な感じになりました。

 

また、大きな変更点としてアルコール度数が46%→43%に変更されています。

その影響か公式での販売価格が4,400円→4,070円(税込み)となんと値下げされています。

 

「あかし シングルモルトウイスキー」なのか「シングルモルトあかし」なのか公式でも表記ゆれがあります。

 

最近垢ぬけが止まらない「あかし」ですが、外箱も鮮やかなやや光沢のあるグリーンを纏い存在感が増しています。

また、これも他にあまり見ない表記として「エイジング」(熟成年数)を示しています。

あとは「基本熟成樽」として構成原酒もそれとなく示されています。

 

スペックはシェリー樽+バーボン樽のスタンダードな構成。

従来品はスパニッシュオークのシェリー樽+アメリカンオークのシェリー樽+バーボン樽という構成だったのですが、リニューアル品では「異なるシェリー樽熟成原酒を複数加えてブレンド比率を見直している」という説明となっています。

それとジャパニーズウイスキーを名乗っている通り熟成年数は3年以上となっています。

 

「あかし ピュアモルト」と同様プラキャップです。

 

 

・公式評(江井ヶ嶋酒造公式通販サイトより)

深く冴えわたる琥珀。
ほのかな潮と果実が香る、静かな味わいのシングルモルトウイスキー。
穏やかな潮風が吹き抜ける環境の中で熟成された「シングルモルトあかし」が、このたびリニューアルしました。

ブレンド比率を見直し、新たに異なるシェリー樽原酒を複数加えることで、

より重厚感のある果実味と、静かに広がる余韻を実現。

また、「上質なウイスキーを、もっと日常に。」という想いのもと、

アルコール度数を見直すことで、より親しみやすく、デイリーに楽しめる仕上がりへ。
ウイスキーを飲み慣れた方はもちろん、これからシングルモルトを楽しみたい方にもおすすめです。

ラベルデザインは、従来の緑を基調とした印象を継承しながら、深みのある深緑へと刷新。
瀬戸内海の穏やかな波を思わせる流麗な曲線を取り入れ、「シングルモルトあかし」が持つ静けさと奥行きを表現しました。

香り

チョコレート、オーク、カシス。
その後に広がるバナナやリンゴ、バニラの甘い果実香。
黒コショウを思わせるスパイス。

味わい

まろやかな口当たり。
麦芽由来の上品な甘みと、チョコレートのほろ苦さ。
軽やかなコクと、静かに続くドライな余韻。

おすすめの飲み方

・ストレート
・少量の加水
・ハイボール
・食後のリラックスタイムに

特にハイボールでは、果実感とほのかな潮のニュアンスが軽やかに広がり、食事とともに楽しめる味わいです。

https://shop.ei-sake.jp/view/item/000000000112?category_page_id=ct5

 

すっげぇ丁寧な解説…

…

……

ここから下、要る?

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :深く揺らめくゴールド

香り:赤いベリー系の果実香。

   時間経過でドライレーズンの甘くフルーティな香り。

   甘くてフレッシュな果実感、シェリー要素が強い。

   若めだけど深さがある感じ。即戦力の新人。

味 :待ってくれたまえ、味の洪水をワッといっきにあびせかけるのは!

   …潮を感じる。

   ブラックコーヒーのようなビター強さ。

   柑橘?ベリー然とした酸っぱフルーティな要素もある。

   それらが同時に襲ってくる。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:レーズンの甘い香りがより引き立つ。

   ラムレーズン入りのバニラアイス。

   それと引き換えに硫黄っぽさもちょっとだけ立つ。

   奥に潮っぽさも感じられる。

味 :ビターさがかなり抑えられてきた…。

   酸っぱいフルーティさは依然と。

   あとはほのかな樽感…。

   全体的に要素が引き締まっていて目が覚める。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:(たくあんとか炊き立てご飯みたいな香りがするのは

  あかし特有の香りってことでいいのだろうか…)

  潮風アンドフルーティ。

  さっぱりだけどしっかり、さっかり。

  なんというか…日本的。

  昭和時代の家屋で飲んでそうな情景が浮かぶ。

 

 

・総評

すべての「あかし」の礎となっていそうなこの感じ。

 

廉価帯「あかし」の集大成…というかこれを軸に廉価帯を作っているのかな?というくらいには順当な系譜を感じる。

とっつきやすさはそのままに、ブレンデッドラインの「あかし」とは一線を画すシングルモルトらしい重厚な味わいが堪能できる。

 

