こんにちは。もう一度、こんにちは。
期間が空きましたが、何事もなかったかのように再開します。
何か月前の話だよという空気になってきましたがあと3本です。
響 21年
HIBIKI 21 YEARS OLD
製造元:サントリー
内容量:15ml(有料試飲)
アルコール度数:43%
ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー
購入時価格:1,000円(有料試飲)
重厚で濃厚な「日本の」響。
響21年の初出は1994年。
始祖といえる年数表記なし(響17年の系譜)が1989年初出なので、シリーズとしては2番目に歴史が古いです。
そんな響17年も2018年に終売しているので現存する響ブランドの中では最も歴史が古いものとなっています。
(※公式的には休売扱いで、公式サイトにていずれ復活することが示唆されています。)
※サムネ用
発売当初の価格は20,000円(税抜)。
例のごとく入手性とはお構いなしに2024年4月1日より32,000円→55,000円(税抜)と超ウルトラスーパー値上げを無事迎えました。
・公式評(サントリー公式サイトより)
使用しているモルト原酒は酒齢21年以上の超長期熟成のものを入念に吟味してブレンド。合わせるグレーン原酒も酒齢21年以上の円熟原酒を厳選し、丁寧にブレンドしました。サントリーならではの多彩な原酒があればこそ実現した、贅沢な原酒のハーモニーをお愉しみいただけます。
テイスティングノート
きわめてフルーティーで甘美な、花を想わせる熟成香。口当たりは、なめらか。21年ものならではの重厚なコシ、気品のあるコク。奥ゆきのある余韻の長いアフターテイスト。
色 :やや濃い琥珀色
香り :レーズン、杏、イチゴジャム、バニラ
味わい:ビスケット、トフィー、甘酸っぱさ、スパイシー
余韻 :熟した果実香、心地よく長い余韻
そういえば最近やっていませんでしたね。(やれよ)
・ストレートで飲んでみる
色 :やや赤く色づいた褐色
香り:山崎感が強い?香木チックな芳醇な樽香。
またバニラ感もきちんと香り、甘い香りが心地いい。
黒糖も感じられ、総じて香りが強い。
味 :赤い木の実のフルーティ、香木のウッディ、
バニラの甘さ、重厚なボディ感。
満遍なく備えて非常に美味しい。
それぞれの味が力強いと言ったら正しいかも。
・総評
パワー系の響。
ラベルの色も一緒だし山崎に寄ったブレンド?比率が多い?
ミズナラの香りがきちんと感じられ、それでいてしつこすぎなくて…
それぞれの要素が重厚に強く主張し、なのにバランスが取れていて、まさしく響き合うかのように調和が取れている印象を受けました。
響ひとつ取ってもいろんなブレンドの仕方があるんじゃなぁとしみじみと・・・考える時間はハーフショットではあまり取れませんでした。
・所感
てか個人的に18年ラインが好きですわね。
ここ全部好きです。
サントリーウイスキーとして一番生き生きとして、かつ熟成とブレンドの妙が存分に感じられるゾーンだと思っています。
毎回この話に帰結しますけれど、購入さえできれば…という言葉が付いて回りますわね。
まぁそうでなくともNVだとしても十分に美味しいのでそちらを…そっちも手に入りづらかったんでした…
とにかく、、、山崎蒸溜所、白州蒸溜所に行く機会があればこの超長期熟成セット(3,000円)は必飲です!!ボリュームゾーンでしてよ!!!!!!!(たぶん)
ちなみに、今回真面目に書きすぎたせいでAIタイトルに通しても微塵も面白いものが出なかったのでAIタイトルのコーナーはおやすみします。
・次回
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