なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいことを…

【レビュー】#276『ニッカ フロンティア ハイボール缶』はチョコレートがやさしく香る、フロンティアのB面。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

ハイボール缶の紹介に追われて本軸(?)のボトルがあまり進んでいない気がします。

 

今回はこちら。

 

ニッカ フロンティア ハイボール缶

NIKKA FRONTIER HIGHBALL

製造元:ニッカウヰスキー株式会社

内容量:350ml

アルコール度数:7%

ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー

(ジャパンメイドウイスキー)

購入時価格:262円(税込み)

 

 

 

 

「新境地」の新境地。

 

2026年7月14日より数量限定発売されている商品です。

「ニッカ フロンティア」自体の初出は2024年10月1日…あとちょっとでもう2年も経つことになります。

 

一時は家庭用市場への休売などを挟むほど注目されたボトルですが、ついにハイボール缶市場に殴り込みをかけてきました。

過去記事にてボトル版を取り扱っていますのでよかったら見てみてください。

asgsn.hatenablog.com

 

まず缶のデザインが素晴らしく、一目でフロンティアだとわかります。

クソデカNの字は視認性抜群です。

ボトルの山を漁っていたら以前に購入した箱付きのフロンティア(と、新品のボトル)が出てきたのでサムネ用トップ写真はボトルと缶を並べたものを採用しました、ので、グラスと並べたいつもの感じの写真をここで供養として貼り付けます。

 

フロンティアハイボール缶の最大の特徴と言っていいのが「ボトル版と違ってもろもろの比率が異なっていること」です。

 

もう一度おさらいしますが、原料原産地名表示はこのようなルール(となっているはず)です。

・原料原産地名表示は製品中で多く含有されている順番に製造国を表

(原産地が3つ以上ある場合は多い2地点を表記し、残りはその他表記でもOK)

・かっこ内には製品中で多く含有されている順番に原料名を表記

(全部表記しても、もっとも多く含まれているものひとつだけの表記でもOK)

 

ボトル版は「英国製造国内製造」で「モルトグレーン

ハイボール缶は「国内製造英国製造」で「グレーンモルト

 

…というある意味何もかもボトル版のフロンティアと異なっている事態となっています。

原料原産地名表示だけを見るとパッと見反転世界のフロンティアに見えなくもないです。

 

 

・公式評(ニッカウヰスキー公式サイトより)

瓶のニッカ フロンティアの原酒をベースにし、ニッカ フロンティアの特徴である薫り高くスモーキーな味わいが感じられながらも、ハイボールとしての飲み心地を追求したブレンドにしています。

https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/canned_hiball/frontier/frontier.html

 

限定品ゆえそのうち見えなくなっちゃうかもしれないのでここを史跡とするためにスクショを撮っておきます。

公式曰く、やはりボトル版とはブレンドが異なりハイボールにした時により映えるようなブレンドに調整をしているようですね。

 

 

・缶から直で飲んでみる

味:初速全力。

  チョコレート樽感スモーキーさが一瞬で駆け抜け、揮発。

  ほどなくして薄めたミルクチョコレートのような甘みが残り余韻まで続く。

  ボトル版と比べて明確にすっきりめに寄っている。

 

・氷なしで飲んでみる

色 :ハイボールにしては濃い色をしている。

香り:明確に、ほんのりとフルーティさが見える。

   甘くてまろやかな…大福みたいな香りがする。

   あとはやはりチョコレートっぽい香り。

味 :依然として甘めなチョコレート。

   まろやかでスムースなグレーンのやさしさを如実に感じる。

   余韻にはビターが残るので飲みごたえはややあり。

 

 

・氷ありで飲んでみる

味:もともとの度数の低さゆえさすがに薄まりは否めない。

  薄まるけれども、ベースにある穀物のじんわりとした甘み

  チョコレートっぽいスイートさはしっかりと感じられる。

  フロンティアらしい骨太さの面影がきちんと見える。

 

 

・総評

こういうフロンティアもあり、なのかも。

 

よりブレンデッドらしくなり、従来のブラックニッカシリーズに寄っている感じ。

グレーンの比率が増した関係でさらに丸くなったといった趣で、従来のボトル版にあったスモーキーさ樽感という面は見えづらくなり、スイートなチョコレート感が前面に押し出されている…。

 

アルコール度数が7%というのも良くも悪くも飲みやすさに作用していて、ボトル版のやや高めな度数からくるガツンとした味わいとはまた違ったスムースなフロンティアが体験できる。