シェリー+バーボンという構成ながらシェリー樽原酒が強く出ていてかなり華やか。

シェリーを先に表記するという言葉の並び順にもそこのこだわりが出ているのかもしれない・・・。

加水以降の方向性の定まりかたが凄く、基本的にはストレートは非推奨な感じかもしれない。

 

おすすめはハイボール。

ロックでも好印象なので濃いめのハイボールだと超スゴくいいのかも。

 

 

・所感

そういえば、二毛作について公式さんからお返事をいただきました。

 

「あかし ピュアモルト」の記事で書いたコレです。

「以前と同じように冬場は日本酒、4月以降は蒸留をしている」との回答をいただけました。ありがとうございます。

 

公式さんにも見られていると考えると下手なこと言えませんわねェ~…。

…

……

いいえ…今更ですわね…。

「あかし」については「あかしステマブログ」か?というくらい好感触なこと書いているのでセーフだと思いたいです…。

 

 

・次回

まだ

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

【レビュー】#281『ホワイトホース なごみ』は極限まで角を丸めたホワイトホースのおひたし。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

自転車は一回乗るとずっと乗り方を忘れないといいますけれど、文章は継続して書かないと脳が腐ります。しかも2週間抜けるだけで(体感)だいぶ劣化します。

…別に作家じゃないんだから特に問題ない?それはそうですわね。

 

今回はこちら。

 

ホワイトホース なごみ

WHITE HORSE  NAGOMI

製造元:ディアジオ社

内容量:700ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:2,420円(税込み)

 

 

 

 

ついに日本で和みだしたホワイトホース。

 

2026年9月1日より全国にて販売が開始された商品です。

キリン公式サイトを見ている限り限定品ではなく通年販売品っぽさを醸し出しています。

 

ホワイトホースについて久しぶりに取り上げるのであらためておさらいしておくと、

「ホワイトホース」は1881年にピーター・マッキー氏により創設されたブランドであり「ラガヴーリン」、「クライゲラヒ」、「グレンエルギン」などがキーモルトとして使用されています。

また、「ホワイトホース12年」が日本市場限定という立ち位置で販売されており今回の「ホワイトホース なごみ」はそれに続く形となります。

 

で、こんなものは12年の記事でやればいいんですけれど過去の適当な時代の記事では「ホワイトホース12年」の初出を追っていなかったのでここで検証します。

 

そもそも、特級時代である1980年代初頭にはすでに日本市場限定の

「エクストラファイン」(グレンエルギン強化版)

「ホワイトホース12年デラックス」(ラガヴーリン強化版)

「ホワイトホース マイルド」(クライゲラキ強化版)

という3種のボトルが存在していました。

 

1989年のウイスキーの等級制度廃止後、1990年代初頭ごろから「ホワイトホース エクストラファイン12年」というボトルが上記3種の統合・後継品として流通していたそうで…

日本食糧新聞のアーカイブには「新ホワイトホース一二年」と呼称されている謎のボトルが1998年3月2日発売とされ、「旧ホワイトホース一二年」が1998年2月28日終売とされています。

https://news.nissyoku.co.jp/foodsnews/nss-8327-0019

 

「旧ホワイトホース一二年」=「ホワイトホース エクストラファイン12年」であるならばそれなりに息の長かったボトルとなりますが…

つまり、「ホワイトホース12年」の系譜としては1980年代ごろに居た「ホワイトホース12年デラックス」であるものの、現行品の初出としては1998年の「新ホワイトホース一二年」ということになる?ということだと思います。

詳しい方はおしえてください。

 

 

話を「なごみ」に戻します。

キリン公式サイトでは「なごみ」は日本食…とりわけ刺身や煮物などのあっさり系の日本食に合わせることを狙いとした商品とされているようです。

同じく「ファインオールド」と「12年」にもそれぞれ日本食とのペアリングを想定しておすすめな食事が提案されています。

 

https://www.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/whitehorse/



と、なると先述の特級時代3種類のうちのひとつ「ホワイトホース マイルド」(クライゲラキ強化版)みたいな扱いのものなのかも?などと考えてしまいます。

 

メタルなスクリューキャップです。

いつものうんちくですけれど、当時主流だったコルク栓ではなくメタルスクリューをはじめに導入したのがホワイトホースとされています。当ブログの天敵ともいえますね

 

 

・公式評(キリン公式サイトより)

日本の食事に合うように設計された、華やかなおいしさとスムースな味わいが特長のブレンデッドウイスキー。

https://products.kirin.co.jp/alcohol/whisky_brandy/detail.html?id=8979

 

