なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいことをつれづれなるままに

【2022年版】ウイスキーレビューハイパーリンク【#57~】

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

更新ごとに順次追加します。

2021年版はこちら

asgsn.hatenablog.com

 

ぶっちゃけいまいち使われているのか使われていないのか…という記事なんですが、目を惹くようなカテゴリ名が思いつかないのでハイパーリンクのままにしています。

 

(!)なんだかトップページに表示できる機能があるみたいなので固定しました。

 

長いので続きから

続きを読む

【レビュー】#97 『ジェムソン カスクメイツ IPAエディション』はまるで、ほんとに、ビールのようなジェムソン。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

毎度のことなような気がしますが睡眠障害に悩まされています。

なにかいい対策ありませんか!!!!!

 

飲酒は睡眠を阻害するのですが!!!!今回はこちら。

 

ジェムソン カスクメイツ IPAエディション

JAMESON  CASKMATES IPA EDITION

製造元:アイリッシュディスティラリー社(ペルノ・リカール社傘下)

内容量:100ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・アイリッシュウイスキー

購入時価格:736円(量り売り)

 

画像は海外公式サイトより

https://www.jamesonwhiskey.com/en-us/our-whiskey/jameson-ipa-edition/

 

 

 

 

IPA樽にて後熟されたジェムソン。

 

「ジェムソン」ブランドについてはこちらで。

asgsn.hatenablog.com

 

IPAと言うと「インディアペールエールを連想する方が多いと思いますが、ジェムソン公式サイトによるとこのボトルに関してはアイリッシュペールエールを指しているそうです。

そもそもペールエールとはなんぞやと言うと、モルトやホップの香りが印象的なイギリス発祥のビールです。

 

国によって特徴が分岐し、

イングリッシュペールエールモルトのコク

アメリカンペールエールはホップの風味

インディアペールエールはホップの苦み

・・・がそれぞれ際立っていると説明したらわかりやすいと思います。

 

で、アイリッシュペールエールというのはぶっちゃけあまり耳にしない種類でありおそらくイングリッシュペールエール寄りなんじゃないかな…という前提で今回は話を進めていきます。

 

というわけで今回も100mlの量り売りにてテイスティングしていきます。

フルボトルはだいたい3,500円前後で販売されています。

 

以前に紹介した「スタウトエディション」と違い国内正規品がまだ存在しないため価格については振れ幅が大きいです。

 

容量についても700mlと1000mlのものが混在しているような感じです。

 

あとおそらくスクリューキャップです。

 

 

・公式評(ジェムソン海外公式サイトより)

We’re often asked: ”What does IPA mean in whiskey?”. That’s a beer thing, right? Good question. But we’ve a good answer, Jameson IPA (Irish Pale Ale) – created for the craft beer lovers and the curious whiskey enjoyers. That you? You know what to do. Sip back and enjoy the marrying of crisp hoppy notes with smooth Irish whiskey. And what does Jameson Caskmates IPA Edition taste like you ask? Well, aren’t you in for a treat. If you’re more a Stout fan, we have that too.

 

NOSE:Floral,herbal hops, gtapefruit citrus notes with subtle orchars fruits, complemented by wood shavings and a little nuttiness.

TASTE:Hops and light citrus with sweet harbal notes and delicate spicy tones.

FINISH:The lingering fresh fruit and hops give way to grains of barley and a signature smooth finish.

よく聞かれることがあります。"ウイスキーIPAってどういう意味ですか?"と。それって、ビールのことでしょう?いい質問だ。ジェムソンIPAアイリッシュペールエール)は、クラフトビール愛好家と好奇心旺盛なウイスキー愛好家のためにつくられたものです。あなたのこと?どうすればいいかわかりますよね。ホップの爽やかな香りとアイリッシュウイスキーのなめらかな味わいのハーモニーを、じっくりとお楽しみください。ジェムソン・カスクメイツ IPAエディションはどんな味なのか?という疑問が湧くことでしょう。スタウトがお好きな方は、こちらもどうぞ。


香り:フローラルでハーバルなホップ、ほのかなオーカーフルーツ、シトラスノート、ウッドシェイビングと少しのナッツの香り。

味:ホップと軽いシトラスに甘いハーバルノートとデリケートなスパイシーなトーン。

フィニッシュ:新鮮なフルーツとホップの余韻が、麦の粒と特徴的な滑らかなフィニッシュへと続く。(DeepL)

https://www.jamesonwhiskey.com/en-us/our-whiskey/jameson-ipa-edition/

(※海外サイト)

 

公式ではトニック割シャンディガフなどカクテルベースとして使うのもおすすめしているっぽいです。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :濃い目のゴールド

香り:スパイシーな香りが漂う。ほんのり甘いモルトの香りも。

   そこはかとないジェムソンっぽさ。

味 :コクが強い。ホップの爽やかさ。ライム感。

   ジェムソンっぽいモルトの甘さもある。

   余韻には気持ちいい苦みが続いていく。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:甘さが開く。はちみつ。

