なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいこと

【レビュー】#12 ホワイトホース ファインオールドを飲んだ。

寝すぎる原因がわかりました。

就寝がおそすぎる!

日付が変わってから仕事から帰ってきてインターネットとかイラストとかやっているとだいたい深夜の3時半くらいなっています。それから寝ているのでそりゃ寝すぎるわ…枕の環境とかはどうでもよかったわけです。いまさら…?

 

 

しょうもない原因が分かったところで第12回はこちら。

 

 

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ホワイトホース ファインオールド

WHITE HORSE  FINE OLD

製造元:ホワイトホース・ディスティラーズ社

内容量:200ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:400円くらい(忘れた)

 

 

「美味いほーっす、ホワイトホース」のキャッチコピーでおなじみの通常版のホワイトホース。12年をレビューした手前、こちらも飲んでおきたかったのでコンビニでポケットボトルを買ってきました。

 

ざっくりとしたことはだいたいほかの記事で語り尽くしてしまったので少しだけ細かいことを。

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「ホワイトホース」1881年にピーター・マッキー氏により創設されたブランドでありラガヴーリン」、「クライゲラヒ」、「グレンエルギン」などがキーモルトとして使用されている。特にラガヴーリンはピーター氏の叔父のジェームズ・ローガン・マッキー氏が当時蒸留所を所有していた縁で関係が深い。叔父の死去後はピーターが引き継ぎオーナーとなっている。

また、ピーター氏の唯一の子供にも叔父と同名のジェームズ・ローガン・マッキーと名付け、第一次世界大戦で子供のローガンを失った後に「ローガンズ」という息子の名前を冠したウイスキーを発売していた。(発売はピーター氏の死去後)

ちなみに「ホワイトホース」の由来は、ピーター氏の家の近所にあった酒場兼宿屋の「ホワイトホースセラー」からと言われている。事実、当初の名前はまんま「ホワイトホースセラー」だったらしい。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

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12年のレビューでダサいと評した黄色ラベルだが、接写してみると悪くない気がする。

たぶんキャップも黄色いのがマズいんだと思う。なんだか日焼けして色が薄れたように見えてしまう。

※確認してみたら700ml版は黒キャップでした。かっこよかった。

 

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もちろんスクリューキャップ。

 

 

・公式評(日本版ホワイトホース公式サイト)

花や蜂蜜を思わせるフレッシュな香り、まろやかさ、ドライさのバランスが取れた上質な味わい。

https://www.kirin.co.jp/products/whisky_brandy/whitehorse/

 

少ない…

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :明るいゴールド

香り:ややこもった潮、ヨード感。アルコールの刺激感はややある。奥にモルトの甘い香りもある。

味 :ややアルコールがピリっとくるがそこまでではない。香りから連想した通りの味、といったところで潮っぽさ、モルト由来の甘味、余韻にビター感が残る。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:甘い香りが前に出てくる。特有の潮っぽさと相まってなかなかいい芳香。

味 :なんだか味がいろいろと薄まったような気がする。意外にもアルコール刺激はストレートのまま残っている。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:スモーキーさが引き立つ。余韻に甘さが残り非常に飲みやすい。

 

 

 

・総評

意外にもストレートでもまともに飲めて驚いた。後天的味覚が養われてきてるんでしょうか。ただロックで飲んだ場合は唯一微妙に感じました。このウイスキー特有の「良いクセ」が全部霧散していく感じだったので勿体なく思いました。やはりハイボールで飲むのが一番「美味いほーっす」

割と大きい気付きは、想像していたより「荒々しくて奔放」ではなかったこと。アルコール刺激もあることにはあるがピリピリ痛いほどではないし、まさしく「馬に後ろ足で蹴られる」ような荒削りなものではなく、むしろ繊細で、洗練されたものを感じました。独特のヨード感を荒々しさと表現するのであればそうなのかもしれませんが。

12年との比較ですが、「ファインオールドを知ってこその12年」な感じがするので一概にどっちがどうとはジャッジしにくいです。これこそ縦飲みの醍醐味ってヤツです。もちろん12年のほうがコク深さはまさっているし、ファインオールドのハイボールは万人に受け入れられるフレッシュさがあり替えがたいものがあります。

 

 

・所感

12年やらで語り尽くしたせいで書くことなくなったんじゃないですの?などと懸念しておりましたが意外と筆が進みましたわね。

ひとつ前の記事では初心者にはオススメしづらいなどと書きましたが、要は飲み方次第ですのでお食事とのマリアージュを上手く考えればべつに初心者にホワイトホースをお出してもいいしジョニ赤でもバラファイでもいいんじゃないですの?と思いますわよ。ただ、飲み方として食事とのマリアージュで引き立たせるのはもちろん、一種の「慣れ」も必要ですのでやはり初心者が一番目に選ぶものにしては少々クセが強すぎるような気がしないでもありませんわ。手のひらクルクルですわ。

特筆すべきは入手性・安価さですわ!コンビニでもほぼ置いていますしスーパーでも大概置いていますので気軽に購入でき、なおかつハイボールとの相性が抜群なのでこれからの暑い季節にはピッタリではなくて?ちなみに700mlでだいたい1,000円前後ですわよ。

 

 

・12年はこちら

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

 

【”天啓の”1本を探そう】初心者にオススメなウイスキーを考える。

皆さんは思い出のお酒とかってありますか?