詳細なことはブランドサイトに書いてあるので極限まで簡易的です。

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :ゴールド交じりのアンバー

香り:スモーキーさはほんの少し。

   どっちかと言わなくても潮、出汁っぽさが主体。

   青りんごのフルーティさすら感じる。

   ホワイトホースっぽいんだけど、ホワイトホースらしくない。

味 :言葉を選ばず言うならしゃばい。

   薄く引き伸ばした感。

   青りんごと柑橘と…アクセントにしょっぱさ。

   アルコールの刺激もそれなりに、余韻もさっぱり。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:バーボン樽っぽいバニラとはちみつの香り。

   キミ…ほんとにホワイトホース…?

   それとまたもやアクセント程度に潮を感じる。

味 :引き伸ばしが馴染んでくる。

   しっかりと土台に樽感。

   フルーティさと出汁感が混ざったような味わい。

   ボーっとしているとフィニッシュにほんの少しスモーク。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:スモーキー薄めの甘いホワイトホース。

  青りんごのフルーティさ強めなのでとっつきやすい。

  が、これはホワイトホースなのか…?と脳がバグる。

  先入観を捨てて飲むべきかも…?

 

 

・総評

現代のホワイトホース・マイルド。

 

ジョニ黒に寄せたホワイトホース感。

じゃあジョニ黒でよくね?は禁句で、スモーキーさを極限まで抑えて飲みやすくしている点はジョニ黒よりも踏み込んでいるところ。

出汁っぽさはスモーキーさと表裏一体と思っていたのでここまでスモーキーさを抑えたうえでそれなりに出汁感を醸し出しているのはすごいことかも。

 

おすすめは当然ハイボール。

そもそも加水以降がピントが合ってくるのでおすすめ。

 

 

・所感

ホワイトホースをホワイトホースたらしめているのは何か?というのを考えさせられますわね…

 

食事と合わせるというコンセプトはとっつきやすく、ウイスキーに馴染みのない人にもリーチできる可能性を秘めていますけれど…

食をメインに考えているか酒をメインに考えているか、の価値観の違いで受け取るニュアンスが結構変わってきますわね。

わてくしは断然後者です。

 

酒メインの人は12年を好みそうですし、食メインの人はなごみやファインオールドが合うのかしら…?などと考えています。

ただ、価格はそうはいかずもうちょっと手を伸ばせば12年が買える価格帯ですのでそこはちょっと厳しいところですわね…?

ファインオールド+αくらいなら全然選択肢に挙がりそうな温度感です。個人の感想です。

スモーキーは麻薬。

 

あと今回iPadで記事を書いてみました。

普段の3倍くらい時間がかかりました。終わってますわね。

 

 

・前回 

asgsn.hatenablog.com

 

・次回

まだ

 

【レビュー】#280『ビッグピート クレイジースモーキーエディション』は”あの”燃えカスの裏側、解決編。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

最近果汁グミにハマっています。

でもウイスキーには合わない気がします。

 

今回はこちら。

 

ビッグピート クレイジースモーキーエディション

BIG PEAT CRAZY SMOKY EDITION

製造元:ダグラスレイン社

内容量:200ml

アルコール度数:46%

ブレンデッドモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:2,750円(税込)

 

 

 

 

コンビニにビッグピートのボトルが並ぶ日が来るとは。

 

2026年8月11日(火)から全国の酒類取り扱いローソン店舗限定で販売されています。

前回の「クレイジースモーキーハイボール」と同時発売ですね。

asgsn.hatenablog.com

 

こちらはまんまハイボール缶の中身であり、炭酸水でアルコール度数9%になるように割ればほぼほぼハイボール缶と同じ味になるものだと思われます。

 

缶(開封済み)と並べてみると色合いからして彩度が低くなんだか渋さが出ています…というか缶のほうがやたら鮮やかです。

こんなボトルを買うのは理解(わか)っているクレイジーな人間しかいないでしょう…という判断でややキャッチーさを抑えているのかもしれません。

ダンディ。

 

THIS BESPOKE BLEND HAS BEEN CAREFULLY CRAFTED TO SIT ALONGSIDE THE "CRAZY WHISKY HIGHBALL", COMPLEMENTING ITS BOLD CHARACTER WITH BALANCE, DEPTH AND STRUCTURE, REVEALING LAYERS OF SMOULDERING PEAT, CHARRED OAK AND A LINGERING WARMTH.