味 :甘さが…控えめになりスパイシーめになる。

   そして苦い…!ウイスキーでありながらペールエールを想起させる。

   この飲み方は正解かも。

   

 

ハイボールで飲んでみる

味:甘いのか、苦いのか。よくわからなくなる。

  ちょっともったいないかもしれん。

  苦み走った余韻は感じる。

 

 

・総評

このウイスキー、最もビールに近いかも。

 

ペールエールらしく結構苦みが大きく出ている。

ただ、本家のペールエールがそうであるようにただ苦いだけでなく麦感とコクがお供するのでウイスキーと交わったことでさらに広がりを感じる。

 

ホップ由来の爽やかなライム感とモルトの甘さ、そして全体を包む苦み走ったコクのバランスが絶妙。

スタンダードのジェムソンの素直さもあってか、スタウトエディションよりもフィニッシュの個性がよく出ていると思う。

 

おすすめはロック。多分一番ビールに近くなる。

ハイボールは意外にも微妙だった。伸びはあんまりよくない。

 

 

・所感

個人的にはアホみたいにホップの効いたクッソ苦いIPAが好きなのですが、ウイスキーに落とし込めるのはこれくらいが限度かな…とも思いますのでほんとうにちょうどいい塩梅だと思いますのよ。

 

ちょくちょく並行輸入品が入ってきているのですが、なにぶん総数が少ないのであまり見かける機会は無いかもしれません。

また、正規品として安定供給されているスタウトエディションと比べるとやはり1,000円近く高い値段で売られていることがほとんどですので日本では手を出してみた方が少ないであろうボトルだと勝手に思っていますのよ。

 

 

「ビールのような、ウイスキーという触れ込みで行くとたぶんスタウトエディションより適したボトルなんじゃないかなぁと思いますわね。

 

「スタウトエディション」はこちら。asgsn.hatenablog.com

 

 

・次回

まだ

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

【レビュー】#96 『グレンモーレンジィ オリジナル』は”原点”にして磨き抜かれた完成度。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

ウイスキーのレビュー記事って結構購入の際の参考になるので自分自身いろいろと読み漁っているのですが、当ブログの記事はそういう面で役に立ったりしているのでしょうか…?

役立ってると嬉しいです…

 

いまになって初期の記事を読み返してみるとちょっと淡泊な部分があるので飲みなおしというのも視野に入れようかな…と思っていたりします。

 

今回はこちら。

 

グレンモーレンジィ オリジナル(10年)

GLENMORANGIE  THE ORIGINAL

AGED 10 YEARS

蒸留所名:グレンモーレンジィ蒸留所(ハイランド)

内容量:700ml

アルコール度数:40%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:3,950円(税込み)

 

 

 

 

「樽のパイオニア」と呼ばれるスコッチの基本型。

 

グレンモーレンジィ」としてのはじまりは1843年。

 

操業初期は資金難からジン用のポットスチルで蒸留をしていたそうです。

それが功を奏して(?)他にはない上品なウイスキーを生み出せたのもあり、現在でもその形を複製したスチルを使用し続けているらしいです。

 

また、後熟(フィニッシュ)のバリエーションが豊富なことで知られており、愛好家から「樽遊び」などと言われるくらいには様々な樽での熟成を試み続けています。

 

その基本型となるものが「オリジナル」

まさに全ての出発点となるボトルで、ファーストフィル&セカンドフィルのバーボン樽にて10年間熟成されています。

 

ここから

シェリーの「ラサンタ」

ポートワインの「キンタ・ルバン」

ソーテルヌワインの「ネクター・ドール」…と分岐していきます。

 

現在は例のモエ・ヘネシーディアジオの傘下にあります。

 

ちなみにグレンモーレンジィ蒸溜所の最高蒸溜・製造責任者である「ビル・ラムズデン」博士は同時にアードベッグ蒸溜所の同ポジションを務めています。

もともとアードベッグ蒸溜所グレンモーレンジィ社の傘下だったのでその縁かもしれません。

 

コルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

・公式評(モエヘネシーディアジオジャパン「グレンモーレンジィ」ページより)

柑橘の香りが爽やかな「オリジナル」。その魅惑に満ちた繊細さと複雑な味わいは、世界のモルト愛飲家に広く知られています。

グレンモーレンジィの代表作。
爽やかな柑橘の香りと華やかなバニラの風味が、グラスの中でどんどん変化をとげ、万華鏡のように多彩な表情を見せてくれる、複雑で奥深い味わい。

 

香り:暖炉の炎に照らされているように、表情豊かな陰影が現れる。エスプレッソ、フレッシュミントティー、ココアをまぶしたチョコレートタルトのアロマが幾層にも重なる。続いてプラムのプディング、砂糖漬けのオレンジピール、シナモンやジンジャー、バタースカッチの暖かい香りが立ち昇り、最後のチョコレート掛けのドライフルーツ、デーツ、チェリーが現れる。

味:とろけるような甘さと、絹のようななめらかさ。はじけるようなスパイスとモカの苦みの対比が素晴らしい。アプリコットの焼き菓子やオレンジピールの官能的な味わい。加水するとシナモンとコーヒービーンズ、くるみオイル、そしてビスケットのような麦芽の風味に包まれる。

余韻:春風のように爽やかなミントやレモンの余韻。

https://www.mhdkk.com/brands/glenmorangie/sp/product/the-original/

 

テイスティングのところはなぜかコピペできなかったので手打ちです。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :明るいゴールド

香り:甘いモルトの香り、バニラ感、柑橘系の果実感。

   ほのかに干し草のニュアンスもある…?

