こんにちは。もう一度、こんにちは。
ハイボール缶の紹介に追われて本軸(?)のボトルがあまり進んでいない気がします。
今回はこちら。

ニッカ フロンティア ハイボール缶
NIKKA FRONTIER HIGHBALL
製造元:ニッカウヰスキー株式会社
内容量:350ml
アルコール度数:7%
ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー
(ジャパンメイドウイスキー)
購入時価格:262円(税込み)
「新境地」の新境地。
2026年7月14日より数量限定発売されている商品です。
「ニッカ フロンティア」自体の初出は2024年10月1日…あとちょっとでもう2年も経つことになります。
一時は家庭用市場への休売などを挟むほど注目されたボトルですが、ついにハイボール缶市場に殴り込みをかけてきました。
過去記事にてボトル版を取り扱っていますのでよかったら見てみてください。

まず缶のデザインが素晴らしく、一目でフロンティアだとわかります。
クソデカNの字は視認性抜群です。
ボトルの山を漁っていたら以前に購入した箱付きのフロンティア(と、新品のボトル)が出てきたのでサムネ用トップ写真はボトルと缶を並べたものを採用しました、ので、グラスと並べたいつもの感じの写真をここで供養として貼り付けます。

フロンティアハイボール缶の最大の特徴と言っていいのが「ボトル版と違ってもろもろの比率が異なっていること」です。
もう一度おさらいしますが、原料原産地名表示はこのようなルール(となっているはず)です。
・原料原産地名表示は製品中で多く含有されている順番に製造国を表記。
(原産地が3つ以上ある場合は多い2地点を表記し、残りはその他表記でもOK)
・かっこ内には製品中で多く含有されている順番に原料名を表記。
(全部表記しても、もっとも多く含まれているものひとつだけの表記でもOK)

ボトル版は「英国製造>国内製造」で「モルト>グレーン」
ハイボール缶は「国内製造>英国製造」で「グレーン>モルト」
…というある意味何もかもボトル版のフロンティアと異なっている事態となっています。
原料原産地名表示だけを見るとパッと見反転世界のフロンティアに見えなくもないです。
・公式評(ニッカウヰスキー公式サイトより)
瓶のニッカ フロンティアの原酒をベースにし、ニッカ フロンティアの特徴である薫り高くスモーキーな味わいが感じられながらも、ハイボールとしての飲み心地を追求したブレンドにしています。
https://www.asahibeer.co.jp/products/whisky_brandy/canned_hiball/frontier/frontier.html

限定品ゆえそのうち見えなくなっちゃうかもしれないのでここを史跡とするためにスクショを撮っておきます。
公式曰く、やはりボトル版とはブレンドが異なりハイボールにした時により映えるようなブレンドに調整をしているようですね。
・缶から直で飲んでみる

味:初速全力。
チョコレートや樽感、スモーキーさが一瞬で駆け抜け、揮発。
ほどなくして薄めたミルクチョコレートのような甘みが残り余韻まで続く。
ボトル版と比べて明確にすっきりめに寄っている。
・氷なしで飲んでみる

色 :ハイボールにしては濃い色をしている。
香り:明確に、ほんのりとフルーティさが見える。
甘くてまろやかな…大福みたいな香りがする。
あとはやはりチョコレートっぽい香り。
味 :依然として甘めなチョコレート。
まろやかでスムースなグレーンのやさしさを如実に感じる。
余韻にはビターが残るので飲みごたえはややあり。
・氷ありで飲んでみる

味:もともとの度数の低さゆえさすがに薄まりは否めない。
薄まるけれども、ベースにある穀物のじんわりとした甘みと
チョコレートっぽいスイートさはしっかりと感じられる。
フロンティアらしい骨太さの面影がきちんと見える。
・総評
こういうフロンティアもあり、なのかも。
よりブレンデッドらしくなり、従来のブラックニッカシリーズに寄っている感じ。
グレーンの比率が増した関係でさらに丸くなったといった趣で、従来のボトル版にあったスモーキーさや潮や樽感という面は見えづらくなり、スイートなチョコレート感が前面に押し出されている…。
アルコール度数が7%というのも良くも悪くも飲みやすさに作用していて、ボトル版のやや高めな度数からくるガツンとした味わいとはまた違ったスムースなフロンティアが体験できる。
悪く言えば薄め。
ヘビーピートモルト由来のスモーキーさだったり、モルト比率の高さからくる骨太な味わいという面においてはいささかパワーダウンしてる感は否めないけれども、それはそれとしてもはや別商品レベルのやさしさなのでフロンティア入門にはよいのかもしれない。
おすすめは缶直飲み。
唯一フロンティアの面影が一瞬だけども色濃く感じられる。
構成が変わってもフロンティアであることがわかる貴重な瞬間。
・所感
「スモーキー薫る」はボトルを買ってキミの目で確かめよう!なスタイルなのかしら??
ちなみに記事で言及したフロンティアの箱は結局本編で使いみちが見つからなかったのでここで供養します。
なんだか今回供養してばっかりな気がします。




ボトル版はたしかに、リトル・フロム・ザ・バレルのような味わいの濃さ、それとスモーキーさをプッシュした革新的なボトルでした。
ハイボール缶はむしろ甘さとかまろやかさとか飲みやすさだとかに寄っていて、ウイスキーを飲むぞ!!!!!!!!!!!と肩肘張らずにゆったりと飲めそうな印象を受けましたわね。
生産体制が許せば、ですけれどこういう300円近辺のハイボール缶というのはわりあい手に取りやすく痒い所に手が届く価格帯ですのでぜひ通年販売していただきたい商品ですのよ。
それでいくとサントリーの碧ハイボール缶も結構良い感じでしたが結局限定販売品で終わっちゃいましたね。
あちらはそこからボトルの碧がリニューアルしましたが…フロンティアもその予兆が…?
いや…ないですわよね。モルト比率の高さが売りですし…。
・次回
まだ
・前回












