 

自分はマッサンブームが起こった後の2016年頃くらいからウイスキーを飲み始めたのでジャパニーズのエイジ物がまだ安く、たくさんあった頃のことはまぁ全く知りません。ちょっとおしゃれな飲食店で知ったかぶって「ふ~ん竹鶴ねぇ…」とか言いながらハイボールをがぶ飲みしてた記憶がある…

 

はじまりはただ漠然と、いろんなお酒を飲んでみたいという思いからでした。

当時は今とは違う仕事をしていて、正直ブラック企業一歩手前で多忙を極めていました。だから週に1回訪れる休日前の夜がとても貴重で、晩酌を愉しいものにしたかったんでしょう。ビールも日本酒も飲み飽きた、焼酎はくさいから苦手、ワインもそこそこ飲んでみた。次は・・・

という手の出し方がウイスキーとの出会いでした。

 

・”合わなかった”1本

一番初めに当時よくお話をしていたTwitterのフォロワーにおススメのウイスキーを尋ねてみました。返ってきたおススメがバランタイン ファイネスト」

 

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正直これは最悪でした。(当時の感想)

12年とか7年とかを飲んでみた今でもファイネストは敬遠して一切飲んでいません。いつかリベンジできるといいですが…

そもそもウイスキーアクワイアード・テイスト」(後天的味覚)という、経験を重ねるうちに好きになるものと言われています。いま飲んだら好意的に取れるような気がしないでもありません。

結局何が最悪だったのかは覚えてないですが、とにかくこの1本で一時的にウイスキーが嫌いになってしまいました。良くも悪くもこれが思い出のウイスキーのうちの1本です。ちなみに薦めてくれたフォロワーのことは恨んでいません。交流はなくなりましたが…

 

 

・”天啓の”1本

それから少し時間を置いて、どういう縁か「ザ・グレンリベット12年」グレンモーレンジ10年」を購入し、グレンリベットのクオリティの高さに感動し本格的にウイスキーを飲み始めます。補足するまでもないですがグレンモーレンジも美味しかったですよ。

 

 

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当時は今でいう旧ラベルのグレンリベットだったので緑のボトルでした。今は透明ボトルですね。中身も変わってるとか…

これがウイスキー観を覆してくれた、まさに「天啓」の1本です。

 

ウイスキー入門がスペイサイドモルトの人って多いんでしょうか?ウイスキーの印象を良いものにするにはうってつけなので自分もスペイサイドモルトかハイランドモルトを薦めたいと思っていますが…

 

 

 ・初心者にはブレンデッド?

シングルモルトと比べればブレンデッドのほうが一般的に飲みやすいとされているし、価格もシングルモルトに比べれば安価なラインナップがそろっているので選択肢として大いにアリでしょう。

アイラのネガキャンではないですが、アイラモルトをキーモルトに使用しているブレンデッドは薦めないほうがいいと思う。後天的味覚を養う前に嫌いになっちゃあおしめえだからです。

そういう面では

バランタイン ファイネスト」(キーモルトアードベッグ

「ジョニ赤」(キーモルトにカリラ)

「ホワイトホース」(キーモルトラガヴーリン

 

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この辺は地雷かもしれません。これらはいろんなところで売っているゆえに手を出しがちなんですがね…安いし…

 

そもそも、ビール初心者にクッソ苦いIPAを飲ませたり、焼酎初心者にクッソ臭い芋焼酎を飲ませたりするかぁ!?ってところです。・・・そりゃあ本人の意向もあるだろうけど最初はやさしめなものから慣らしていくものです。

 

通販というクッションを置いてでも

「ホワイト&マッカイ」(アルコール刺激がほとんどない、甘く華やかで飲み方を選ばないオールラウンダー)

「フェイマスグラウス ファイネスト」(加水の伸びがよく、ハイボールでの甘いレーズン香はこの価格帯では随一)

カティサーク」(ライトな口当たりで、柑橘系のような爽やかな風味)

のような華やかで甘さのあるものから入っていくのをオススメしたい。このへんは1,000円台で購入できるし。

 

 

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・初心者にはシングルモルト

一般的にシングルモルトはブレンデッドと比べて癖が強いなどと言われていますが、強烈なのは「アイラ・モルト」くらいなのでべつに初心者に対してシングルモルトを薦めてもいいと思います。

むしろ未知のものに対して物怖じせずにお金が出せるなら断然シングルモルトをオススメしたいです。

 

入手性に優れ、なおかつ価格も高すぎない。という面で見るとやはり

「ザ・グレンリベット12年」(バニラやはちみつのような風味を伴い、柔らかく滑らかな味わい)

グレンフィディック12年」(甘くフルーティ、洋ナシやレモンを感じさせる爽やかな風味)

グレンモーレンジ10年」(はちみつやシトラス、フローラルな香りと芳醇な余韻)

あたりが無難なところでしょうか。

 

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・・・余計無難さが増すかもしれませんが

「アラン10年」(フルーティでなめらかな甘み、エレガントなまとまり)

グレンファークラス12年」(軽やかなドライフルーツ感、シェリー樽のフルーティさ)

あたりも比較的安価かつ高品質です。

 

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年数ものであるのでピリっとくるアルコール刺激も少ないし、熟成による味の深み、様々な飲み方に堪え得るポテンシャルも十分にあり、末永く愛せる1本に出逢えることでしょう。

 

 

・結局何がいいの?