この特製ブレンドは、「クレイジー・ウイスキー・ハイボール」と相性抜群となるよう丹念に醸造されており、その力強いキャラクターをバランス、深み、そして骨格で引き立て、くすぶるようなピートの香り、焦げたオークの香り、そして長く続く温かみといった、重層的な味わいを引き出しています。(DeepL)

 

前回の記事で「さんざん探し回ったけれどこのボトルが見つからない」みたいなことを書きましたが、実際山奥のローソンまで行ってようやく入手できました。

悲しいことに転売対象として目を付けられている…なんてこともTwitterで見かけました。

ていうかウイスキーの投機っていまだにやってる人居るんですね。

 

で、なんとコルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!コンビニサイズでも手を抜かない!!!!!!全力で行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

を感じる。

 

 

・公式評(ローソン公式サイトより)

クレイジースモーキーハイボールと同じウイスキーを使用したミニボトル。アルコール度数46.0%。

 

例のごとくこの1週間で公式からページが消滅していたので前回捕まえておいたスクショがさっそく役に立ちます。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :クリーム色、黄ばんだ白。

香り:鼻をつんざくアルコールアタック。

   くぐもったスモーキー感。

   革っぽいし、柑橘っぽいし、潮っぽいし、燃えカスっぽい。

   見ての通り、嗅いでの通りの若い原酒感。

味 :乳製品っぽさ、甘さ、よき若さ。

   枯れ草を燃やした感じだったり、書斎っぽさ。

   不参加だろうと思うけれどもラガヴーリン8年に似ている。

   それはそれとして早く炭酸で割りたくなる。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:さらに革っぽくなる。

   ボウモア大爆発。靴屋の香り。

   乳製品っぽさも一瞬立ち昇る。

味 :すでにドライさがにじみ出ている。

   余韻にかけては結構ビターさが際立つ。

   スモーキーさはあるにはあるけれど、まだノイズ混じり。

   パワーも全力が出ていない感じ。

   クレイジーなスモーキーまで、あと少し。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:やっぱこれなんだわ。

  甘さなんぞ雑味と言わんばかりのスモーキー単騎。

  爆風で逆巻く煙。煙の嵐。燃焼した木炭。

  苦しくないのにせき込みそうになる。

  かろうじてビターさだけが追随を許されている。

  このキレは癖になる。

 

 

・総評

最初から「そこ」にいたボウモアっぽさに気付ける。

 

クレイジースモーキーハイボール缶では焦げ感ばっかり気になっていたものの、ボトルのビッグピートのようにボウモアの主役感(?)はクレイジースモーキーエディションでもしっかりと感じられる。

ボトル版ビッグピートはその原酒の若さっぷりから最初っからハイボールを強く推奨なのに対して、こちらはハイボール缶が前提としてあるので「解決編」と言わんばかりにいろんな飲み方で紐解きたくなる。

 

ハイボール缶ではかすかに程度しか感じられなかった甘みは炭酸水で割る前は意外とあったり、スモーキー度合いは炭酸水で割ってこそ際立つ…なんてことがわかったりと総じてハイボール缶の裏側を覗けるようなボトル。

 

けれどもおすすめはやっぱりハイボール。

濃いめに作るとドライさの中に甘さが見える、というハイボール缶とは違ったバランスの良さが見えてこれもまたよい。

 

 

・所感

こうやって記事を書いていると飲んだときのあの強烈な香りを思い出しますわ。

 

限定品のハイボール缶全般に言えることですけれど、ハイボール缶は賞味期限が存在するので1年以内くらいには飲んでしまわないといけないのが大きなデメリットでしたのよね。

それを解決した形になるのが今回のボトルと考えると…大きな一歩かもしれません。

 

5年後くらいにアレ、また飲みたいですわねェ…となったときに半永久的に保管できるボトルがあることで常にこのクレイジースモーキーに浸れる安心感を金で買っているのでしてよ。

でも超クセのあるビッグピートのミニボトルでも転売騒ぎになるってことはハイボール缶の中身シリーズ山崎/白州なんかが出てしまうとコンビニに行列ができてしまいますわね…。はぁ。

 

 

・次回

まだ

 

・前回

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【レビュー】#279『ビッグピート クレイジースモーキーハイボール』はシンプルに、”飲む”燃えカス。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

気付けば8月ももう半分、やりたいことは残っていませんか?