悪く言えば薄め。

 

ヘビーピートモルト由来のスモーキーさだったり、モルト比率の高さからくる骨太な味わいという面においてはいささかパワーダウンしてる感は否めないけれども、それはそれとしてもはや別商品レベルのやさしさなのでフロンティア入門にはよいのかもしれない。

 

おすすめは缶直飲み。

唯一フロンティアの面影が一瞬だけども色濃く感じられる。

構成が変わってもフロンティアであることがわかる貴重な瞬間。

 

 

・所感

「スモーキー薫る」はボトルを買ってキミの目で確かめよう!なスタイルなのかしら??

 

ちなみに記事で言及したフロンティアの箱は結局本編で使いみちが見つからなかったのでここで供養します。

なんだか今回供養してばっかりな気がします。

 

ボトル版はたしかに、リトル・フロム・ザ・バレルのような味わいの濃さ、それとスモーキーさをプッシュした革新的なボトルでした。

ハイボール缶はむしろ甘さとかまろやかさとか飲みやすさだとかに寄っていて、ウイスキーを飲むぞ!!!!!!!!!!!と肩肘張らずにゆったりと飲めそうな印象を受けましたわね。

 

生産体制が許せば、ですけれどこういう300円近辺のハイボール缶というのはわりあい手に取りやすく痒い所に手が届く価格帯ですのでぜひ通年販売していただきたい商品ですのよ。

それでいくとサントリーの碧ハイボール缶も結構良い感じでしたが結局限定販売品で終わっちゃいましたね。

あちらはそこからボトルのがリニューアルしましたが…フロンティアもその予兆が…?

いや…ないですわよね。モルト比率の高さが売りですし…。

 

・次回

まだ

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

【レビュー】#275『京都ウイスキー 西陣織ラベル 赤帯』は洋酒なのに和菓子っぽい、軽快な”雅”。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

蝉が鳴いています。

じつはいきなり夏が来ていたのです。

 

今回はこちら。

 

赤帯 京都ウイスキー西陣織ラベル

KYOTO WHISKY ”AKAOBI”

製造元:京都酒造株式会社(京都みやこ蒸溜所)

内容量:200ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー(?)

(ジャパンメイドウイスキー)(?)

購入時価格:792円(税込み)

 

 

 

 

京都府のみで手に入る、京都ウイスキーのエントリーモデル。

 

初出は2021年3月。

赤帯のほかにも黒帯紫帯の3種が同時にリリースされています。

 

ウイスキーでは珍しい京都府内限定販売品となっており、京都駅内とかであればお土産屋に行けばだいたい見つけられるといった感じの印象です。

 

と、いうわけで以前京都に行った時に購入したものがこちらです。

帯200mlサイズのボトルが3本で4,400円だったと思います。

 

正直一番興味があるのが真ん中の「黒帯」で、情報媒体によって記述が違うのですが「バーボン(グレーン)+モルトをブレンド後、バーボン樽で後熟」「バーボン(そのものとして指している)」「内側の焦がしたホワイトオークで出来た新樽にて熟成(現在の記述)」

…などと他に例を見ないような内容であるため非常に気になっています。

 

今回は赤帯」の記事なので「黒帯」の話は置いておいて…

最大の特徴は京都の伝統工芸品であるところの「西陣織」をラベルそのものにしている点です。

画像の通りミニボトルでも例外ではなく、ミニボトルサイズの西陣織がラベルとして使われています。

西陣織の相場がわからないので何とも言えませんが京都の伝統工芸品をラベルに使っちゃって元は取れているのでしょうか?

 

この価格帯のブレンデッドである以上、たぶんグレーン原酒のほうが比率が高いのでしょうが、さらにグレーン原酒内でも国内製造の比率が最も高い(もしくはすべて国内製造)ということが読み取れます。

 

ちなみに西陣織には「証紙番号」と呼ばれる西陣織工業組合が発行する西陣製品であることを証明する番号が生産者ごとに付与されています。

裏ラベルにも「西陣織組合番号」としてこれ(NO.2419)が記載されています。

 

また、西陣織工業組合のサイトではその証紙番号から生産者を検索できる便利なデータベースが存在します。

……

更に調べてみると西陣織の老舗であるところの「芳彩美術織物」の製品だということがわかりました。

 

ボトルの形もそうですけれど、どこかで見たようなメタルスクリューです。

 

 

・公式評(京都みやこ蒸溜所公式サイトより)

厳選されたモルトウイスキー、グレーンウイスキーを絶妙にブレンドしました。
バニラのような甘美な香りが口いっぱいに広がります。
調和のとれた味わいを、ぜひ様々な飲み方でご堪能ください。

https://kyotoshuzo.com/project/kyoto-aka700/

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :明るいゴールド

香り:むつかしい。

   青りんご包帯

   ほんのりとウッディ、わからない。

   でも香りがしないこともない、わからない。

味 :うぅん…?