すべては自分次第です。

ウイスキーというものは銘柄選びから飲み方まで多種多様なところが面白さでもあるので、それを人に委ねるというのは正直もったいないです。

 

結局投げ出すんかい!って感じですが、正直このバカでかい世界は自分から踏み込んでこそだと思っての結論です。

・・・おすすめならいくらでも出せますが責任は取りたくないのが本音です。

とにかく!人の味覚の好みなんて千差万別なのでそれに合致するものを探し当てるのが楽しみでもあります。初体験は一度きりです。どうか嫌いにならないように手伝うことが我にとって最大限できることです。少しでも参考になれば幸いです。

 

ちなみに!上で触れたバランタインファイネストやらジョニ赤やらホワイトホースが悪いウイスキーってワケじゃないんだからね!!初心者にはちょっとむずかしいかなって思っただけなんだから!!!か、勘違いしないでよね!!!!

 

 

 

 

【レビュー】#11 ホワイトホース12年を飲んだ。

毎回記事の初めになにかしら書いているのは普通に”日記”です。もちろん読み飛ばしてもらって構いません。私生活を文章にとどめておくと後から見返した時にこの時期はこういうことやってたんだなと振り返ることができて便利だと思っただけです。

前回、枕をやっぱり高くしたほうがいいのかなとか言っていましたが早速実践してみると、異常に長かった睡眠時間が2時間くらい減り、しかもすっきりとした目覚め。もし睡眠不足とか過睡眠に悩んでいる人が居たら枕の環境を変えてみるの、おススメです!

 

 

第11回は前にもチラッと写っていたこちら。

 

 

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ホワイトホース12年

WHITE HORSE  AGED 12 YEARS

製造元:ホワイトホース・ディスティラーズ社

内容量:700ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:1,683円(税込み)

 

 

言わずと知れたブレンデッド・スコッチ。ホワイトホースのあれこれなどは過去記事にていろいろと言及しているので興味のある方は是非そちらも。(記事下にリンク置きます。)

ホワイトホース12年は「スコットランドで製造され、スコットランドでボトリングされたものが日本市場限定で販売されている」というやや特殊な販売形態です。

余談ですが黄色いラベルの「ファインオールド」の大容量ボトルについては、「スコットランドからバルク品として直輸入してキリンの富士御殿場蒸留所にてボトリングされている」というさらに特殊な形態らしいです。容器がペットボトルだから?

5月末のamazonのタイムセールで異常に安くなっていたので衝動的に購入しました。(平時は2,100円くらい)なおファインオールドは飲んだことがありません。

 

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どうも綺麗に撮れないのですが、「WHITEHORSE」の文字には金で影つけされていてやや高級感が漂います。クリーム色赤茶色基調のラベルも落ち着いた雰囲気を出していてカッコいいと思います。

散々言われてきたことと思いますが、「ファインオールド」のラベルデザインはまじでダサいからなんとかしたほうがいいと思う。

 

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裏ラベルの金字ロゴをそのまま使えばいいのになぁ

 

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スクリューキャップ。

おわり!!!

鉄板ウンチクですが金属製スクリューキャップをはじめに導入したのがホワイトホースです。 

 

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ここにも白馬が。

 

 

 

・公式評(日本版ホワイトホース公式サイト)

日本市場専用に開発されたホワイトホースの プレミアム品。

長く豊かな余韻が続く、華やかでフルーティな香りとまろやかな味わい。

https://www.kirin.co.jp/products/whisky_brandy/whitehorse/

 

・・・これだけ?

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :熟成感を感じる琥珀

香り:潮の香りというか出汁の香りというか・・・独特の芳香。奥に爽やかさも感じる。

味 :円熟したモルトの風味の中にほのかなスモーキーさ。アルコール刺激はほぼない。余韻にわずかに樽のビターさ。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:独特の香りをより感じ取れるようになる。甘い香りが前面に出てくる。

味 :少し味のピントが合ってくる。スモーキーさの中に潮を伴ったややヨード感。不快ではない。調和がとれているのか、静かに余韻が流れていく。ビターさはない。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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※これだけトリミング失敗していました。すみません

味:潮を伴ったスモーキーさ。炭酸で割ってもなおコク深い。時折顔を出す軽快なヨード感がアクセントとなり非常によい。12年の熟成からかモルトの甘味が余韻を後押ししてくれる。