ちなみに久々に原神をやりだしてから1ヵ月経つっぽいです…滅茶苦茶楽しくて毎日寝るまでやってます…。

 

今回はこちら。

 

ビッグピート クレイジースモーキーハイボール

BIG PEAT CRAZY SMOKY HIGHBALL

製造元:ダグラスレイン社(ウイスキー部分)

内容量:350ml

アルコール度数:9%

ブレンデッドモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:600円(税込)

 

 

 

 

ローソンに「おじさん」が帰ってきたぞ!!

 

2026年8月11日(火)から全国の酒類取り扱いローソン店舗限定で販売されています。

帰ってきたというのはちょうど1年前にもローソンに「おじさん」が出没していたからです。

asgsn.hatenablog.com

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「ビッグピートとは?」というところは過去の2記事に明るいと思いますので併せてお読みいただければ嬉しいです。

 

超ざっくりと書くと・・・

・「ダグラスレイン社」が手掛けるアイラ・ブレンデッドモルトウイスキー

・中身は「ボウモア」「カリラ」「アードベッグ」、元閉鎖蒸留所の「ポートエレン」

ということです。

 

突如として現れたスモーキーレベルという指標。

他に比較対象が存在しないのでこの★★★★はどれくらいのレベルなのかわかりませんが、「祭りなんだからこまけぇこたぁいいんだよ!!!」ということだと思います。

 

https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1530737_1996.html

また、前回はハイボール缶に際してボトル版とは違う独自のブレンドがなされていたのでその記事でも「ハイボール缶用のブレンドのボトル版が欲しいですわねぇ」などということを書いていましたが、今回はその声に応えてかなんと200mlサイズのボトルも同時発売されています。(アルコール度数46%)

 

…けれども、お店に売っていないです。

近所のローソンを大量に回っても缶ハイボールはあるもののミニボトルは売っていた形跡すらなく、幻のポケモンと化しています。(地域差)

ので、手元にありません。記事にできないかもしれないです。

 

右が前回のスーパースモーキーハイボール缶、ちなみに今回もクレイジースモーキーハイボール缶とともに復刻販売されています。

ボウモアを強めに感じるボトル版と比べて、スーパースモーキーハイボール缶はアードベッグをより感じるようなブレンドな気がしました(個人の感想)。

 

 

・公式評(ローソン公式サイトより)

ビッグピートスーパースモーキーハイボールに続き、スモーキーさがアップしたクレイジースモーキーハイボールが新登場!突き抜けるスモーキーさが通を唸らせます。アルコール度数9.0%。

https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1530738_1996.html

 

 

毎回言ってるような気がしますけれど、ローソン公式は販売期間真っ只中であっても商品ページを容赦なく消すメンヘラ垢みたいな行為を以前から繰り返しているのでスクショで捕らえておきました。

 

 

・氷なしで飲んでみる

色 :やはり白濁していてレモン酎ハイっぽい。

香り:アイラの風が、吹く。

   ものすごい煙と、ものすごい潮。

   嵐の海岸線でやる焚き火。

   かすかなグレープフルーツっぽいフルーティさが救難信号を出している。

味 :結構ドライな感じ、媚びてない。

   香りのスモークを纏ったまま、ややミネラルっぽく、それでいてビター。

   アイラ島の水道水はこんな感じなのだろうか(???????)。

   持続は短い。何から何まで潔い。

 

 

・氷ありで飲んでみる

香り:さすがにスモーキーな香りは氷で薄まっても漂ってくる…。

味 :さらにドライになる。

   アイラ島のおじさんの晩酌風景が浮かぶ。

   とろっと、きりっとしている。

   爽やかな燃えカスを飲む感じ。

   焦げの苦みが残る。

   もはや、「これはウイスキーなのか…?」とまで感じる。

 

 

・缶から直で飲んでみる

味:やや潮、やや柑橘。

  燃え尽きた焦げ部分の苦み。

  燃えカス。

  焼き肉の網のはじっこで真っ黒になったやつ。

  キャンプ飯の終わりらへん。

  野焼き。

  飲む燃えカス。

 

 

・総評

しっかり、クレイジー。

 

スモーキーさを突き詰めるとこうなるのか、となる。

この世にこんな飲み物があることに感謝。

それがウイスキーであることにさらに感謝。

 

なにがクレイジーなのかというと、もうほぼほぼ煙味の飲み物で甘さとかそういう生ぬるい要素はどうでもいいみたいなブレンドで商品としてお出しされているということ。

ウイスキーの醍醐味であるスモーキーさを突き詰めると逆にウイスキーであるのかすらわからなくなる、不思議な体験ができる。

 