   青りんごほんのりとした穀物のふくよかな甘み

   味はウイスキー然としている。

   余韻はビターさが占領、飲めます。

   書き方が悪いかもしれないけれど、よいかもしれない。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:おっ…よくあるサルファー系の香り

   柑橘のフルーティなニュアンス。

   が、冷却でちょっと弱々しさがある。

味 :ん…?甘い。

   柑橘で…甘い。

   砂糖がけの晩白柚。こんな和菓子がありそう。

   余韻はほんのりとビター。舌にビリビリと残る。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:ハイボールにて完成を見る。

  柑橘系のフルーティさほんのりとした砂糖系の甘さ

  全体的なライトさはハイボールだとちょうどよく感じられる。

  

 

・総評

京と言われれば京を感じるかもしれない。

 

軽やかうっすらとした柑橘感、砂糖的な甘さ。

洋酒なのに和菓子的な感覚。

 

サルファーな面が気になるところがあるので、加水移行推奨かもしれない。

このあたりは慣れなのかもしれない。

 

おすすめはハイボール。

元々のライトさを補うというかぴったりな土俵になるというか…。

 

 

・所感

言葉を選ばず言うならいつものマ◯イウイスキー感。

 

もはや公然の秘密と化しているような気がしますけれど、本体は松井酒造合名会社なのではないかとまことしやかに語られています。

それを踏まえて飲んでいるのが悪いのかもしれないけれど、「鳥取」だとか「山陰」っぽさをひしひしと感じてなりません。

 

ただ、いま挙げたウイスキーが「深淵」にカテゴライズされるようなものかというとそうではなくむしろきちんと飲めるウイスキーであるのでそれに並ぶ赤帯はまとも寄りのウイスキーと言えます。

意図してのブレンドなのかはわかりませんけれど、はちみつではなく砂糖っぽい甘さが京都で売るという世界観にマッチしたものとなっていて特に悪い印象は抱きませんでした。

たぶんそういうところではなく売り方自体に悪印象を持っている方が大多数なんでしょうけれど…。

 

 

・次回

まだ

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

【レビュー】#274『新道 The Blended 2026 - Non Peated』は「新道」×「朝倉」、麦が「うまい」と語りかけてくる。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

リアル不慮の事故により1週、間が空きましたが今週も更新していきます。

更新したくてたまらなかったボトルです。

 

今回はこちら。

 

新道 The Blended 2026 - Non Peated

SHINDO The Blended 2026- Non Peated

蒸溜所名:新道蒸溜所、朝倉蒸溜所(どちらも福岡県)

内容量:700ml

アルコール度数:46%

ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー

購入時価格:5,940円(税込み)

 

 

 

 

「新道」から早くも完全自社ブレンデッドあらわる。

 

2026年6月15日より全国発売された商品です。

「EXPERIMENTAL 02」と同じく生産本数の情報は無し、数量限定販売かどうかも不明となっていますが、2026と書かれている以上数量限定品だと思われます…?

 

まず驚くべきところは「新道蒸溜所」のモルト原酒「朝倉蒸溜所」のグレーン原酒の自社ヴァッティングによる完全国産、「ブレンデッドジャパニーズウイスキー」という点です。

朝倉あさげが発言しているのでややこしくなっておりますけれど、「朝倉蒸溜所」というのは造語ではなく新道蒸溜所を運営する株式会社篠崎がもとより操業していた焼酎、ジン、ラム…そして何より名前を出すのも久々な樽熟成麦焼酎であるところの「朝倉」を製造している蒸留所です。

 

その「朝倉蒸溜所」がグレーンウイスキーも製造していた…ということになりますね。

また、公式ページを見るに今回のブレンデッド用のものと、将来的にシングルグレーンとして販売するための二種のコンセプトを持ったグレーンウイスキーを製造しているそうです。

 

ボトルは先発のシングルモルト系列と全く同じもの。

斜めに色けされたラベルが特徴的で判別しやすいです。

 