 

 

・総評

おススメはハイボール。わかりやすくこのウイスキーの良さを示してくれる。ただそれ以外がダメかというとそうでもなくストレートから全然問題なく飲めたのはさすが12年熟成といったところか。

ハイボールで飲むんならファインオールドでよくね?となりそうですが、あまり強い正論を使うなよ 泣くぞ

じつはこの記事を書いているいま現在では、ファインオールドのほうもテイスティング済みです。ですので簡潔に12年との違いを示すなら「全体的なコク」が12年のほうが明らかに濃いものでした。これ以上はファインオールドのほうの記事がざぁ~こ♡内容スカスカ♡になってしまうので深くは掘り下げません

 

 

・所感

「これを買うくらいならファインオールドを2本買う」という意見もありますがメシ!ハイボール!!ってお方はそうなんでしょうね。正直ハイボールでの食中酒としての用途であれば「ファインオールド」に軍配が上がりますわね。ただ、公式サイトでも書いてあるように”和食に合わせる”のであれば12年のほうが繊細な味わいの和食にマッチすると思いますわよ。

12年、2,000円代のブレンデッドスコッチというとバランタインやら「ジョニ黒」やらが強力なライバルですが、これらに十分比肩できるポテンシャルがありますわよ。ざっくり言うと「ファインオールド」から尖ったクセを取り払ったものなのでスコッチ”らしさ”はやや控えめですが日本市場向け(=日本人向け)という販売形態も頷けますわね。

むしろ嫌味がまったくないのでこれこそスコッチ入門編としておすすめできますわよ!

 

 

・関連記事

asgsn.hatenablog.com

この記事の中にさらにローガンとかエクストラファインについてのリンクがあります。

 

 

【レビュー】#10 ジェムソン スタンダードを飲んだ。

少し前に「眠れないので寝る方向を180°逆にしたら今度は寝すぎるようになった」と話しましたが、逆にしたついでに枕も一個減らしました。普段は枕2段で寝ていたのですが、もしかしたら呼吸しづらいのでは…?と思ったわけです。

・・・しかし良質な睡眠がとれないから長時間睡眠に陥っているのでは?枕は戻したほうがいいかも…

 

駆け足ながらレビューシリーズも第10回になりました!!!!!今回はこちら。

 

 

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ジェムソン

JAMESON  IRISH WHISKEY

製造元:アイリッシュディスティラリー社(ペルノ・リカール社傘下)

内容量:350ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・アイリッシュウイスキー

購入時価格:1,100円(税込み)

 

 

初のアイリッシュウイスキー。飲むこと自体も初めてです。

こちらはいわゆるジェムソン・スタンダード。アイルランドにて作られるアイリッシュウイスキーで断トツのシェアを誇る銘柄です。

発芽した大麦麦芽と未発芽の大麦を使った「ポットスチルウイスキーと、グレーンウイスキーブレンド。原酒は単式蒸留器で3回蒸留しているのが特徴です。

また、ノンピートなのでスモーキーさやヨード感のような人によっては嫌に感じるフレーバーはなく、ライトな味わいと言われています。

 

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ブレンデッドと言ってもスコッチのように多数の蒸留所の原酒をブレンドした~というわけでなく、ミドルトン蒸留所(現・新ミドルトン蒸留所)にてすべて完結しています。

 

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スクリューキャップ。

JJ&Sは「JOHN JAMESON & SON」の略。

 

 

 

・公式評(日本版ジェムソン公式)

香り

香ばしい、まろやかな香り。微かなシェリー香が感じられ、ほのかなフローラルに、スパイシーなウッディネスと甘みがちりばめられた香り。

味わい

スパイシー、ナッツ、バニラの香りの絶妙なバランスの中に、シェリーの甘味がほのかに混ざり、素晴らしくなめらかな味わい。

フィニッシュ

非常にスムース。

https://www.jamesonwhiskey.com/ja-JP/ourwhiskeys/jameson-irish-whiskey

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :輝く黄金色

香り:洋ナシのような爽やかで甘い果実感。アルコール刺激がちょびっと来る。

味 :ライトかと思いきや意外とモルティな甘みを感じる。鼻腔に樽の木の香りが抜けていく。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:モルトの甘い香りが突出する。心地よい!これこそウイスキーといった感じ。

味 :香りに対して味わいは意外と薄まる。なんというかアイリッシュウイスキーに漠然と抱いていたイメージ通りのライトな味わいになる。余韻にビターさが出てくる。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:これこそがジェムソン・ソーダフルーティな甘みとオーキーなビターさの競演。

 

 

 

・総評

思った以上の好感触。香りではロックで立ち昇る甘い香りがものすごく好き。飲み方ではやはりハイボール、もといジェムソン・ソーダ

ちなみに公式ではジェムソン・ジンジャー&ライムがプッシュされている。作り方はジェムソンとジンジャーエールを1:3で割り、ライム一切れを浮かべるだけ。(モスコミュール感…)