   アルコールアタックは割とある。

味 :わかりやすく柑橘。はちみつ、バニラ感と目まぐるしく移ろう。

   やはり干し草っぽいピート感、樽感も割とある。

   色からくる印象よりかは厚みがあるし複雑。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:はちみつっぽい香りが全面に出てくる。

   甘い香りが漂う。

味 :結構渋い…樽感が大きく出る。

   思ったよりかは甘さは出てきていない。

   余韻に柑橘っぽい心地の良いフルーティ感が抜けていくのは良き。

 

 

ハイボールで飲んでみる

味:不思議と甘さ、柑橘感が戻ってくる。

  それに干し草っぽい内陸系ピート感があり…

  ハイボールにしても複雑さを保っている。凄い!!

 

 

・総評

ハイランドモルトの超・模範的ボトル。

 

驚き点は意外とそこまで甘さはないこと。

そのへんはお家芸とも言えるフィニッシュ系で堪能できるとして…

 

すべてのベースとなるオリジナルはとにかく基礎をハイレベルに固めている印象。

モーレンジィという名前からなんとな~くオレンジっぽい柑橘を想像してしまうけれど、その名の通り(?)柑橘っぽいニュアンスを感じとれて面白い。

 

おすすめは複雑でいてハイランドモルトの模範を示すかのような味わいのストレート。

複雑かつフルーティなハイボールも良い。

 

 

・所感

以前にも話した気がしますが、わたくしがウイスキーにのめりこむきっかけになったボトルの一つですのよ。

もう一本は言わずもがなグレンリベットですわね。

 

結構早い段階で当時のボトルは飲み干していて、なんならリベットより早く全部飲み終わったような気がしますのよ。

なんだか#96にして今更なボトルかもしれませんが、「12年ラサンタ」「12年アコード」を飲んでみたくなったのでその前哨戦としての側面もあります。

 

これだけベーシックなボトルだとやはりふとした拍子にまた飲んでみたくなるという謎の引力を感じ、改めて完成度の高さを思い知らされますわね…

 

 

 

・次回

まだ

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

 

【レビュー】#95 『ラガヴーリン8年』はまろやか甘い、「銘酒」の予兆。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

#100に向けてなんのボトルを飲もうか考えています。

ちなみに#50は響JHでした。

その流れで言うとやはりサントリー系になるのかなぁ…?

 

 

今回はこちら。

 

ラガヴーリン 8年

LAGAVULIN AGED 8 YEARS

蒸留所名:ラガヴーリン蒸留所(アイラ)

内容量:700ml

アルコール度数:48%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:945円(量り売り)

 

https://www.mhdkk.com/en/brands/lagavulin/5367

画像はここから拝借しました(海外サイト)

 

 

 

 

ラガヴーリン蒸溜所の創立200周年を記念してリリースされたボトルです。

 

ラガヴーリンブランド、フラッグシップボトルであるラガヴーリン16年」についてはこちらを参照していただけたらと思います。

asgsn.hatenablog.com

 

もともとは2016年に限定リリースという”てい”で発売されたのですが、好評につき2018年にレギュラーラインナップに加わったという経緯のボトルです。

それまでは前回でも話したように16年がエントリ―モデルでした。

 

ちなみに免税店向け商品でラガヴーリン10年も存在します。

 

上のレビューでは「「銘酒」以外の感想が見つからない」と絶賛していますが、それほど銘酒です。

飲んでおいてぜっっっっっっっっったいに損は無いと思います。

 

というわけで今回も100mlの量り売りにてテイスティングしていきます。

フルボトルはだいたい6,000円前後で販売されています。

 

ラガヴーリン16年がメーカー希望小売価格10,200円に値上がりし、ほとんどのネットショップではそれ以上の値段で売られている現在ではある意味定価で飲める唯一のラガヴーリンと言えなくも…ないです。

 

あと毎度の文言ですがコルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

・公式評(モエヘネシーディアジオジャパン「ラガヴーリン」ページより)

ラガヴーリン蒸留所創立200周年を記念して2016年に限定リリースされたラガヴーリン 8 年が、世界中から好評を得て、ついに定番商品として発売されました。
ラガヴーリンの味わいを余すところなく表現した、甘く、香り高いスモーキーさを持つシングルモルトスコッチウイスキー。ストレートもしくはロックでお愉しみ下さい。

https://www.mhdkk.com/brands/lagavulin/

 

