お酒に罪はない
罪はないんだ…
・この海は…地獄だ…
ジャパニーズウイスキーの現行品が品薄になり高騰しているという”負”の波がついにオールドブレンデッドにも押し寄せてしまっている。
タイミング的には2021年に入ってからだろうか
2020年の12月に確認した相場では
SRが2,000円前後
12年が(だいたいどれでも)3,500円前後
プレミアム12年が5,000円前後
プレミアム15年が7,000円前後
みたいな認識だったのに今ではだいたい2,000円~3,000円くらい上乗せされている。
・なんで?
どこかで紹介されたりして拡散されたの・・・?
・・・ともかく、この釣りあげられた価格では売れなくなれば自然と値段も下がるものなのだが、どうも引く手あまたなのでおそらく当分上がることはあっても下がることはないと思う。
まぁ12年とか15年とかわかりやすく年数表記されている奴に関してはそりゃあ目につくよなぁ…と思いつつ、年数表記のないSRとかも値段が上がっているので「ローヤル」自体が目をつけられている状態でしょうね。(一応SRにも「山崎15年モルト」表記があるのでそれが少なからず影響しているのかもしれない)
・では、いまローヤルに興味を持った人はどうしたら?
そんな人がいるのかどうかわかりませんが前回記事にも書いたように、リサイクルショップに行ってみるのがいいかもしれません。もちろん、オークションで狙う場合は過去記事で言及したように「〇〇県限定発送」とかの出品は相場より安いことが多いです。
・リサイクルショップに行った時の話
・ヤフオクについて熱弁した時の話
今の高騰した相場観で買ってしまうともしかしたら高値掴みしてしまうかもしれないのでしっかりとヤフオクなりで予習していくのがいいと思います。
まぁ当時の定価で入手できれば高値も安値も関係なく妥当と思いますが…
フリマサイトについては、まともな値段を見たことがないので極力手を出さないほうが無難かとおもいます。オークションの高騰価格のなかでも高値圏のものを反映してる気がするので…
・現行でもよくない?
たぶんよくないので高騰してるんだと思いますが、現行のローヤルも捨てたもんじゃないと思っています。ただ値段が割といい値段なので手を出しにくいのも事実だと思います。3000円ちょい出すくらいならスコッチのシングルモルトが買えてしまうので年数表記のない、しかもブレンデッドのローヤルが敬遠されるのも無理はない。
ただローヤルにしかないジャパニーズブレンデッド「らしさ」というのも確かにあるので、無いものを嘆くより、在るものに感謝する心が大切でしてよ!
スタイリッシュなスリムボトルもあり、酉ボトルよりかはちょっと安めなのでそちらから試してみるのもいいかもしれません。
なにより、歴史のある日本のウイスキーってなんか良くないですか?
日本洋酒酒造組合が定める「ジャパニーズウイスキー」に合致するブレンデッドウイスキー*1ということでオールド、リザーブとともに再注目されてほしいところです。
こんなこと気にしてるの自分だけかもしれませんが、酉ボトルはコルク栓、スリムボトルはスクリューキャップです。ロックで飲むのがおすすめです。