味わいはドライで焦げ焦げ。

焦げっぽい苦さとほんの少しのフルーティ、ほんの少しの潮感が居るだけであとはほとんどスモーキー。プルタブを開けた瞬間煙の火災報知器が鳴るかもしれない。

 

おすすめは缶直飲み。

焦げ・オブ・焦げを極限まで楽しめる。

 

 

・所感

毎年お盆に帰ってくるおじさんって不謹慎な話になりますのでやめときますわね。

 

スモーキーにまみれてトリップしたいときはアリ。

全体的なバランスを見るとスーパースモーキーハイボールに軍配が…かも。

 

ここだけスモーキー特化、スモーキー以外いらねェというスタンスのものを見せられると結局くっさいウイスキーでもくっさいだけでなく要素の複合的なあれこれで個性を出しているんだなぁと再確認できますわね。

 

 

それはいいから今回のミニボトル近所で入荷しませんこと!!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢

 

 

・次回

まだ

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

 

【レビュー】#278『レジットハイボール スプラッシュスター』は夏に弾けるレモンと煙、喧噪の変化球。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

お盆休みがある方はめいっぱい楽しんでくださいませね。

…

 

今回はこちら。

レジットハイボール スプラッシュスター

LEGIT HIGHBALL Splash Star

製造元:(ほぼ)アイル・オブ・ラッセイ蒸溜所

内容量:350ml

アルコール度数:8%

リキュール

(ほぼ・ブレンデッドモルト・スコッチウイスキー)

購入時価格:370円(税込み)

 

 

 

 

スパスパスパークスプラッシュ☆スター

 ふたつは ふたつは ラッ☆セ☆イ☆

 

2026年7月21日(火)から全国の酒類取り扱いローソン店舗限定で販売されています。

前回の「サイレントムーン」と同時発売です。

asgsn.hatenablog.com

 

前回と同じ内容になりますけれど…

レジットという名前でリリースされていますが、その中身の99.9%はアイランズ・スコッチモルトであるところの「アイル・オブ・ラッセイ」。

スコットランド西部の島々を指すヘブリディーズ諸島に属するラッセイ島に構えた2017年に設立された新進気鋭の蒸留所です。

 

…という「中身ほぼアイル・オブ・ラッセイ」の2本目の記事になります。

ざっくりと触れておくと前回の「サイレントムーン」はウイスキー+炭酸の正統派、今回の「スプラッシュスター」はウイスキー+炭酸+レモンピールエキスなどの混ぜ物がある変化球となっているようです。

 

あと、サイレントムーンでは「New!」と叫んでいるネコチャンが「Nya!」と叫んでいますね。

かわいいね。(猫派)

 

と、いうことでウイスキー+炭酸のみではないため「ウイスキー」は名乗れず「リキュール」という体裁をとっています。

このあたりは業界最大手である「角ハイボール缶」についても同じような理由でリキュールを名乗っています。

 

また、このすぐ下でも記載がありますが通常よりライウイスキー樽熟成原酒の比率を高めてあるとのことです。

そもそも、「アイル・オブ・ラッセイ」の特徴としてライウイスキー樽、ボルドー赤ワイン樽原酒、チンカピンオーク樽でノンピート、ピーテッド原酒をそれぞれ熟成しているというかなりの変化球をしています。

 

 

・公式評(PRTIMES ニュースリリースより)

「レジットハイボール スプラッシュスター 缶」はアウトドアや野外フェスなどで親しい友人たちと賑やかに乾杯するシーンをイメージして造られました。通常のアイル・オブ・ラッセイ蒸溜所のモルトウイスキーよりも、ライウイスキー樽熟成の原酒の比率を高め、アクセントにレモンピールエキスを加えることで、スパイシーで爽快な味わいを実現しました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000145363.html

 

例のごとくローソン公式サイトについては消滅済みです。

 

 

・氷なしで飲んでみる

色 :やや薄め、白っぽい。

香り:硫黄っぽさ、ケミカルな香り。

   柑橘っぽいハイランドモルトチックな感じ。

   それとほんのりと潮。

   あとはスモーキーさはかすかに…?香りからはなんとも…。

味 :サイレントに、スモーキー。

   柑橘のフルーティさが際立っている。

   口に含んだときにレモンっぽい風味がふわりと立ちのぼる。

   最近飲んでいる緑茶とレモングラスのフレーバードティーに似ている。

 

 

・氷ありで飲んでみる

味:すっげえスモーキー。

  柑橘めいたフルーティさとスモーキー。

  やや軽めに変貌し、すっきりフルーティさが飲みやすい。

  ただスモーキーさはかなりある。ギャップが面白い。

  

 

・缶から直で飲んでみる

味:なんか…かなりガッツリとスモーキー。

  レモンピールエキス要素は口に含んだ瞬間に感じる程度。

  もともとの柑橘っぽいキャラクターと相まって爽やかなイメージ。

  スモーキーさは煙系なのでヨードっぽさはない、と思う…。

  どっしりとしているようで、さっぱり軽やか…?