公式のおすすめはストレートorロックだそうです。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :淡いゴールド

香り:柑橘っぽいピート香。アルコールアタックはややあり。

   若干ヨードのニュアンスがあり、軟質のプラスチックっぽい。

味 :甘い!! そのあとに鉛筆、書斎、ビター感がやってくる。

   独特のニュアンスが同居しているものの不思議と全体的にまろやか。

   アルコール刺激はほとんどない。

   

 

・ロックで飲んでみる

香り:文房具感が増す。

   柑橘系の香りもやや残っている、かな。

味 :やはりまろやか。甘さの後に強くビター感。

   しみじみと。鉛筆、書斎感は余韻に残る。

 

 

ハイボールで飲んでみる

味:あ、ラガヴーリンっぽい。

  16年と比べれば奥行きに欠けるような気がするけれども十分。

  基本的にドライだけれど薄くはない。

  抑えるべきところは抑えてる、と言った感じ。

 

 

・総評

「銘酒」の成長過程が垣間見えるボトル。

 

16年の流れを汲んでいる要素が随所に見えるものの、至極当然ながら全体的に物足りなさは感じる。

そこをやや高めの度数である程度カバーしているといったところ。

 

独特のピート香は8年の時点で既に現れてきているのでラガヴーリンファン、ラガヴーリン・マニアならその共通点を楽しみながら飲める、と思った。

16年の代替には当然ながら…ならないかなぁ…

 

飲み方に関しては流石ラガヴーリン、どう飲んでも美味しい。

しいて言うならロック→ハイボール、かな…

 

 

・所感

ラガヴーリンのエントリーモデルとしては向いていない…というかもうちょっと出して16年買うべきですわね。

どっちかと言わなくてもファン向けのボトルだと思いますのよ。

 

単体で見ても適度なボディとピート感、まろやかさに甘さを備えていて優秀なのですがそれよりもデキる兄の存在が付いて回る弟…みたいな感じですわね。

 

ただ!こちらはロックで飲んでも輝きます。

さらに!!ハイボールにすれば16年の片鱗が見えてくる…のできちんとポジションは確立できているボトルだとは思いますのよ。

 

 

5,000円くらいで買えるのなら常飲にしたい…そんな気持ちでしてよ。

評価はできるが値段が邪魔をする…ニッカのセッションのようなものを感じますわね…

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

 

【レビュー】#94 『サントリー ローヤル12年』(2002年~2007年頃流通)

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

今回の記事で投稿記事が通算200記事になるそうです。

ちなみに通算100記事目の投稿はドリームランド(自分語り)カテゴリで妙に陰鬱な雰囲気の記事でした。

すさまじく変な記事(オブラート)だったのでリンクは貼らないことにします。

 

今回はこちら。

 

サントリー ローヤル 12年

(2002年~2007年頃流通)

Suntory Whisky ROYAL Aged 12 Years

製造元:サントリー

内容量:700ml

アルコール度数:43%

ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー

購入時価格:4,500円(税込み)くらい

 

 

 

 

オールドボトルです。

 

サントリーローヤルについては過去にうんざりするくらいには記事を書きまくっているのでそちらを参考にしていただければ幸いです。

asgsn.hatenablog.com

 

今回はいわゆる「12年SR」(シルバーラベル、白ラベル)の紹介です。

 

時期的には

12年黒    :1997年~2002年 

12年シルバー :2002年~2007年 ←ここ

12年     :2007年~2008年

 

という位置で、当ブログではサントリーローヤルのブレンドの転換点」なのではないか?と推測だけ立てておいて実際には一向に飲んでみないという不誠実な感じを醸し出していました。

 

なお同時期にはプレミアム15年が継続して販売されており、この時点ではプレミアム15年にて本流の血筋が残っていると言えます。

 

「ROYAL」の文字をデカデカと配置したプレミアム12年以降とは打って変わり、ラベルのデザインをSR期のほうに寄せているので原点回帰、心機一転の両面を含んだものなのかなぁ?と勝手に考えています。

ひさびさにラベルに「SR」の文字が帰ってきたボトルなので当ブログでは便宜上「12年SR」と呼ぶことが多いです。

 

また、表面に光沢のあるシール地のラベルなので「12年シルバーラベル」などとも呼称しています。

ネットで見る限り「12年白ラベル」呼びも多いように見えます。

 

と、いうわけで変化球ではありますが50mlのミニボトルを入手したのでそちらでテイスティングしていきます。

フルボトルのほうはちょっと中身に自信が無かったので今回は開けません。

 

12年黒ラベルくらいから発生しだした「スリムボトルになるとなぜか度数が43%→40%になる」現象は無く、ミニボトルでは43%のままです。

 

また、コルク栓ではなくメタルスクリューです。

そういう面でも中身の品質に期待できるような気がします。

 

フルボトルのほうは言わずもがなコルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

・公式評(裏ラベルより)

「華やか」「滑らか」「すっきり」という文言が出ています。

これの一点で当ブログにてブレンドが変わったのではないか」論を提唱し続けたのはある意味挑戦的ではありますが、いち消費者として見ると12年黒ラベルとはちょっと毛色の違ったものなのかな?という感想を抱かずにはいられませんよね…?