グレーンの原料には福岡県朝倉市でつくられた二条大麦、「はるか二条」を使用。

「はるか二条」は長崎県や福岡県で普及している種で、食用や焼酎に使用する精麦用二条大麦の主力品種として期待を寄せられている…そうです。

 

樽構成(モルト原酒側?)はバーボン樽ワイン樽ミズナラ樽だそうです。

グレーンウイスキーのもつ透き通った味わい、バーボン樽のヴァニリックな味わい、ワイン樽のみずみずしい果実味、ミズナラ樽のオリエンタルな甘さ、新道蒸溜所の原酒のもつ長い余韻。こうした特長の異なる複数の要素の調合において、それぞれの味わいの感じる強さを一定に揃えるブレンドを行い、過度な主張を控えて調和のとれた表現を心がけました。

https://shindo-lab.jp/products/shindo-the-blended-2026-non-peated/

 

シングルモルトラインと同じボトルなので当然コルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

・公式評(「PR TIMES」ニュースリリース記事より)

バニラ感と、はじける夏みかんのほんのりビターな爽やかさ。華やかで軽い口当たりに、麦の優しい甘みが伸びやかに続きます。焦がしバターのミルキーな余韻と重なり、穏やかに花ひらく味わいです。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000131349.html

 

しかも、リリース前にすでにISC(International Spirits Challenge)2026にて金賞を受賞しているそうです。

なのでISC2026の結果を見に行ってみました。

 

ふ~ん、なるほど…?

(1とか2とか3とか7ってなんだろう…????)


・ストレートで飲んでみる

色 :輝きのある濃いゴールド

香り:甘さを伴った穀物穀物とした香り。

   甘酸っぱい赤い果実を思わせるフルーティさ。

   香り高い香木を感じるウッディさ。

   日本の原風景すら感じる親しみやすい香り。

味 :思ったよりアルコール刺激が強い。

   ベリー系の甘酸っぱく軽やかな果実味。

   はちみつ的なまったりとしたスイートさも感じられる。

   余韻にはやんわりビターで〆る。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:はちみつの甘い香りがすんごい開く。

   柑橘だったり、ベリーっぽいフルーティさも随所に。

   時間経過で柑橘感が強まる。甘みのある柑橘。

味 :特有のミルキーさが際立ってくる。

   穀物からくる素朴な甘みを感じるような…やさしい味わい。

   柑橘めいた軽やかなフルーティさ。

   余韻にかけては全体を引き締めるビターさが覆う。

   冷却でも調子が狂わない。ピンクグレープフルーツ。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:こう…口に含む前…

  グラスを傾けて口の中に注がれている最中…

  そこの時点からなんとなくですけれど…

  舌の上で穀物のうまみみたいなものを感じるんですよ…。

  穀物のジューシーな味わい。

  脇を固める柑橘っぽいフルーティさ

  とにもかくにも穀物のうまみ。

  ハイボールでこんな経験はなかなかないかも…。

 

 

・総評

「朝倉」(市町村名)のテロワールを感じる。

 

怪文書っぽくなるものの、田舎めいたやさしくもあたたかい味わいと言いたくなる。

ウイスキーを飲んで嬉しくなる瞬間のひとつとしてモルトだのグレーンだのとにかく穀物のうまみがジュワっとあふれてきているのを感じるときが挙げられる。(個人評)

それを体感できるのがこのボトル。

日本のブルックラディ。

ノンピートなのもなおさらそれっぽい。

 

おすすめは加水以降。

ロックでも美味しいし、ハイボールならなおさら美味しい。

 

 

・所感

焼酎蔵は強い。

 

もはや周知の確信めいてきていることではあるものの、焼酎蔵がウイスキー製造を手掛けるとノウハウはもちろん設備に至るまでアドバンテージがあり桜尾蒸溜所や今回の朝倉蒸溜所のように自社グレーンまで持ってくることができるので自社ブレンデッドの製造までこなせる…強いとしか言いようがありませんわ、ねぇ?

 

今回がノンピーテッドということで、ピーテッドも控えていると思うと武者震いが止まりませんの。

ニューメイクピーテッドも美味しかったですもの…。

あれ…?記事化しましたっけ…?