  

 

・総評

変化球が投げる、変化球。

 

「アイル・オブ・ラッセイ」の作り分けの幅の力をまざまざと見せつけられているような。

「サイレントムーン」との飲み比べをするとより楽しめる構成…だと思う。

 

とにかく柑橘でスモーキー。

口に含んだ瞬間のアクセント程度にとどまっているものの、レモンピールエキスがかなり良い仕事をしていて爽やかさの演出に多大に貢献している感じ。

 

「サイレントムーン」と比較すると最初っからスモーキーさを隠していない。

弾ける柑橘にやんちゃなスモークさ、夏に飲みたいハイボールなのは間違いない…。

 

氷なしはややクセを感じる。それでも香りを含めた要素の華やかさは随一。

クセ抜きでいけば缶直飲み。ふわりと香るレモン感がとても、夏。

氷ありはスモーキー。軽やかなんだけどスモーキー。

 

 

・所感

正統派と個性派…悩みますわねぇ~~。

 

あのさぁ なんで二択なの?(鎧)

 

しっかりと場面を選んで使い分けられる2本で、それぞれにそれぞれの良さを感じますわね。

こう…パッと見は個性派に惹かれる気がしますけれど…長く付き合えるのは正統派だったりと…。

 

頭空っぽにして飲みたいのは「スプラッシュスター」、じっくりと落ち着いて飲みたいのは「サイレントムーン」と、わたくしは思いました。

なんなら「サイレントムーン」は秋にも似合いそうですわね。

 

前回いろいろ書きすぎて書くことがなくなりましてよ。

というか週一の更新ペースって遅すぎますかね…?

 

 

・次回

まだ

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

【レビュー】#277『レジットハイボール サイレントムーン』は月夜に漂う潮と果実、”飲む"静けさ。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

気付いたら無告知で先週の更新を休んでいました…。

シンプルに本業が忙しかったのと、最近原神をひさびさに再開して延々やっているせいで何もかもが手についていません。やばい。

 

今回はまたハイボール缶。こちら。

 

レジットハイボール サイレントムーン

LEGIT HIGHBALL Silent Moon

製造元:(ほぼ)アイル・オブ・ラッセイ蒸溜所

内容量:350ml

アルコール度数:8%

ブレンデッドモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:370円(税込み)

 

 

 

 

変わりばんこに カオだして みんなを見守ってくれてるよォ~

 

2026年7月21日(火)から全国の種類取り扱いローソン店舗限定で販売されています。

息つく暇もないほどにハイボール缶が出続けている世の中です。

 

レジットという名前でリリースされていますが、その中身の99.9%はアイランズ・スコッチモルトであるところの「アイル・オブ・ラッセイ」。

スコットランド西部の島々を指すヘブリディーズ諸島に属するラッセイ島に構えた2017年に設立された新進気鋭の蒸留所です。

 

…という「中身ほぼアイル・オブ・ラッセイ」が、今回2本リリースされており今回はその片方の記事となります。

ざっくりと触れておくと左の「サイレントムーン」はウイスキー+炭酸の正統派、右の「スプラッシュスター」はウイスキー+炭酸+レモンピールエキスなどの混ぜ物がある変化球となっているようです。

 

「なんで100%じゃなくて99.9%なの?」という疑問が当然湧いてくるところですが、公式からは特に明言はされていないようですけれどおそらくはバルク輸入の関係だと思います。

 

ウイスキーにおいてバルクと呼ばれるものは、主にブレンド用として使用されることを目的とした大容量タンクなどで輸入される原酒のことを指し、スコッチ法にて「シングルモルトのバルクとしての輸出を禁止」されています。

と、いうわけで「シングルモルトとしてのアイル・オブ・ラッセイ」の大量輸入はできず、「99.9%のラッセイ原酒に0.01%の他のモルトを混ぜたブレンデッドモルト」として今回輸入した、という形を取っているのだと思われます。