 

ちなみにこちらが2012年頃のローヤル(古・現行品)

上の12年SRの文言とかなり被る内容です。

 

さらにこちらが2021年購入分、正真正銘の現行品の文言。

文言から考えるとなんだかさらにブレンドが変わってるような…?

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :やや深みのあるゴールド

香り:青りんご然とした爽やかな果実香。

   そのなかに若干の山崎めいた香木チックな香りを感じる。

   落ち着いた甘い香り。アルコールアタックはちょっと強め。

味 :現行品にも通じるような若干の爽やかさ。フルーティさ。

   樽感もそこそこ出ているもののビターとまでは行かずちょうどいい。

   余韻はすっきりとしていてキレがある。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:ふわりと爽やかな果実香に振れる。

   ほのかに甘い香りもある。洋梨っぽい。

味 :単純に飲みやすくなる。フルーティさもそのまま据え置き。

   たぶん水割りもいけると思う。わかりやすく日本人向け、って感じ

   悪く言えば結構薄まる。

 

 

ハイボール

味:軽快。

  味はしっかりと主張している。やっぱり青りんごっぽい。

  味の方向性で行くと現行の角ハイボールっぽさを感じる。

 

 

・総評

ローヤルというひとつのブランドの大きな転換点。

 

黒の12年とはガラリと印象が変わり、現行品に通じる点がいくつも存在する。

青りんご感が主体で、華やかでありながらもしっかりとしたモルトの主張が同居していて…別物ではありながらローヤルとしての風格をしっかりと保っている。

 

黒の12年で感じたグレーンのネガティブなニュアンスはほとんど感じないのでそこのところはブレンダーの手腕が光るように感じた。

現行の角瓶とローヤルを足して2で割ったような、そんな感じ。

 

ネガティブなことを言うと、ローヤルの古酒に期待するような要素は薄めなのでわざわざこれを買い求めてまで飲む理由はないかもしれない…

現行が十分美味しいってことです!!!!!!!!!!!!!

 

 

おすすめはロック、ハイボール

薄まると書いたものの水との親和性が高く、自然にスッと馴染んでくれる。

 

 

・所感

裏ラベルにもあるように、まさしく21世紀の全く新しいローヤルといった感じですわね。

ローヤルというか、角瓶の試金石みたいに若干感じますが…

 

この12年SRをダウンサイジングしたものが現行の角瓶ジャパニーズっぽさを前面に押し出したかのようなもの(山崎要素が増えた?)が現行のローヤル、と言った感じでしょうか…?

 

なんにせよ現行のローヤル、これを踏まえると相当美味しいです。

12年ものをとは言わないので復刻版としてシェリー要素を増したクラシックタイプのローヤルを出して頂ければオールドボトル亡霊も成仏するんじゃないでしょうか…

 

 

とりあえず、「12年SRがローヤルにおいてのブレンドの転換期」という持論は正しかったことが証明出来て一安心ですわね。

今回も勉強になりました。

 

なんだか古酒は毎回ビクビクしながら飲んでるような気がしないでもない…

 

 

 

・次回

まだ

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

 

【レビュー】#93 『シングルモルト宮城峡 NA』は赤いりんごをイメージさせる優しくもしっかりとした厚みのモルト。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

山崎LIMITED EDITION 2022BLOSSOM HARMONY 2022の公式抽選の結果が出てるそうですね。

例のごとく当たりませんでした。

抽選系で当たったためしがありません。

 

前回は余市だったので今回はこちら。

 

シングルモルト 宮城峡 NA

SINGLE MALT  MIYAGIKYO

蒸留所名:余市蒸溜所(ニッカウヰスキー株式会社)

内容量:700ml

アルコール度数:45%

シングルモルト・ジャパニーズウイスキー

購入時価格:4,620円(税込み)

 

 

 

 

ニッカウヰスキー第二の蒸溜所で作られるシングルモルト

 

「宮城峡」としてのはじまりは1969年。

 

シングルモルトとしての初出は1989年の「シングルモルト仙台宮城峡12年」で、2003年に「シングルモルト宮城峡」に刷新されるまでは「シングルモルト仙台」というシリーズだったそうです。

また、あのカフェ式連続式蒸留器も宮城峡蒸留所に設置されていてニッカ特有のカフェモルトはここで製造されています。

 

