なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいことを…

【レビュー】#213『トップバリュ ベストプライス スナズWHISKY』は世のなかで 言われているほど ひどくはない。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

朝倉あさげ著『世界一やさしいウイスキーの味覚図鑑』、発売中です!

 

今回は満を持してのこちら。

最終回にならないことを祈ってください。

 

トップバリュ ベストプライス スナズWHISKY

TOPVALU BESTPRICE ”SNAZZ WHISKY”

製造元:南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社

内容量:720ml

アルコール度数:37%

ブレンデッド…・・・?

購入時価格:690円(税込み)

 

 

 

 

生ける伝説。

 

前身であるトップバリュ ベストプライス ウイスキーあまりにもSNSやYouTuberにいじられ過ぎたせいで2023年1月に惜しまれながら終売という形になった矢先…

2023年2月に「SNAZZ」という名前を引っさげて再登場しました。

 

じつは初代から数えて3代目であり、その初代は少なくとも2012年ごろにはすでに存在しているっぽいです。

初代だけは合同酒精の製造であり、現在同社は「香薫」というウイスキーをリリースしています。

 

現在流通している一般的なウイスキーとは一線を画す特徴的なスペックをしており、

720mlのちょっとお得なサイズ感

・お酒が苦手な人でも楽しめるアルコール度数37%と低めの度数

ウイスキーを構成する唯二の要素であるモルト、グレーン原酒が全体比率の11%以上その他はスピリッツという、ある意味ウイスキー黎明期へ先祖返りしている構成

 

まぁ言ってしまえばトリスとかレッドと似たようなスペックということです。

つまるところ、深淵には変わりありません。

 

製造元は前回の「薫WHISKY」と同じく南ア

 

前回でも書きましたけれど、「Whisky Galore」にて取り上げられ遠回しに酷評されていたものは「薫WHISKY」の前身。

核地雷ウイスキーとしてインターネットで面白おかしくいじられているのが今回の「スナズ WHISKY」です。一応別物として複数個体存在するのです。

(どっちにしろ地雷なんだからひとまとめにして「トップバリュウイスキー」って呼んだっていいじゃんという意見もありますけれど、一応愛読書の「Whisky Galore」が絡むので敢えて注釈しておきました…)

 

ちなみに、なんならもうひとつ「WHISKY malt&spirits」という「SNAZZ」「薫」の間の価格の伏兵も存在します。

飲むかどうかは「行けたら行く」程度に期待しておいてください…

 

「薫WHISKY」同様にプレーンなメタルスクリューです。

 

 

・公式評(イオン トップバリュ公式サイトより)

風味豊かな原酒を厳選し香り良く、まろやかな味に仕上げました。

https://www.topvalu.net/items/detail/4549414367508/

 

当ブログの、書くことが無い時の文量に似ていますね。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :ウイスキーっぽく明るいゴールド

香り:甘さのある香り。

   かぜ薬のシロップだとか、フレーバードティーな香り。

   やや人工的なものの、敵意は感じない。

   もしかしたら友好的なウイスキーかもしれない。

味 :アルコールの刺激がピリピリと。ドライな口当たり。

   手指消毒のアルコールが少し乾いたときみたいな香りが鼻に抜ける。

   打ちっぱなしのコンクリートのような乾いた硬質で平坦な味。

   ほんの少しモルトやグレーンの顔が見えてくる。

   香ばしくて甘いところがちょこっとだけ見える。

   ただ思ったより酷いアルコール刺激ではない。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:うーん余計に人工的に。

   かき氷のシロップ。

   知育菓子の色がどぎついやつみたいな香り。

   駄菓子屋に売ってる飴みたいな餅みたいな12個入りのアレ。

味 :あれ…?グレーンだか、モルトだかの味わいが感じ取れる。

   アルコールの刺激はあるし、苦渋いみたいなノイズはあるものの、

   香ばしくて、甘いみたいなところが感じ取れる。

   味覚、ついにおかしくなった?

 

 

ハイボールで飲んでみる

味:人工的シロップの甘さが青りんごに誤認してしまうほどには爽やか

  いや飲めるぞ…!?

  スピリッツ由来のネガ要素は基本的に感じ取れないので

  ふつうにアルコール飲料としての要件を満たしている。

  と、いうかほんとにきちんと飲める。

 

 

・総評

インターネットの評価を鵜呑みにするのもよくない。

 

ストレートの時点で何となく飲める。

加水が進むと更に飲める。

ハイボールまでいけばふつうに飲める域に達する。

企業案件じゃないです。

 

…ただ、アルコール飲料としての話であり、ウイスキーとして見るとどうなの?という印象は拭えない…そんなライン。

それでもほんとうになんとなく、遠くのほうにモルトとグレーンの主張があり、それを探る旅をする修行僧プレイが割と面白い。

ハイボールにするとサントリーの深淵ウイスキーよりもワンチャン飲めるのでは?くらいの実力を発揮する。

 

おすすめの飲み方なんて書いたら責任取れと苦情が来そうで怖いものの、個人的なおすすめはもちろんハイボール(個人の感想です)(味覚には個人差があります)。

まさかこの価格帯で、トプバウイスキーで、一瞬でも青りんごじみた感覚が拾えるとは夢にも思わなくて涙が出そうになった。

 

 

・所感

詰まるところ、「薫」のほうがヤバいわよ!!!!

 

ウイスキーとしては多分「薫」のほうが(モルト・グレーンの含有量的に)近いと思われるものの、さすがに毒物じみた内臓攻撃はしんどいものがありましてよ。

その点、「SNAZZ」に関してはとんでもない刺激があるわけでもなく、とんでもない味でもなく、友好的とはいかずとも中立的な印象を受けました。

 

イオンさん、南アさん、見くびってすみませんでした。

 

と、いうわけで今回は「少なくとも「SNAZZ」アルコール飲料としてはきちんと飲める」、ということをお伝えしたかったのです!!

ウイスキーに区分して良いのかはまた別問題です。

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

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