とにかくウイスキー・スタンダード的な味わいなので嫌味がまったくなく、モルトの香味で魅了してくれる。製造の過程でピートも使っていないので特有のピート感も一切なし。ウイスキーとはなんぞや?という人にも優しく接してくれるオールラウンドプレーヤー。

本当に失礼な話だが、飲んでみるまでは「ライトっていうから薄くて軽いウイスキーなんだろうなァ」などと漠然なイメージを抱いていたのだがとんでもない!むしろコクさえ感じるレベルでしっかりとしたモルト感がある。

スコッチを飲み慣れた人でもぜひ一度は飲んでみていただきたい一本だと感じました。

 

 

・所感

セブンイレブンでハーフボトルが売っていたのでつい買ってしまいましたわぁ~!フルボトルに比べるとまぁ多少割高ですがいろんな銘柄を広く飲めて勉強になるのでお試しサイズのボトルはむしろ大歓迎したいところですわね。

この間「Amazonで安く売っているウイスキー」などと言う記事でご紹介しましたスタウトビールの樽で後熟した「ジェムソン スタウトエディション」というものも興味深いですわね。

こういうモルトの香味一本で勝負するプレーンなウイスキーはわたくし大好きですのよ。「朝倉」に通じるものがありますわね。(ウイスキーではありませんが…)

味はともかくロックでの香味の広がり方は秀逸ですわよ!一度お試しになってはいかがかしら。ストレートでもぜんぜん飲めるので良ブレンデッドですわね。

余談ですが、日本未発売ながら「ジェムソン カスクメイツIPAエディション」というものが存在していましたのよ。カスクメイツなので現在のスタウトエディションになる前のものでしょうね。ネタバラシをするとIPA「インディアペールエールではなくアイリッシュペールエールの略らしいですわよ。ちょっと興味ありますわね!!

 

 


 

 

 

【レビュー】#09 ザ・フェイマスグラウス ファイネストを飲んだ。

前回の記事でお話しした「縦飲み」についてですが、自分の場合は上位モデルから手を付けてしまうことが多いです。ホワイトホースにしても12年から買ったし、デュワーズにしてもやはり12年から買ってしまっている。

エントリーモデルは価格が安い分、なにかしら突出したクセ(いい意味でも悪い意味でも)が往々にしてあるものなので熟成を経て丸みを帯びた上位モデルから飲んでみるとその下位モデルのよさも感じ取れるようになるというわけです。(言いたいこと分かるかな・・・?)

 

というわけで第9回はシリーズのひとつである「ネイキッドグラウス」がたびたび話題にあがるこれ。

 

 

 

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ザ・フェイマスグラウス ファイネスト

THE FAMOUS GROUSE  FINEST

製造元:マシュー・グローグ&サン社

内容量:750ml(ふつうは700ml)

アルコール度数:43%(ふつうは40%)

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:1,440円(税込み)

 

 

前回のホワイト&マッカイ13年でもそうでしたが、並行輸入品の中には度数がちょっと高かったり容量がちょっと多いボトルがあります。今回はそれを狙って買いました。

フェイマスグラウスの名前の成り立ちはいろんなブログで散々語られた話だろうと思うので簡潔に説明すると、

はじめは「ザ・グラウス」という名前でスコットランドの国鳥である雷鳥(グラウス)が描かれたウイスキーだったものが人気になり、「あの有名な雷鳥ウイスキーを!」という風に呼ばれるようになったので公式が逆輸入し「ザ・フェイマスグラウス」へと改名した

という歴史です。

キーモルトマッカラン「ハイランドパーク」などが使われていることでも有名です。

そして、ウイスキーの本場スコットランドで30年以上シェアNo.1を誇っています

 

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「フェイマスグラウス」シリーズ全体に言えることですが、ラベルには雷鳥が描かれていて、それぞれ色やらポーズやらが違っていて面白いです。たとえばブレンデッドグレーンウイスキーである「スノーグラウス」はその名の通り真っ白な雷鳥が、「スモーキーブラック」には真っ黒な雷鳥・・・といった具合です。

 

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スクリューキャップ。

撮り忘れましたが、キャップトップにも雷鳥のイラストが描かれていてかわいらしいです。

 

 

・公式評(海外公式)

Appearance:Full golden, clear and bright

Aroma:Candied fruits, buttery shortbread, citrus peel

Taste:Dried fruits, soft spices (cinnamon/ginger), hint of oak

Finish:Smooth, well balanced

 (翻訳)

色 :クリアで明るい黄金色

香り:砂糖漬けのフルーツ、バター風味のショートブレッドシトラスピール

味 :ドライフルーツ、柔らかいスパイス(シナモン、ジンジャー)、ほのかなオークの香り

フィニッシュ:スムースでバランスのとれた味わい

https://www.thefamousgrouse.com/en/the-famous-grouse-personalised

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

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香り:濃いがややフレッシュなレーズン香、アルコール刺激はあまりない。

味 :フルーティな味わいを追ってやや深みのある干しぶどうの香り。余韻にほのかなビター。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:酸味の増したレーズン香。香りはやや軽くなる?