竹鶴政孝氏の究極の理想はブレンデッドモルトだったらしく、余市に続く第二の蒸溜所を探していました。

政孝氏の甥である竹鶴威氏が宮城県仙台市の西に約20kmにある新川川と広瀬川の合流付近を探し当て、後日呼ばれた政孝氏が付近を流れる新川(にっかわ)川の水で割ったウイスキーを飲んで「ここにしよう!」と決めたそうです。

突然語りだしたからちょっと冗長ですわね…

 

石炭直火蒸溜を行う余市蒸溜所に対し、宮城峡蒸溜所は蒸気間接蒸溜(スチーム)という方式を取っています。

じっくり加熱することによって余市のものとは異なる個性をもった原酒を生み出すことが可能になっているそうです。

 

スチーム式は今日び超スタンダードな蒸溜方式なので、現代においては基本的な製法から生まれるウイスキーと言えるでしょう。

 

ただ、同蒸溜所にはカフェ式連続式蒸留器という激レアな設備もあるので余市と同様に古くからの伝統を守り続けている…という側面もきちんとあります。

 

スクリューキャップです。

現行の余市、宮城峡、竹鶴、(伊達?)は全て共通のスクリューキャップだと思います。

 

 

・公式評(ニッカウヰスキー公式サイトより)

清冽なまでのさわやかさ。

宮城峡モルトの真価が、華やかに香る。

香り:りんごや洋梨のようなフルーティーさ、甘く華やかな花の香り。樽由来のやわらかなバニラ香。

味わい:ドライフルーツのようなスイートさ、なめらかな口当たり。

余韻:麦の甘さ、ほのかなビター感。穏やかな樽香が優しく広がる。

https://www.nikka.com/products/malt/yoichi_miyagikyo/

 

今回も公式からかいつまんで書きました。

公式サイトはもっと詳細です。チカラが入ってます!!

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :明るいゴールド

香り:華やかな果実香。やや金属っぽい。

   香りの中に穏やかな甘いモルト香。

   アルコールアタックはほどほどにある。

味 :ふわりと柔らかく甘い。赤いりんご洋梨感。

   樽感も結構大きく出てくる。

   多少アルコールがピリピリするものの気になるほどではない。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:甘いモルト香が主張して来る。

   ほか、すこし熟した果物を連想させるフルーティな香り。

味 :ひたすらなめらかな甘さ。やはり赤いりんご洋梨を連想させる。

   樽香も積極的に加わって全体のバランスを取っている。

   たぶんこれが正解の飲み方だと思う。

 

 

ハイボールで飲んでみる

味:ややビターさが主張するフルーティなハイボール

  やはり赤いりんごっぽい。

  甘さ一辺倒ではないためビターさがアクセントとなり飲みやすい!

 

 

・総評

赤いりんごが常に付いて回る、華やかなモルト

 

華やか、といいつつもかなり樽感が効いているので想像以上にボディに厚みを感じる。

こういう系にありがちなライトなモルト…とは一線を画している感じ。

そこらへんは絶妙な度数の関係なのだろうか…

 

ただ、年数もので化けるんだろうなぁというのが正直な感想。

当時の12年とかが飲んでみたい。。。

 

おすすめはやはりロック。華やか滑らかな宮城峡の片鱗が見える。

ハイボールもアリや。

 

 

・所感

余市に続いてこちらも結構気付きが大きかったですわね。

「あっ…軽いと思ってたけど結構重めなんだ!(失礼)」という気持ちで、良い意味で余市と宮城峡のスタンスを捉え直すきっかけになりましたのよ。

 

4,000円近辺で買えるのであれば全然あり。

5,000円くらいになってくるとじゃあ他行くね…とかそういう感情が出てきますわね。

 

流通については余市と比較すればたくさん出回っている気がしますし、値段についても定価で購入できるお店がほとんどだと思いますのよ。

WWA2022で余市を差し置いて入選したモルトの実力をぜひともご賞味あれ。

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

【ウイスキー福袋】を懲りずに買ったので開ける。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

先日の記事で告知した通り、ウイスキー福袋を購入したので開封報告します!!

 

asgsn.hatenablog.com

 

意味ありげに過去記事を載せましたが「こういうことがあったのに」も関わらず、懲りずに購入しているのがもうなんというか…末期…なんだよね…

過去に何が起こったのかは上の記事を見ていただければと思います。

 

 

今回購入したのは2022年5月2日販売分の

リカーマウンテンの税込み16,500円福袋(再販分)です。

あの、リカマンです。(強調表示)

 

もともと抽選式の福袋だったのですが、キャンセル分が出たとしてふつうに購入できる状態として再販分という商品が出ていたので買いました。

多分罠だと思います。

 

 

 

 

・概要

もはや概要なんてどうでもよくて結果だけ知りたいという読者の方のほうが多いと思いますが一生懸命文章を書いたのでできれば見てください。

 

今回は通常通りのブロックチェックの箱です。

この時点でまず一安心です。(イレギュラーなサイズの箱が入っていないということ)

 

ウイスキー福袋の基本構成として、2本セットで入っています。

1本は比較的高額なボトル枠もう1本は値段的な埋め合わせ枠です。

 