シングルモルトとしての輸入というのはバルクに限った話であり、当然製品として瓶詰めされたものは可であるので、ハイボール缶用にボトルをたくさん用意して製造・販売するというのはできなくもない話です。できなくもないですがとんでもなく効率の悪い話です。

 

と、いうわけで原材料はモルト+炭酸のシンプル構成。

販売者は例のロッホローモンドでも触れた、ラッセイの正規輸入代理店でもあるところの株式会社都光です。

 

・公式評(PRTIMES ニュースリリースより)

「レジットハイボール サイレントムーン 缶」は静かな月夜の一人の贅沢な時間に、ゆっくりと本格的なハイボールをお召し上がりいただきたいという想いを込めて造られました。通常のアイル・オブ・ラッセイ蒸溜所のモルトウイスキーよりも、チンカピンオーク樽熟成の原酒の比率を高めることで、コクのある深い味わいを実現しました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000116.000145363.html

 

ローソンの公式ページも見に行ったものの、すでにページが消滅していました。

不思議なムーブです。

 

 

・氷なしで飲んでみる

色 :ハイボール缶にしては濃いめのゴールド

香り:柑橘、モルト、潮、レーズン…ぶどう系?

   なかなかにわかりやすいしとっつきやすいキャラクター。

   それでいてありきたりでもなくしっかりとした個性。

味 :ハイボールなのに濃くどっしりとした味わい。

   舌の両端に残る渋みとともにぶどうっぽいフルーティさ。

   それとともにほんのりと暖かなモルト感。

   余韻についてもブレずに余韻も長めに続いていく。

 

 

・氷ありで飲んでみる

味:ほんのりとスモークを纏いはじめる。

  やんわりと甘くて、やんわりとフルーティ。

  燻製にした果汁グミみたいな感じ。(???????????????)

  薄まるとスモーキーさが出るのは珍しいタイプかも。

 

 

・缶から直で飲んでみる

味:柑橘、モルト、潮。

  モルトのじんわりとした味わい深さが土台。

  アイランズモルトらしく(?)潮っぽさがほのかに。

  鮮やか、バランスがよい。

 

 

・総評

「ラッセイ」のファーストコンタクトにはうってつけ。

 

品のよいアイランズモルトと言った感じ(ほかが下品という意味ではない…)。

全体的にエレガント、まとまりがよい。

 

味わいもモルト由来のふくよかな甘香ばしさがしっかりとしているのに加え、フルーティ、潮…それぞれの味の特徴の分解もしやすいなどという超親切さを備えている。

…かと思えば氷ありで飲んでみるとまたアイランズモルトっぽいスモーキーな一面を見せ飽きさせないキャラクターをしている…。

 

味わいを最も濃く感じたのは氷なしでグラスに注ぐ飲み方。

味の属性を判別しやすいのは缶直、スモーキーさも楽しみたければ氷あり…と順番を経て様々楽しんで見ていただきたい。

(スモーキーさの関係上氷ありは最後がいいかも)

 

 

・所感

「ラッセイ」って実在する島の名前だったんですわね。

 

超失礼な言い方になりますけれど、おふざけあそばれた付けられたお名前かと結構長い間思っていました。

どう考えても「ラッセーラーラッセーラー」が頭によぎっているせいだと思いますわ…まぁ、いやですわね。

 

・・・そういうことは置いておきまして、正統派である「サイレントムーン」もじつはボトル版とはまた違った構成だと明言されていて、チンカピンオーク樽熟成原酒の比率を高めているとのことですわ。

チンカピンオークとは近年注目されつつある樽材で、タンニンがやや多く含まれておりスパニッシュオーク樽だったりミズナラ樽だったりに似たような属性を原酒に与えられると言われているそうですわね。

そんなに都合のいいものがあるのかは謎ですわね、相応のデメリットもじつはあるのかもしれませんですし…(人間不信)

 

そういう構成の変更事情も相まって、やはり瓶詰めボトルだけを輸入するわけにはいかず0.01%の混ぜ物をして「アイル・オブ・ラッセイ」を名乗れない状態にしておいてバルク輸入する必要があったのですわね。

 

 

 

こういう話は本文でするべきだったと書いてて思いました。(今更)

でもそれをすると逆に所感すかすか♡になってしまうのと単純に面倒なのでこのままにしておきます。

素朴な疑問ですけれど普段所感の部分って読まれているのでしょうか…?

 

 

 

・次回

スパスパスパークスプラッシュ☆スター (たぶん)

 

・前回

asgsn.hatenablog.com