味 :甘み主体に変わる。ややアルコール刺激を感じる。余韻のビター感はさほどかわらない。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:レーズン感が薄まらずよく伸びる。それどころか香りすらまだ維持している。甘みが心地いい。すごい!

 

 

 

・総評

同価格帯、同系統のホワイト&マッカイと比較して、飲み方を選ばないあちらに対し、こちらは断然ハイボールをオススメしたい割り負けず最後までシェリー感が持続する。正直驚いた。トワイスアップ~水割りでも美味しく飲めると思う

ひとくちにシェリー系と言っても双方毛色が違い、おそらくシェリー臭に癖がないのはホワイト&マッカイのほうだと思う。フェイマスグラウスのほうはゴム臭に形容される独特の香りがほのかにする。近年のマッカランもそういうゴム臭に形容されるのでそういうものなのだろう…しかしそういう人はそもそもシェリー系を敬遠するのでまぁぶつかる機会はなさそうだけど…

ただ加水での伸びはフェイマスグラウスが随一ハイボールだとすこしぼやけてしまったホワイト&マッカイに対し、フェイマスグラウスは香りすら維持していたものだから驚きである。逆に多少伸びたほうがバランスが良くなって美味しいかもしれないのでトワイスアップ以降の割比率がちょうどいいかもしれない。

 

 

 

・所感

ネイキッドグラウスが改名するって記事でも触れたように、正規代理店が存在しないため供給量や価格が安定していませんわね。だいたい1,400円くらいで売っていますわよ。輸入状況によって高くなったりするので虎視眈々と市場を見つめて安い時に狙い撃ちするのが高貴ですわよ!

シェリー系ブレンデッドということでホワイト&マッカイを比較に出しましたが、飲み方でもぜんっぜん性質が違うのでびっくりしましたわね!

さすが、マッカラン」と「ハイランドパーク」が使われていることもあってシェリー感、フルーティ感のバランスが凄まじいですわよ。ちなみにほかのキーモルトスペイサイドの「グレンロセスアイラの「ブナハーブンなどなど…らしいですわよ。

 

上でも触れましたが現在「フェイマスグラウス」シリーズは

ブレンデッドグレーンウイスキーの「スノーグラウス」

アイラモルトを加えてピーティーにした「スモーキーブラック」(旧ブラックグラウス)

ポートワインカスクフィニッシュである「ルビーカスク」(旧ポートウッド)

バーボンカスクフィニッシュである「バーボンカスク

赤ワインカスクフィニッシュである「ワインカスク」(日本で見たことがない…)

が海外公式サイトでラインナップされていますわよ。

 

もうすぐ脱退するブレンデッドモルトの「ネイキッドグラウス」も一応仲間ですが公式には載っていませんわね。まぁ「ネイキッド」のホームページが個別に作られているのでそちらに任せているんでしょう。

 

 

とにかく癖がなくハイボールでも割り負けず甘いのでこちらもぜひ初心者の方にお勧めしたいウイスキーですわよ!!現在amazonだと妙に高いので安いショップを探してみてはいかがかしら!!!!!!

(ちなみに終売した「メロウゴールド」も売っていますわよ!「ファイネスト」の純粋強化版みたいな感じなので興味があればぜひ!!!)

 

 

 

【レビュー】#08 ホワイト&マッカイ13年を飲んだ。

酒飲みの用語として、「縦飲み」という単語があります。

同じ銘柄で年代の違うものを飲み比べることを言います。ウイスキーにおいては年数表記があるので、例えばノンエイジ→12年→18年…といった具合で飲み比べていく感じです。*1

ただシングルモルトウイスキーで縦飲みをしようとすると出費がかさむのでよほど好きな銘柄でない限りはそうそう縦飲みはできるものではないと思います。

そこで比較的安価なブレンデッドウイスキーの出番です。

 

第8回は以前にレビューしたホワイト&マッカイの正統進化版。

 

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ホワイト&マッカイ13年

WHITE&MACKAY  AGED 13 YEARS

製造元:ホワイト&マッカイ社(エンペラドール社傘下)

内容量:750ml(なんで?)

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:3,300円(税込み)

 

 

・・・じつは終売らしいですが依然売り切れる気配はなく、現在いろんなネットショップで売り出されています。ただこういう「いつ見てもある」雰囲気を出しているものに限って一瞬で消え失せて二度と手に入らなくなるので興味が湧いたその瞬間に手に取っておくのが吉です。

この並行品っぽい750mlのボトルも「酒のやまや」さんで見つけたものです。

基本的に(ネタがあるうちは)終売ウイスキーは取り扱わない方向で行こうと思っているのですが、現在比較的入手が容易であるため今回取り上げることにしました。

 

さて、ホワイト&マッカイの特徴的な製法である「トリプルマチュアード」については前回のレビュー記事にて解説をしたので今回は省きます。

asgsn.hatenablog.com

 