してませんでした。ばか…。

2024年9月11日に書いたメモが残っていました。

ちなみに同日にレビュー用に飲んだのは「グレンモーレンジィオリジナル12年」でした。

 

 

・次回

まだ

 

・前回

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事故に遭いました。(2)

端的に言わなくても交通事故に遭いました。(被害)

 

1年前にもけがを伴う交通事故に遭いましたが病院に行ったところ今回は特にけがはありませんでした。ひと安心。

けれども、今回は警察や保険会社のお世話になりそれはそれで大変でした。

 

でも愛車が病院(板金工場)送りになりました。

身体の痛みはありませんけれど心の痛みが生じた事故でした。

 

Twitterで告知しましたが今週の更新はお休みします。ごめんなさい。。。

【レビュー】#273『トップバリュ Eagle Wings ケンタッキーバーボンウイスキー』は驚くほどまとも、予想を飛び越すバーボン。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

最近になってブログに取り上げたいウイスキーがどんどん増えてきました。

増えてきたのはいいですけど…身体が足りないですよね…。

 

今回は夏の恒例行事である「初夏の謎ウイスキーシリーズ」第二弾。

 

トップバリュ Eagle Wings

ケンタッキーバーボンウイスキー

TOPVALU ”Eagle Wings”

KENTUCKY Straight Bourbon Whiskey

製造元:不明(シークレット)

内容量:700ml

アルコール度数:40%

アメリカン・バーボンウイスキー

購入時価格:1,408円(税込み)

 

 

 

 

「謎」では終わらせない。

 

なにかと曰く付きとされがちなトップバリュのウイスキーシリーズです。

前回の「Wild Fox」とは異なり、プレスリリース等が存在せずひっそりと出現しているっぽいため正確な発売日は不明です…が、

 

調べてみたところ少なくとも2026年2月25日時点ではイオントップバリュの公式ページが存在していることとなり、だいたいそのあたりから流通していると考えられます。

てっきり「Wild Fox」と同時期発売と思っていたので意外でした。

 

あまりにもシンプルすぎるラベル。

ニコニコ動画の高橋邦子作品のタイトル画面を想起するのは自分だけでしょうか

 

・トップバリュとしては初のバーボンウイスキー

(よく考えるとスコッチウイスキー(Wild Fox)も初でした…。)

アルコール度数40%という標準的なアルコール度数

ケンタッキーストレートバーボンを名乗っている

(諸々条件を満たし、2年以上熟成している)

 

なにがとは言いませんけれど、日本特有のユルユル基準だからこそウイスキーを名乗れている先発のアルコール度数が37%とかのあれこれと比べると至極真っ当なスペックです。(大失礼)

 

輸入は「Wild Fox」と同じくイオングループとやまやグループが合同出資している輸入商社であるコルドンヴェール株式会社。(コピペ)

加工(ボトリング?)は毎度おなじみいつもの南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社です。

 

背の高いメタルスクリューです(コピペ)

 

 

・公式評(イオン トップバリュ公式サイトより)

本格的なケンタッキーバーボンウイスキー。本場の味をこの価格で

https://www.topvalu.net/items/detail/4549414689013/

 

普段の一文とは違い、なんと二文もあります。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :明るめのアンバー

香り:しっかりバニラ香とウッディさ。

   バーボン特有の溶剤っぽさはそこまで強くない。

   近年のジムビームホワイトだとかI.W.ハーパーっぽさ。

   バーボンと言っても癖が気にならない部類かも。

味 :まろやかに、甘さ際立つ味わい。

   えっ…これは…!かなりおいしいかも。

   余韻のウッディさが結構強烈でモワモワくる。

   こう…はちみつバニラの甘さが想定のもう一段階グンと上がってくる感覚…。

   舌の奥で二段階目の甘さを感じていく感じ…。

   言語化しづらいけど隙を生じぬ二段構え。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:しっかりバーボン。

   スイートなバニラ、はちみつ。

   バランスがよい。

味 :舌の奥でビターさが危険信号を出す

   出してる気がするけども…実際はそれほどではない。

   なんとなく、ちょっと溶剤感が増してきたかも。

   それでもスイートなバニラ、ハニー感。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:奥にフルーティささえ感じる。

  なんだ、この、しっかりとバーボンを五感で感じている。

  さらりとはちみつを感じるライトなバーボンハイボール。

  もしかしてレベルが高いかもしれない。

 

 

・総評

トップバリュからここまで洗練されたバーボンがお出しされるとは。

 

安バーボンの価格帯なものの味わいはむしろ濃く、バーボンらしさを強調したかのようなバニラ、はちみつ、ウッディさを強烈に感じる。

肝心(?)の溶剤感はそこまで感じず、とっつきやすさがある。

 