 

今回の目玉枠は「山崎 ボルドーワインカスク 2020 EDITION」です。

過去記事で「山崎 2020 EDITION」について語っていたので転載します。

山崎 2020 EDITIONと言えば料飲店向けに限定販売されたシリーズです。

スパニッシュオークのほかに

パンチョン

ボルドーワインカスク

ピーテッドモルト

ミズナラ

の全5種が発売されました。

 

価格は12,100円(税込み)

ミズナラだけは33,000円(税込み)です。

 

まぁそんな値段で流通してるわけがなく10倍以上の値段で取引されています。

 

福袋全体としては500セットの用意で、いつものように山崎18年とか白州18年とか響17年21年竹鶴17年などが特賞として散りばめられています。

 

また、ちょっと前の開催分から終売品である「ザ・ニッカ12年」が2等のラインナップに加わっていて微妙に欲しかったりします。

 

また、心に深い傷を残したシングルグレーン富士のクソデカワイングラスグラス付きセットという核爆弾はさすがに今回はラインナップになく、それだけでなんだか安心感が違います。

 

 

例のごとく販売ページだったものを転載します。

https://likaman.net/shopdetail/000000007432/

 

 

・1本目(目玉枠)

いつも通り勿体ぶらずにすぐ出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シングルモルトあかし 日本酒カスク6年 Y'sカスク

Single Malt Whisky AKASHI  sake cask

aged 6 years Y's CASK

蒸留所名:江井ヶ嶋蒸留所(江井ヶ嶋酒造)

内容量:500ml

アルコール度数:61%

シングルモルト・ジャパニーズウイスキー

リカマンが謳う通常売価:13,750円(税込み)

 

 

封入率30/500セットの1等です。

2等並みに封入率の高い1等…

 

 

日本酒を貯蔵した樽のみで6年間熟成した江井ヶ嶋のシングルモルト

ノンチルフィルター、ノンカラー、754本限定生産とのこと。

 

Y's カスクというのはリカマン(株式会社都光)オリジナルのブランドで、独自に買い付けた原酒をボトリングして商品化したものです。

500mlなので、700mlボトルに換算すると13,750に1.4を掛けて19,250円相当です。

 

・・・といいながら、今現在でもリカマン公式サイトでふつうに購入できます。

だから、30セットも用意する必要があったんですね。

 

 

 

 

・2本目(埋め合わせ枠)

グレンクーパー 5年

GLEN COOPER AGED 5 YEARS

製造元:ACEO社(ボトラーズ)

内容量:700ml

アルコール度数:46%

シングルモルト・スコッチウイスキー

リカマンが謳う通常売価:3,828円(税込み)

 

 

封入率30/500セットです。

 

ラベルにも思いっきり書いてありますが、中身はハイランドモルトティーニニックです。

ジョニーウォーカーの構成原酒として使用されているのが有名ですが、オフィシャルのボトルは調べてみたところ出回っていないようですね。

 

UD社の「花と動物」シリーズでティーニニック10年が出ているくらいです。

あとはだいたいボトラーズからのリリースしか見当たりません。

 

興味があったのでACEO社のサイトを覗いてみると、

「日本の緑茶をいくらか連想させる、草のようなほのかなスピリット」

「コールバーン蒸溜所(閉鎖蒸留所)の伝統的なダンネージ倉庫で5年間熟成」

「バーボン樽」

「ノンチルフィルター」

 

・・・とのことです。

どうやら閉鎖したコールバーン蒸溜所の倉庫建屋をACEO社が買い取って使用しているっぽいです。

 

 

なんにせよリベットのカリビアリザーブじゃないだけ良かったです。

また当たってたらストックが4本になります。

 

 

 

・結果

いかがでしたか?(役に立たないまとめサイト

 

 

13,750円のあかし3,828円のグレンクーパー

これらの合計が17,578円。

 

送料含めてトントンくらいです。

・・・うん? 1等…?

 

 

ちなみに、Twitterで調べてみると「あかし+グレンクーパー」のセットはなんというかお決まりのコンビらしく同じセットを掴んだ人が割と居ました。

 

 

 

…………

………

 

ぃみゎかんなぃ。。。。

もぅマヂ無理。

タリスカ飲も…

 

 

そろそろ福袋追うのやめとこうかな…

 

 

 

・以前の開封シリーズ

asgsn.hatenablog.com

asgsn.hatenablog.com

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

 

【レビュー】#92 『シングルモルト余市 NA』は日本で独自に進化したスコッチライクなジャパニーズモルト。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

ウイスキー福袋をひさびさに買いました。

来週くらいに開封記事をアップできればと思っています。

福袋爆死愛好家の方たちはいまから爆死を願っていてください。

 

ニッカ成分が少ないので補充の意味も込めて今回はこちら。

 

シングルモルト 余市 NA

SINGLE MALT  YOICHI

蒸留所名:余市蒸溜所(ニッカウヰスキー株式会社)