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エントリーモデルの「スペシャル」の黒ラベルからうって変わってシルバー基調のラベルです。「スペシャル」同様に「トリプルマチュアード」を大きく売り出しています。

 

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やはりスクリューキャップ。

おわり。

 

・公式評

まろやかで甘いシェリー香が特徴的で、スムースな飲み口のブレンデッド・スコッチウイスキーです。
13年以上の熟成を経た原酒のブレンドにより、シェリー樽由来のウッディさと芳醇なフルーツ香が感じられます。
チョコレートやトロピカル・フルーツの甘味が引き立つ味わいです。

http://www.meidi-ya.co.jp/goods/alcohol/wm/wm02.html

 

余談だが輸入している明治屋公式ではしっかりと13年のページが現存しているが、マジの公式サイトには年数表記ものが一切ない。(そのかわり「マイルド」なるシェリー樽+バーボン樽の新商品の記載がある。)

whyteandmackay.com

 

 

・ストレートで飲んでみる

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香り:スペシャルと比べてより熟成の進んだことが顕著にわかるリッチなレーズン香。アルコール刺激もほぼない。うっすらとバニラ感もある。

味 :驚くほどマイルドな飲み口。樽の渋み、干しブドウの甘み、余韻にかけてのビターさとハチャメチャが押し寄せてくる。この香味が同時にブワっと押し寄せ、スッと消えていく。余韻はやや短い。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:レーズン香が膨れ上がる。アルコール刺激も全くなくなりずっと嗅いでいたいほどの濃厚な甘い香り。

味 :芳醇なフルーティさが強化される。樽要素は鳴りを潜めただただフルーティで甘美なひとときが流れていく。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:割り負けず最後までシェリー香が持続する。鼻腔に残る甘い余韻にうっとりする。

 

 

 

・総評

なるほど「スペシャル」の正統進化版だと感じさせてくれる。香り、ボディともに分厚くなっていて、どう飲んでも折れずに”良さ”を主張してくれる。オススメをしいて言うなら加水~ロック。加水でシェリー系特有の香りの爆発が発生する。

この価格でこれだけ癖のないシェリー香を楽しめるのなら破格だと思う。同価格帯での競合相手はやはり「ネイキッドグラウス」だろうが、向こうはさらに入手困難なうえ定価で買えることが稀なので、現在定価で買えるこっちを試してみてもいいかもしれない。というかシェリー系ブレンデッドでエイジもの、というとこれ以外ほとんど存在しないジャンルだと思う。終売が惜しまれる。。。

で、13年を飲んでみると「スペシャル」の完成度の高さ、それでいてあの安価に驚かされる。こういうところに気付けるのが縦飲みのいいところである。特に今回のような正統進化を歩んでいる銘柄の縦飲みだと共通するニュアンスを感じ取れ、そこから上位モデルはどれだけ進んでいるのか、何が加わっているのか、下位モデルからも光る”良さ”を感じ取れたり、いろいろと得るものがあると思った。

 

・所感

当たり前ですが、値段が「スペシャル」の約3倍だから3倍美味しいというわけではなくってよ!!

ただ「スペシャル」をお飲みになって、その先が知りたいですわ~!と思われた方にはうってつけだと思いますわね。「スペシャル」は安価なのでわりかし気兼ねなくガブガブと飲んでしまいますが、こちらはぜひ腰を据えてゆっくりと香り、コクを楽しんでみてくださいませね。

上でも触れましたが、いまはまだ手に入るかもしれませんがいつ市場から姿を消すかわからない不安定なウイスキーなので手に入るうちに手に入れるのが賢く高貴な立ち回りですわよ!!

 

 

 


 

*1:年数が進むにつれ正統進化していくウイスキーもあれば途中で毛色の違うウイスキーになったりするものもあるので一概に縦飲みして得られるものがあるか?と言われればそうではない例もある…

【古酒】ホワイトホースエクストラファイン特級とロゴの白馬がだんだん小さくなっていっている話。

貧乏くさいですが一回淹れたドリップコーヒーの粉末をもう一回使って淹れてみたら味のしないほんのりスモーキーフレーバーのお湯ができました。意外と悪くないので気が向いたら今後もやってみたいと思います。

 

 

前記事でもサラっと触れた内容です。

やってるのかやってないのかわからない酒屋さんを外から覗いていると招き入れられてもう要らないからよかったら引き取ってくれとのことでサントリーリザーブのグラスとか卓上ガスライターとかのノベルティを大量に譲ってもらいました。(写真撮り忘れ)

やはり「ジャパニーズウイスキー狩り」に遭ったようで、かつては響やらもあったけれど全部買い尽くされた、と店主のおばちゃんが話してくれました。

モノを貰っておいてなにも買わずに帰るのはなんか申し訳ないのでキャッシャーの後ろの棚に置いてある「ホワイトホースエクストラファイン(特級)」を買いました。値札は3,800円と書いてあったのですが2,000円にまけてくれた上に今や日本でほとんど手に入らないシーグラムエクストラドライジンまでタダで付けてくれました。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが期せずして特級のエクストラファインが手に入ったのでそれの紹介をしていきます。