ところどころにあるビター感だとかスパイシーさはやや危ういかも?程度で総じて悪いところが特に見つからない、優秀なバーボン。

しいて言えばラベルがチープなことくらい。

 

おすすめは正直どう飲んでも美味しいとしておきます。

癖のないバーボンを突き詰め、加水すればフルーティささえ出るというよな先鋭っぷり。

 

 

・所感

なんとなくハーパーっぽさを感じます。

 

飲んでる間中なんだかヘブンヒルっぽさをずっと感じていたんだけど…現在のI.W.ハーパーってヘブンヒル・バーンハイム蒸留所で製造されてて、同じく日本国内流通分においては南アルプスワインアンドビバレッジのボトリングなんですわよねぇ…。

もしかすると…?な感じですけれど、ヘブンヒル・バーンハイム蒸留所はバーボン界においてのカリラみたいな感じ(シークレットアイラと言えばほぼカリラ…な意味とは若干違いますけれど、手掛けている銘柄の数がアメリカンウイスキーの中でダントツに多いので似たような立ち位置を感じています)なのでほんとうにもしかしたらヘブンヒル産なのかも?と思っただけですわ。

 

 

Hawkは鷹(タカ)Eagleは鷲(ワシ)

両者に明確な分類の違いはなく、同じタカ目タカ科の中で比較的小型のものをHawk大型のものをEagleと呼ぶそうです。

ちなみにFalconと呼ばれる隼(はやぶさ)はハヤブサ科ハヤブサ属なので(分類学上は)鷹や鷲よりむしろオウムやスズメに近いとされています。

 

何が言いたいかと言うと「Falcon Wings」だったらよかったのになぁという話でした。

全然関係ない話ですがスターフォックスの新作決定おめでとうございます!!!というかもうすぐ発売なんですね!!!!

ちなみにファルコのモチーフはキジらしいです!!なんでや!!!!!

 

 

・次回

まだ

 

・前回

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【レビュー】#272『サントリープレミアムハイボール 白州〈森の豊潤な香りと余韻〉』は清涼感と甘美さが交差する、初夏の森林浴。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

前回から夏の恒例行事である「初夏のマニアックウイスキーシリーズ」期間中ですけれど…新発売のものがあればその限りではないです。

そう、夏の恒例行事といえば…こちら。

 

サントリープレミアムハイボール 白州

森の豊潤な香りと余韻

SUNTORY PREMIUM HIGHBALL 
HAKUSHU (#05)

蒸溜所:白州蒸溜所(サントリー)

内容量:350ml

アルコール度数:9%

シングルモルト・ジャパニーズウイスキー

購入時価格:825円(税込)

 

 

 

 

今回の「白州」は、すさまじくやさしい!

 

2026年6月9日から全国で限定発売されています。

コンビニやらスーパーやらで買うことができるらしいですよ!

 

「白州」のプレミアムハイボール缶としては第5弾

サントリーのプレミアムハイボールシリーズとしてはじつに第7弾目となります。

(「碧」のハイボール缶はプレミアムを冠していないのでノーカウントとします。)

 

前回の「爽やかにして豊かな余韻」に対し、今回は「森の豊潤な香りと余韻」。

正直なところ前回がどうだったとか前々回が…とかはもうしっかりとは覚えていないのですけれど、ネタが尽きないところを見るに原酒の無限の組み合わせを感じさせてくれます。

 

ちなみに昨年の末に発売した山崎ハイボール缶の副題は芳醇な香りと奥深い余韻」。

豊潤(豊かでうるおいのあるさま)芳醇(香りが高く味がよいさま)の使い分けはそれぞれの特色が出ていて”エモ”です。

 

前回の「アメリカンホワイトオーク樽の長期熟成原酒を一部使用」に対し

今回は「スパニッシュオーク樽の長期熟成原酒を一部使用」とこれもまた値上げに追随するようにハイスペックな原酒の使用が明示されています。

 

値上げの話が出たのでついでに紹介すると、価格は前回の 「山崎ハイボール缶  〈芳醇な香りと奥深い余韻〉」から上がった値段である750円(税抜)…。

税込みで825円です。

 

ちなみに…今回の缶デザインに描かれているのは白州蒸溜所にある熟成庫

一点透視の奥に見える「白州」の看板に至るまでの道の床は金網で、数メートル下まで熟成庫が続いています。

上もまた然りで非常に、まことに、広大です。

 

