なもなきアクアリウム

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【レビュー】#197『バスカー アイリッシュウイスキーハイボール』は気軽に”いつもの”バスカーを楽しめる、選べる2種展開。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

朝倉あさげ著『世界一やさしいウイスキーの味覚図鑑』、発売中です!

嬉しいこと?にAmazon等通販サイトで現在品切れになっていますけれど、明日(12/20)ごろに在庫が補充されるかと…思います…??

 

今回はこちら。

 

バスカー アイリッシュウイスキーハイボール

THE BUSKER IRISH WHISKEY HIGHBALL

蒸留所:ロイヤルオーク蒸留所

内容量:350ml

アルコール度数:6%、8%

ブレンデッド・アイリッシュウイスキー

購入時価格:328円(税込み)

 

 

 

 

バスカーの勢いは止まらない!!!

 

2024年12月17日からローソン、ナチュラルローソン限定で発売開始されたハイボール缶です。

「バスカー」ブランドについては過去記事に任せる…とこの記事の文字数が著しく少なくなるのでここでおさらいしておきます。

 

2016年アイルランドで操業開始。

シングルモルトシングルグレーン、そしてアイリッシュウイスキー独自の文化であるシングルポットスチルの3種の原酒を作り分けることのできるハイテク蒸留所。

・樽構成はバーボン、シェリー、マルサラワイン(シェリーと並び世界4大酒精強化ワインに数えられる)の3種。

ブレンデッドのバスカーはその3種の原酒と3種の樽をフル活用してブレンドされた蒸留所を代表する銘柄。

 

で、ハイボール缶にしては珍しく2種のアルコール度数にて展開しています。

標準レベルの8%と、ハイボール缶にしてはやや低めの6%

 

缶に描かれたウイスキーの液色で度数の違いを表現しています。

8%のほうが濃いめな色をしています。

まぁそうでなくても結構デカい文字で度数が表記されているので間違って買うことはあまりない…ないよね…?

 

それと度数による価格の差は無く、一律で328円(税込み)です。

 

 

・公式評(ローソン研究所(公式ニュースリリース)より)

お手頃価格で高品質なバスカーウイスキー

高品質な樽と高いコストパフォーマンス が特徴のバスカー。
バーボン樽、シェリー樽、老舗ブランド「フローリオ」のマルサラワイン樽を使用し、フルーティーな香りと豊かな味わいを生み出しています。通常この価格帯のウイスキーには、高価なマルサラワイン樽は使用されません。しかし、バスカーは「フローリオ」と同じ親会社(ILLVA SARONNO社)に属する強みを活かし、調達コストを抑えています。その結果、高品質ながら優れたコストパフォーマンスを実現しています。
地元バロー川の水を仕込み水に、アイルランド産大麦を使用して72時間の長時間発酵を行い、深みのある風味を生み出します。さらに、蒸溜にはウイスキーの種類に応じて3基のポットスチルとコラムスチルを使い分け、3種類の原酒をつくりだしています。 今回の商品は、伝統的な3回蒸溜で仕上げたバスカーのウイスキーの特長をそのまま缶に閉じ込めました。

 

6%も8%も、どちらもアルコール感を強く感じることはなく、口当たりがよくとても飲みやすいです。ハイボールをあまり飲まない人にもおすすめでです。ふわりとトロピカルフルーツのような甘い香りがしました。
Xmasや年末年始など、友人との集まりにもぴったりですね。
さらに298円(税抜)というお値段も魅力的。ローソン限定の特別なハイボール缶です。
バスカー新時代のハイボール体験を、ぜひお近くのローソンで!

https://www.lawson.co.jp/lab/tsuushin/art/1496058_4659.html

 

めっちゃわかりやすいですね、この文章。

 

 

・【6%】氷なしで飲んでみる

香り:うっすらとした穀物穀物とした香り。

   それと青りんごっぽいフルーティさ。

   奥にはかすかに樽っぽい木感が。

   なんとなくバスカーだね。

味 :かなり薄くて笑う。

   ほんの少し余韻に残るフルーティさと樽感。

   なんとなく緑色のフルーティ程度でちょっと難しい、かも。

 

 

・【8%】氷なしで飲んでみる

香り:たった2%の違いながら、香り立ちが段違い。

   酸っぱさと甘さが同居する赤いりんご。

   穀物の豊かな香ばしさ、軽やかでフルーティ。

味 :樽感まで感じ取れるフルーティなこの感じ。

   味わいは青りんご風で樽感のビターさが引き締めている感じ。

   親の顔より見たバスカーの味。

 

 

・【6%】氷ありで飲んでみる

味:もう何が何やら…??

  なんとなく…フルーティ?

  余韻に青りんご感が立ち昇る。

  軽いと言えば聞こえはいいけれど、どんな味?と問われると難しい。

 

 

・【8%】氷ありで飲んでみる

味:えっ…?

  飲みごたえしっかり。2%の差でこんなに変わる????

  青りんごの爽やかさがはっきりと感じられる。

  それと穀物の納豆っぽい香り(???)が立つ。

  わかりやすくバスカー。

 

 

・【6%】缶から直で飲んでみる

味:意外と味わいが濃い。

  これならバスカーとわかる、と言った感じ。

  さっきからとにかく堂々巡りの語句の羅列になるけれど、

  フレッシュな青りんご強めの樽感が心地よくすいすい飲める。

 

 

・【8%】缶から直で飲んでみる

味:お~、こちらも味わいが強い。

  口に入った瞬間からはちみつのような甘い香りが開き、

  緑っぽいフルーティなアロマに包まれる

  余韻の樽感もしっかりとあり間延びせず補強されている。

  バランスがよい。

 

 

・総評

これで気に入ったらフルボトルへ…って感じですかね。

 

ローソンに限った話ではありませんけれど、最近はコンビニでもバスカーが並んでいる店舗をちょくちょく見かけるのでフルボトルへの足掛かりとしてのこのハイボール缶は有意義なものだと思った。

 

当然の如くバスカーの味。それ以上でもそれ以下でもない。

バーボン樽由来の甘いバニラやはちみつの香りシェリー樽由来のフレッシュなフルーティ感マルサラワイン樽由来の酸っぱく甘い果実感、それらがぜんぶ楽しめる。

穀物の独特のコクというか甘さも感じられ、バスカーというウイスキーの隙の無さを再認識できる。

6%という極薄にして飲んでみるという試みは意外と頭に無くて新しく思った…けれどやっぱりウイスキーは濃ければ濃いほどよい。(末期)

 

両者どちらにせよおすすめは缶直飲み。

不思議と氷なしだとしてもグラスに注ぐとパワーダウンが否めない、かな?

 

 

・所感

ラベルのデザインを缶に落とし込んでいるのさすがに優秀すぎますわね。

 

この記事を書くにあたって当時のバスカーの記事を読みなおしたのですけれど、ありえんくらい小ざっぱりとしててお苦笑しました

少しずつ書くことが増えていっていて、わたくし自身の成長を感じたような、感じないような…

 

それにしても初期の記事もそれなりに読んでいただけているので、加筆というか見るに堪えるようなものに補強するべきか…と考えましたがものすごい労力ですね。

気が向いたらやります(いつもの)

 

バスカーの話に戻って、ちょくちょく「スモールバッチ」なるものが流通していますよね?

いまのところ現行品を買ってはいないのですけれど、シングルグレーンのスモールバッチとか出ませんの…??とひそかに思っています…

 

 

・次回

まだ

 

・前回

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