 

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ホワイトホース エクストラファイン(特級)

WHITE HORSE  EXTRA FINE

流通時期:1988年~1989年*1

内容量:750ml

アルコール度数:43%

ブレンデッド・スコッチ・ウイスキー

 

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流通時期については”このモデルに関しては”という注釈をつけましたが短期間でちょこまかとラベルの変遷があったらしく、

1980年代後期の発売当初 :ラベル下部のウイスキー 特級」+通関コード

1988年ごろ       :ウイスキー 特級」のみ(これ)

等級廃止以降(1989年~):ラベルチェンジ(以前紹介したやつ)

その後、1990年代前半あたりに「ホワイトホース12年エクストラファイン」になるらしいです。

 

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裏ラベル。

永年、飲み継がれ、もっとも愛されてきた英国の名酒ホワイトホースが、さらにコクのあるモルトブレンドした「ホワイトホース エクストラ ファイン」をおくります。このウィスキーは、従来のホワイトホースの優れた特長をベースに、熟練のブレンダーが磨きぬいたホワイトホース家のもうひとつの誇りです。その豊醇な香りと深みをました味わいは、贈りものやおもてなしなど・・・特別な機会にふさわしい酒格に満ちています。

 

以前の記事でも紹介したように「エクストラファイン」はホワイトホースのキーモルトであるラガヴーリン「クライゲラヒ」「グレンエルギン」の3つのうち、「グレンエルギン」の比率を高めている。これの一個あとのラベルだと名指しで「グレンエルギン」がキーモルトだと明記してあるのだがこの時代のラベルには名前が出てこない。

 

どうでもいいですが、「豊醇」という言葉は芳醇(香りが高く味がよいさま)でもなく豊潤(豊かでうるおいのあるさま)でもないので造語なのでしょうが、この「豊醇」という造語は近代において文学や飲食の場面で割と出てくる単語らしいです。

 

 

 

ちなみに参考までに過去記事でも紹介したこれの一個あとのラベルも載せておきます。

 

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間違い探しが得意な読者の方ならすでにお気づきかもしれませんし、わりかし有名な話なので知ってる人は知っているのですが、時代を経るごとにホワイトホースの象徴である白馬がどんどん小さくなっていっています

 

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左から

エクストラファイン(特級)

エクストラファイン

ローガンデラックス

ホワイトホース12年(現行)

 

特級時代のものから比べると、最も右の現行12年なんて10分の1くらいのサイズまで縮んでいます。

あとどの白馬も同じイラストじゃなくてそれぞれ微妙に違う。白馬ならなんでもいいだろ精神なのだろうか、奔放さすら感じてしまう。。。

・・・厳密に言うとローガンローガンなのでホワイトホースに並べるのは失礼なんですが時代考証的に並べました。

 

 

ちなみに国内販売量ナンバーワンスコッチがホワイトホースなのですが、いつからナンバーワンなんでしょうね?昔から日本市場限定ものを出してきた歴史があるのでそれなりに日本とホワイトホースの付き合いも長く深いものなのかと推測します。(現行の12年も日本市場限定らしいので)

 

 

・関連記事

 等級廃止後のエクストラファインについて

asgsn.hatenablog.com

 

 ローガンについて

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

 

これ以降は愚痴みたいなものなので読まなくていいです。

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それにしても近年の「ジャパニーズウイスキー狩り」がよっぽど堪えているのか、他に訪れた小さな酒屋さんではウイスキー棚を見てるだけで「ウイスキーは無いよ!!!!!無い無い!!!!!!!!」とどやされました。正直いって確かに目当てはレアなボトルなので”無い”というのはあながち間違いではないのですが、棚の一番上にはサントリーローヤルの干支陶器ボトルがあったのでそれには興味があった。が、売り物かどうか尋ねる雰囲気ですらなかったので適当なものを買って退散しました。

国内外問わない人が小さな酒屋にすら押し寄せ「ジャパニーズ!ジャパニーズ!」とウイスキーを求めてきて辟易としているのかな、そんな印象を受けました。

やはり今の時代、若者がウイスキーを見ているとやはり転売屋に見えてしまうのでしょうか。そういう面では実店舗を回るのは得策とは言えないとすら思えてしまいます。まぁ一見の者がウイスキー目当てで来店したのは間違いないのでそういう突っ返し方をされても仕方のないことだとは思いますがなんというかやりきれない思いで一杯でした。

もちろんすべての店舗でそういう扱いかと言われればそうでなく、冒頭で述べたように珍しい来客を喜んでくれるお店もあるのは確かです。綺麗ごとを言うつもりはありませんが、人と人との出会い、繋がりというのもやはり大事なことだなぁと実感しました。(きっかけはどうあれ…)

ただ、このウイスキーバブルが小さな酒屋のウイスキーを荒らしまわった結果、店主の心まで荒らしてしまっている(こともある)という現状を知り、なんだか割り切れない思いです。

*1:このモデルに関しては