(2023年に白州蒸溜所に見学に行った時の写真)

当時の自分は「広いし寒いし高所で下が見えるし何とも言えない感覚」などという言葉を残しています。

 

 

・公式評(サントリー公式サイトより)

豊かな自然に囲まれた白州蒸溜所が生み出す、白州らしいスモーキー原酒、長期熟成のスパニッシュオーク原酒を使用した森の豊潤な香りと華やかな余韻が特長です。氷を入れたグラスでぜひお愉しみください。

https://products.suntory.co.jp/d/4901777450561/

 

缶にあるQRコードから入れる例の特設サイトの一部を貼り付けておきます。

理由は1年おきに最新のものに更新されて見られなくなるからです。

 

 

・いつも通り推奨を守らず氷なしで飲んでみる

色 :いつもどおり…よりもちょっと濃いめに見える。

香り:いつもの白州、全体的な爽やかさに安心を覚える。

   いつもと比べてややはちみつやら

   蜜りんごなどの果実の甘さが見えやすいような。

味 :するりと入ってくる。

   甘さスモーキーさが相殺し合っているのか、やや平坦に感じる。

   余韻のビターさを強く感じる。

   かなりライトめで、香りほどのスイートさは感じられないかも。

 

 

・公式激推しの氷ありで飲んでみる

味:フルーティスイートめな白州。

  スモーキーさはあるかないかわからないくらいになる。

  それでもほのかなビターさが全体を引き締めていて、

  清涼感ある緑を思わせる味わいを醸し出している。

  普段の白州と比べてとっつきやすさが段違い!

 

 

・缶から直で飲んでみる

味:青々とした木々を思わせる清涼感あふれるフレッシュさ。

  軽やかさと深さの両極端、エクストリーム。

  前半は緑の木々後半は地面を思わせるスモーク…と情景がアップダウンする。

  余韻にかけてビタースモークが駆け巡る。

  蜜的なスイートさが際立ち、優しげな雰囲気も印象的。

 

 

・総評

名前通りでわかりやすい、何から何までフレンドリー。

 

まず先に述べると缶から直飲み激推し

サブタイトルの〈芳醇な香りと余韻〉の通り、果実的な芳醇な香りと甘やかに…かつビタースモーキーな余韻が森を吹き抜ける風のようにぶわぁと続いていく。

 

スパニッシュオークだけでなくアメリカンホワイトオーク由来の蜜的なスイートさもフレッシュでフルーティな印象に寄与しているのかも。

前回と比べて味わい自体もかなり甘め、それでいてビターさも強めとメリハリが効いていて軽やかで奥深い…上に下にと繰り返すサインカーブのような面白みがある。

 

おすすめは断然缶から直飲み。

時間経過でぬるくなってもこれもまた美味しい。

 

 

・所感

そろそろ〈重々しくも息苦しいスモーキー〉の発売はよ、ですわよ。

 

今回も引き続き「白州」をすでに知っている方向けのファンディスク的な側面が強いものの、実際の口あたりもかなりフレンドリーでボトルの「白州」のスモーキーさが苦手な人でも驚くほど飲みやすいので入門にもよいかも、という感想を身近な方(1名)から聞き取りました。

 

キレの良いドライさ、清涼感あるスモーキーさが「白州」の良さである…もののそれはノンエイジの話であって、この飲みやすいスイートさも備えた味わいというのは12年だとか18年から見えてくる特徴であるのでして…

とどのつまりコンビニで長熟ボトルの片鱗を味わえるというのはかなり大盤振る舞いなのでは??と思ってなりませんわ。

 

では、今までのレパートリーで無いのはなんですの?というとスモーキー特化のとんでもない兵器ハイボール缶なんですけれど…マニアしか買いませんわよねぇ。。。

同社のN〇PEのように変なもの扱いとして話題になればワンチャンあります…?