内容量:700ml

アルコール度数:45%

シングルモルト・ジャパニーズウイスキー

購入時価格:4,620円(税込み)

 

 

 

 

日本最北端の蒸溜所で作られるシングルモルト

 

余市としてのはじまりは1936年。だと思う…

ジャパニーズウイスキーの父である竹鶴政孝氏がサントリー(当時の寿屋)を退社後に北海道に工場を構えたのが1934年。

 

1935年にポットスチルが届き、1936年にウイスキーの製造を開始しています。

ちなみにそれまでの間はりんごジュースを製造・販売してウイスキーづくりを支えていました。

 

本場スコットランドで学んできた竹鶴政孝氏が目指したのは、やっぱりスコッチ。

北海道・余市の気候、環境はスコットランドに似た風土で理想の地でした。

 

大きな特徴としては、本場スコットランドでも2005年の「グレンドロナック蒸溜所」を最後に姿を消してしまった「石炭直火蒸溜」

 

蒸溜方式には2種類あって、先の「直火加熱」「間接加熱」があります。

直火加熱自体スコットランドでも一部の蒸溜所でしかおこなわれておらず、それに加えて石炭を用いた直火焚きとなるとごく稀な製法となるのです。

 

そういう意味では、今となってはスコッチよりもスコッチらしい製法で作られているウイスキーと言えるかもしれません。

 

今でも伝統を守って脈々と石炭直火蒸溜を受け継いでいるのはなんとも日本人らしいというか…ものづくりにかける情熱はジャパニズムに溢れているのをひしひしと感じます。

 

スクリューキャップです。

ニッカのスクリューキャップは丸っこくて好きです。

 

 

・公式評(ニッカウヰスキー公式サイトより)

重厚な力強さ、ピートと潮の香り。

凝縮された、余市モルトの本質。

香り:やわらかな樽熟成香と麦芽の甘さ、豊かな果実香の調和。穏やかで心地良いピート感。

味わい:オークの甘さとしっかりとしたピートの味わい。麦芽の香ばしさとオレンジのような果実の調和。

余韻:あたたかなオークの甘さとスモーキーさがゆっくりと持続する。

https://www.nikka.com/products/malt/yoichi_miyagikyo/

 

公式からかいつまんで書きましたが、公式サイトにはもっと詳細な解説が載っています。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :やや明るいゴールド

香り:柑橘系の香りと燻製のようなスモーク感。

   重み厚みのあるどっしりとした香りの印象。

   たしかにハイランドモルトに通じるものがある。

味 :口当たりは優しい。ふわりとした麦の甘さ。

   燻ぶった焚き火のようなスモーク感。結構例えるのが難しい…

   ほぼ終わりかけの焚き火というか…

   果実っぽい酸味と共に余韻に長く残る。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:柑橘系の果実香が強くなる。

味 :香りの通り、酸味が強くなり果実的になる

   樽感と相まってスモークはやや強めに感じる。

   ちょっと押しが強い、かな。パワーがある

 

 

ハイボールで飲んでみる

味:ピーティな特徴が表に出てくる。

  加水でも崩れる様子はなくどっしりとよく伸びていく。

  ただせっかくの果実感は控えめになってしまう。

  余市として飲むのはもったいないかも。それでも美味しい

 

 

・総評

日本最北端の蒸溜所のシングルモルトはやっぱりスコッチライク。

 

余市の年数ものを飲んだことがないのでなんとも言えないけれど、年数を重ねてジャパニーズの独自性が出てくるのであればぜひ飲んでみたいという気持ちが大きい、かな…

ノンエイジながらハイランドモルトの10年ものくらいのポテンシャルは十分にある。と思う。

 

余市と言えば重厚なスモーキー感、と言われがちだけどかなりフルーティな要素が拾えるのが楽しい。

加水以降でスモーキーさやどっしりさが現れるのでそこらへんの変化も飲んでいて面白いと思った。

 

おすすめはふわりとした優しさが垣間見えるストレート。

もしくは重厚感が出てくる加水~ロックくらいで。

 

 

・所感

上でも書きましたが「あっスモーキーだけじゃないんだ!!(失礼)」という気付きが大きく、ニッカのウイスキーをもう一度飲んで余市の果実感を捉え直したくなる気持ちになりましたのよ。

 

冗長になるので上で特に言及しませんでしたが、余市はハイランド、キャンベルタウンスタイルで、宮城峡はローランド、スペイサイドスタイルとよく称されます。

 

公式ではド直球に「まさに日本のハイランド、余市。」と書かれています。

キャンベルタウンモルトは飲んだことが無いのでよくわかりませんが、たしかにハイランド的な要素は感じられますわね。

 

 

値段についてですが現在はだいたいどこでも定価で販売しているイメージですわね。

去年の今頃はなかなか手に入りづらいと記憶しているので供給量が増えたのか、買い占めている奴ら方々が去っていったのか…

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

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