なもなきアクアリウム

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【レビュー】#257『M&H エレメンツ シェリーカスク』は灼ける陽光、紅く香る果実、黒く融けるチョコレート。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

今日からまた頑張るので・・・

対戦よろしくお願いいたします。

 

今回はこちら。

 

M&H エレメンツ シェリカスク

M&H ELEMENTS SHERRY CASK

蒸留所:M&H蒸留所(イスラエル

内容量:700ml

アルコール度数:46%

シングルモルトイスラエルウイスキー

購入時価格:6,490円(税込み)

 

 

 

 

イスラエル発、世界一に輝いたシングルモルト

 

2013年創業のM&H蒸留所(Milk and Honey Distillery)のコアレンジである「エレメンツシリーズ」に属するうちの1本です。

シリーズ内には

シェリカスク

・ピーテッドカスク

・レッドワインカスク

・ザクロワインカスク

が存在し…ザクロワインカスクは正規販売代理店であるところのサイズ酒販で手に取ることができるようです。

ついでに…ザクロは「Pomegranate」…ポムグラネイトと読むそうです。

 

ご存じの方も多いとは思いますけれど、何を隠そうこのボトルはイギリス開催の「World Whiskies Awards 2023」「ワールドベスト・シングルモルトウイスキーに選ばれた言わば2023年のシングルモルトのトップ・オブ・トップなのです。

また、シェリカスクでなくともM&H蒸留所のボトルはちょくちょく金賞を受賞しているようです。

 

スペックは辛口であるところのオロロソと、極甘口であるところのペドロヒメネスシェリー樽にて熟成したもの。

ぼかしがちなところなんですけれども、「スペイン・へレスにてシーズニングされた(作為的に樽にシェリーフレーバーを定着させた)シェリー樽」と明かされています。

 

特有のゴム…栓…です…?

 

 

・公式評(サイズ酒販 販売ページより)

M&H Elements (エレメンツ) シリーズは厳選された構成原酒がもたらすフレーバーとアロマが樽の個性を強調するTHE M&H蒸留所の中核商品となるシングルモルトウイスキーです。

スペインのヘレスでTHE M&H蒸留所のために特別にシーズニングされたオロロソ、ペドロヒメネスシェリー樽を用いたこのシングルモルトウィスキーは赤系の果実の力強いフレーバーとダークチョコの味わい、そして樽由来の香りが特徴です。

ノンチルフィルター、ノンカラー

カスクタイプ:オロロソシェリー+PXシェリ

 

M&Hテイスティングコメント  

香り:優しい樽香、キャラメル、フレッシュなレモンで覆われた豊かな赤系の果実

味わい:ミディアムボディ、軽めのフルーティーさとシェリーの甘さ、ダークチョコから優しい樽香へと続く

フィニッシュ:長め、ダークチョコの香りがしばらく残り、タバコや樽香が続く

https://scytheshuhan.stores.jp/items/63182de960bab439c26afb97

 

た、タバコ・・・?

 

 

・ストレートで飲んでみる

※いつもの撮影用ライトを紛失したのでちょっと雰囲気が違います。

 そのあと無事見つけたので今後の写真撮影に影響はありません。

 

色 :やや色づいた赤褐色

香り:レーズン、黒糖の香りが重力を纏っている…とにかくスイート。

   キャラメルのような甘い香りいちごのような甘酸っぱいフルーティさ。

   それと同時に生き生きとしたフレッシュさが感じられる。

   熟成感もほどほどに、短熟さは感じない…かな。

味 :ビターチョコレートをベースにしたスイートさ。

   香り通りのレーズンいちごキャラメルの甘フルーティさが弾ける。

   基本的にずっとビターなものの、それを軸に要素が回っていて飽きない。

   「クラシック」よろしく、若干のハーバルさも感じる。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:いちごのチョコレートフォンデュ

   ドライレーズンの凝縮された甘い香り。

   冷やされてもまるで力を落とさない。

   全体的にぎゅっと香りがまとまっているので結束力を感じてつよい。

味 :…けれども味は単調になる。

   なんとなく…まだビターチョコレート感が残る。

   フルーティさはとおくでかすかに見えるくらいでわかりやすくはない。

   ややビターさに支配されがちな印象。

 

 

ハイボールで飲んでみる

味:しっかり伸びよい味わい。

  というか全然薄まっておりません、すごい。

  やっぱりビターチョコレートを中心に回っている。

  フルーティさは軽やかになり炭酸との親和性が高い。

  コクのあるビターさなのでデザートのお供によいかもしれない。

 

 

・総評

さすがの世界一、インパクト高し。

 

リッチなシェリー感をこの価格で楽しめるのは単純にすごい。

甘く、甘く、フルーティで、ビターという三要素をうまく乗りこなしているのでシェリー樽のよいところを余すことなく体感できる良ボトル。

特有のハーバルさもそれとなくほんのりと感じられる。

 

特にストレートでの香りと甘さはもっと高価格帯のシェリー系に肉薄するとまで思えるほどの黒糖やチョコレート感のレベルの高さ。

というか最近のシーズニングシェリーのレベルが高いのかも…一時期の「でもシーズニングだしなぁ…」的風潮をめんこのように気持ちよくひっくり返すかのような刺激。

 

おすすめはストレート。

ちょこっとあるアルコールの刺激に耐えられるならばこれを置いてほかにない。

シェリカスク由来のリッチなスイート・フルーティさが堪能できる。

 

 

・所感

シェリー樽熟成もの入門、いまが最も恵まれているのでは。

 

わてくしが積極的にウイスキーを買い回っていた2020年ごろ…?はシェリー系入門といえばグレンファークラス12年」だとか「ザ・フェイマスグラウス ファイネスト」だとか「グレンドロナック12年」がまず選択肢に挙がる感じだったと思いますけれど、正直グレンドロナック以外はシェリーと言われても…??という学びを得づらいものだった記憶があります。ディスじゃないです。当時は上記銘柄がかなりお安く買えましたし…。

それに比べると去年のカバラントリプルシェリカスクハイボール缶」とか「M&Hシェリカスク「あかしシェリー」など…シェリーの本質めいたものをとらえやすい銘柄が出てきて効率よくシェリー入門ができる…時代に…なったと思います。

 

といっても実際問題情報を欲している方々に「そういう銘柄」ということを知られなければ意味がないので…そういう布教こそYouTubeの人たちやわたくしたちのようなブロガーが抱える使命といえるのですね。

 

何が言いたかったかというと「M&H エレメンツ シェリカスク、少々値は張りますけれどシェリー系入門にもおすすめです!

 

 

 

ついでに…方々で温かい声をかけてくださったみなさんへ、ありがとうございます。

また頑張って更新していきますのでよければ見てくださるとうれしいです。

 

 

・次回

まだ

 

 

・前回

asgsn.hatenablog.com