 

 

・次回

まだ

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

【レビュー】#271『トップバリュ ワイルドフォックス ブレンデッドスコッチウイスキー』はピザ生地みたいに薄く伸ばした青りんご。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

暖かく…じゃなくて暑くなってきましたね。

暑くなってくると例の恒例行事が始まるブログです。

 

恒例行事って? あぁ…! こちら。

 

トップバリュ Wild Fox

ブレンデッドスコッチウイスキー

TOPVALU ”Wild Fox”

Blended Scotch Whisky

製造元:不明(シークレット)

内容量:700ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:1,078円(税込み)

 

 

 

 

トップバリュ、本格路線。

 

2025年11月25日より発売が開始されている商品です。

なにかと曰く付きとされがちなトップバリュのウイスキーシリーズですが、今回の「Wild Fox」は何かが違います。

 

ボトルを一瞥しただけで分かる情報から行くと、

「Blended Scotch Whisky」の明記

アルコール度数40%という標準的なアルコール度数

さらに

3年以上熟成されたモルト・グレーン原酒の使用

・同名であるドライジン「Wild Fox」と同時発売

といういつになく気合を感じる内容となっています。

 

なにがとは言いませんけれど、アルコール度数37%くらいでスピリッツが89%くらい含まれているのにウイスキーを自称しているけれど意外と味は悪くないようななにかと比べると至極真っ当なスペックです。(大失礼)

また、スコッチウイスキーを名乗るにあたってスコッチの定義を遵守し3年以上の熟成原酒を使用、ウイスキーとジンの同名ブランドという「桜尾」のような出し方もおしゃれな感じです。

 

輸入はイオングループとやまやグループが合同出資している輸入商社であるコルドンヴェール株式会社

加工(ボトリング?)はいつもの南ア

 

背の高いメタルスクリューです。

 

 

・公式評(イオン トップバリュ公式サイトより)

お気軽にお楽しみいただけるブレンデッドスコッチウイスキー

https://www.topvalu.net/items/detail/4549414688993/

 

ある意味で安心するいつもの文量です。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :明るめのゴールド

香り:カラメルっぽいロースト感。

   やや金属っぽいフルーティさ、シェリー由来…?

   香りだけで言うならティーチャ…にどことなく似た感じがする。

   アルコールアタックは意外にもほとんどない。

味 :ややアルコールがピリピリ、ふつう程度。

   駄菓子屋の青りんご味のガム。

   駄菓子屋の青りんご味の…なんかあの…チューブのジュースみたいなあれ。

   余韻は結構しっかりとビター。

   飲めないことはない、非推奨。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:ちょっとフルーティさが拾いやすくなる。

   かすかなはちみつ…。

   薄くひき伸ばした青りんご。

   スコッチめいてきている。

味 :爽やかに…青りんごなフルーティ。加水適正あり。

   氷を入れた駄菓子屋の青りんご味のチューブのジュースみたいなあれ。

   余韻にビターがまだあるものの、ストレートよりは和らいでいる。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:やはりうっすらと青りんご風のフルーティさ。

  それだけを武器にして戦っている。

  ここまでくると減点要素が無いのでふつうに飲める。

  ほんとうに、なんの引っ掛かりもなく爽やかに飲める。よい。

 

 

・総評

自分の武器を心得ていらっしゃる。

 

右手装備に青りんご。それ以外の武器防具の装備なし。

でもハイボール戦だと戦闘力が上がってそこそこ戦えてる感じ。

トップバリュ界の角瓶。

 

ワイルドグリーンアップルに名前を変えたほうがいいくらいには青りんご独立戦線。

だけども変なクセもなくシンプルに青りんご風味が香り、ハイボールではそれが顕著なため非常にデイリー向け。

「ほー いいじゃないか こういうのでいいんだよこういうので」という人もなかなかにいらっしゃるかも。

 

おすすめは断然ハイボール。

加水以降を絶対推奨。

 

 

・所感

作 戦

完 了

というか、いつの間に発売してたんですの?・・・

 

存在を知ったのが2か月くらい前な気がしますけれど、近所には長いこと売っておらずつい最近ようやく購入できたので記事にしました。

11%ウイスキーなスナズと比べるとしっかりと100%ウイスキーなのにそれに見合った実力を感じづらいと言うか…なんだか難しいですわね。

 

味がしないわけでもなく、アルコールがきついわけではなく、ふつうにふつうなんです。

おとなしい子よりもやんちゃな子のほうが先生の記憶に残りやすい…みたいな世の中のいや~~~~~~な不条理を感じますわ…ね…(フラッシュバック)

 

もちろんこちら(右)も用意しておりますので、お楽しみにしていてくださいませね…。

 

というわけで、初夏の謎ウイスキーシリーズが勝手に始まりました。

数年前からずっと取っておいた秘蔵のボトルも登場すると思いますのでぜひお楽しみに…。

 

・次回

たぶんあのハイボール缶

 

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