なもなきアクアリウム

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【レビュー】#263『サントリーウイスキー 碧 Ao(リニューアル品)』は”碧”に融ける混沌、調和に昇華した完成形。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

どえらい低気圧が襲ってきていますが低気圧特効の民の皆さん、ご機嫌いかがでしょうか。

低気圧と言えば、雨、雨と言えば…青。

 

青と言えば…な今回はこちら。

サントリーウイスキー 碧 Ao

SUNTORY WHISKY Ao

製造元:サントリー

内容量:700ml

アルコール度数:43%

ワールドブレンデッド・ウイスキー

購入時価格:5,200円(税込み)くらい

 

 

 

 

新生の碧は、調和の碧。

 

初出は2019年、そして2025年12月中旬にリニューアルを果たしました。

その布石としてか、そういえばハイボール缶も発売されていましたね(自然な導入)

asgsn.hatenablog.com

 

 

ラベルが越前和紙へと変更され、碧色も鮮やかに。

商品名からはなんと「WORLD」が抜け「SUNTORY WHISKY」に。

 

並べてみるとわかりやすいかもですけれど、明らかに青色が色鮮やかで高級感を醸し出しています。

また、AOAOみたいなアオアオ並びも改善され全体的にすっきりとした印象です。

それとラベルの位置がやや上になりました。

 

色は旧来品のほうが明らかに濃く見えます。

構成原酒は相変わらず

アードモア蒸溜所(スコットランド)

グレンギリー蒸溜所(スコットランド)

クーリー蒸溜所(アイルランド)

ジムビーム・クレアモント蒸溜所(アメリカ)

アルバータ蒸溜所(カナダ)

山崎蒸溜所(日本)

白州蒸溜所(日本)

となっています。どこが欠けただとか増えたとかはないようです。

 

 

………というわけでとうとうテコ入れが入ったというか、そんな感じの「碧」です。

今回のリニューアルに際し一種の売りとされてる部分が

「8年熟成のバーボン原酒」

「山崎蒸溜所で蒸溜し30年以上熟成したスパニッシュオーク樽原酒」

の2種です。

 

当然のごとく山崎30年スパニッシュオーク原酒はプール満杯の原酒にティースプーンひとさじ程度の比率のものかと思われますけれど、手に取ってみる動機としては十分すぎるほどキャッチーな売り文句だと思います。

 

こちらは変わらず、サントリー汎用の碧色のプラキャップです。

 

 

・公式評(サントリー公式ブランドサイトより)

世界と日本をつなぐ。「碧Ao」のメッセージ。

世界と日本をつなぐ、「海」の深く美しい色、「碧(アオ)」をネーミングに、そして、ブランドのカラーに。

羅針盤、波を表現したデザインにも、その想いを込めて。

「世界5大ウイスキー」を表す、斬新な「5角形ボトル」。

角を正面に配置し、ラベルに「世界の原酒/日本の匠」との出会いを象徴する「英語/墨文字」のロゴタイプ。

これらはみな、この商品の開発コンセプトを表すとともに、新しい時代に向けたメッセージを伝えています。

Tasting Notes

色:琥珀色

香り:華やかで伸びのある香り、パイナップル、
熟したマンゴー、蜂蜜、バジルやセージのアクセント

味わい:滑らかで濃厚、豊かな熟成感、
クローブやシナモンのようなスパイシーさ

余韻:スモーキーを感じる豊かな余韻

https://www.suntory.co.jp/whisky/ao/about/

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :明るめな黄金色

香り:バーボン感が突出していた旧品と比べると全体的におとなしめ。

   モルト由来の伸びやかながら太い軸を持った香りがしっかりと。

   バニラやはちみつ、黄色い果実の静かな甘い香り。

   軽快なのに力強い香り、ブレンドの妙を感じる。  

   ライト目に纏まっていていつものサントリーっぽさが出てきている…。

味 :味わいについても軽やかながら力強く、花の蜜やバニラの味わい

   明らかに旧品とは違った雰囲気を纏っている。

   モルトの香ばしいうま味が強く、ストレートでもしっかりと楽しめる。

   世界5大ウイスキーの境界線が溶けあい大海の如し懐の深さを感じる。

   余韻はややスモーキーでいてウッディ。バランスがよい。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:やはり花の蜜、花畑の香り

   ふわりと軽快なのに厚みを感じる。

   バニラ感もほどほどに、冷却されてもパワーが下がらない。

味 :やや青りんごや赤いりんごっぽいフルーティさが見える。

   はちみつやバニラの感じも相変わらず。

   余韻にかけてスモーキーさだとかウッディさからくるビター感が見える。

 

 

・ハイボールで飲んでみる

味:一瞬…スプライト…みたいなレモンライムの香りが立った気がする…。

  ほんのり青りんごのフルーティさが弾けている。

  ほんのり花の蜜。

  ごくほんのりと気が付かないレベルでスモーキー。

  バランスがよくてすいすい進む。

 

 

・総評

ワールドブレンデッドウイスキーとしてのの面目躍如。

 

旧品で感じまくっていたバーボン…アメリカンウイスキーに偏った感じもなくなり、ライトな感じのいつものサントリー色が色濃く出始めているブレンド。

ライトと言いつつも薄いというわけでもなくしっかりとした軸があり、重み厚みを持ったモルト由来の香りと味わいがしっかりと備わっている。

 

全体的に感じたのは花の蜜のようなフローラルな甘さ

バーボンっぽさはかなり抑え目となり個人的にはかなり、劇的に、とっつきやすくなっているイメージ。

 

ワールドウイスキー(と名乗らなくなってしまったけれど)と言いつつジャパニーズウイスキーと名乗ってもワンチャンバレないくらいにはバーボンの突出具合が改善されているとひしひしと感じた。

 

おすすめはストレート。

いつまでもチビチビとやりたくなるくらいにはブレンドがしっかりしている。

あの、美味しいです。

 

 

・所感

旧品との比較をつらつらと・・・

 

旧品はバーボン突出と言いながら、なんとなくレベルで世界5大ウイスキーの個性のぶつかり合いが見え、これこそワールドブレンデッド的なごちゃまぜな混沌模様を表していたような気がします。

例えるならば世界5大ウイスキーを紐で縛って纏めているような…。

なのでバーボンが好きな人にとっては旧品のほうが好みに思えるかもしれないです。

 

サントリーウイスキー、ブレンデッドウイスキーとしての完成度は明らかにリニューアル品のほうが上だと思っていて、世界5大ウイスキーを溶かして混ぜたかのごとくしっかりとそれぞれが馴染んでいる気がします。

スモーキーな要素が見えていますけれど、これはカネマラ(クーリー蒸留所)由来ではなくアードモア由来だそうです。

言われてみればティーチャーズ的な優しくも存在感のあるスモーキーさです。

こちらもいい塩梅で見え隠れしていてアクセントとして絶妙です。

 

正直言って旧品が世間で酷評されている(いた)からリニューアルしたとて…と期待値が下がっていた…のは無意識でそうしていたかもしれないですけれど、それを抜きにしても新生『碧』は旧『碧』をぼろくそに貶した経験がある人にこそ飲んでほしいと思えるほどしっかりと仕上げてきてますなぁと感じました。

上からな言い方になっているかもしれません、すみません。

 

上でも書きましたけれど、この碧はかなり好きです。美味しいです。

でも結局値段がネックだと思いました。

朝倉はついこないだまでやっていたAmazon新生活セールFinalというグリードアイランド編Finalみたいな名前のセール5,129円で買いました。

定価はなんと6,600円です…

 

・次回

まだ

 

・前回

asgsn.hatenablog.com