なもなきアクアリウム

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【レビュー】#83 『サントリー ローヤル12年』(1997年~2002年頃流通)

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

ちょっと遅い話題ですがWorld Whiskies Award2022(WWA2022)の結果が出ましたね。

各部門のワールドベストウイスキーはまぁ庶民には縁のない感じのボトルばかりですが、Round1(各国の予選みたいなもの)にて選出された面々は手が出る価格帯のものもチラホラと選ばれているのでこれらに手を出してみるのもいいかもしれませんね~。

WWA-2022-ROW-Round-1」とかで調べてみるとpdfが出てきます。

 

今回は待ちに待ったこちら。

 

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サントリー ローヤル12年

(1997年~2002年頃流通)

Suntory Whisky ROYAL Aged 12 Years

製造元:サントリー

内容量:700ml

アルコール度数:43%

ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー

購入時価格:4,800円(税込み)

 

 

 

 

オールドボトルです。

 

ローヤルについてのあれこれは過去に嫌というほど書き溜めているのでそちらを参照していただければと思います。

asgsn.hatenablog.com

 

今回はいわゆる黒ラベルの紹介です。

 

時期的には

プレミアム12年:1995年~1997年

12年黒    :1997年~2002年 ←ここ

12年シルバー :2002年~2007年

 

という位置で、たった2年で終売になったプレミアム12年プレミアム15年へとリニューアルし、空いた12年の枠にこの12年黒ラベルが誕生したといういきさつです。

なのでプレミアム12年の正統な後継ボトルはプレミアム15年であり、12年黒ラベルは急遽新設された、…と考えたほうがいいかもしれません。

 

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等級制度廃止後のボトルとしては12年シルバーラベルと同じく最長の5年間流通しており、二次流通の場においても玉数は多いように見えます。

(逆に12年シルバーラベルは少なめな気がする…)

 

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また、1997年~2002年という20世紀と21世紀を跨いだ流通時期なのもあり限定ラベルがいくつか存在します。

 

このへんも入手したときに単独記事をあげていたような気がするのでそちらを見ていただければと思います。

 

asgsn.hatenablog.com

asgsn.hatenablog.com

 

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コルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

コルクの状態もおおむね良好だったので中身も期待できそうです。

 

※結構グジュグジュに見えますが古酒はそんなもんです。

 

 

・公式評(裏ラベルより)

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文言的にはプレミアム12年と似ているような感じです。

どっちかというとどっしりめなブレンドを字面から連想します。

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :ほのかに赤みがかったアンバー

香り:落ち着きのあるほのかに甘い香り。

   コーヒーのような香ばしさ、黒糖のようなニュアンスも感じられる。

   尖ったアルコール刺激もない。

味 :香りに反してピリピリとしたアルコール刺激がある。

   青りんごのような爽やかな芳香が抜け、熟した果実感。

   余韻はほろ苦く、そこそこ続く。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:香りに関しては閉じがちになる。

   甘い香りは健在。はちみつ感が出てくる。

味 :ややケミカルになる。知多が強く出てくる?のかな?

   甘さは出てくるものの結構渋みが強くなる。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:炭酸水とじんわりと馴染んでいる。

  青りんご感と花の蜜のような甘さがふわりと浮かぶ。

  寝起きのウイスキーを炭酸水でたたき起こしたような感じで美味しい。

 

 

・総評

黒糖、コーヒーのような香ばしさが印象的。

香りはかなりのリッチさを感じさせてくれる。

黒いラベルだからと言って引っ張られてるわけではないと信じたい…

 

現代のウイスキーによく見られる「個性ドン!!」みたいなガツガツさはなく、とにかく奥ゆかしさがある、ような。

かつてのジャパニーズウイスキーが目指した形が見えてくる。

 

さすがに年月が経っているのもあり、これが当時のフルスペックではないと思う。ロックでゆっくり…という飲み方は向かないかも。

飲み方としてはハイボールをおすすめしておこうかな…

ハイボールに関してはかなり親和性が高く、お上品で華やかめのハイボールが出来上がる。

 

 

・総評

ようやくオールドボトルを紹介出来ましたわね…長い道のりでした…

ローヤル・限界オタクになりそうなので極力本文中の文字数は削りましたが、べつに多い分には構わないような気がしてきたので次回以降のローヤルの記事はもうちょっと長めに書くかもしれませんことよ。

 

味に関しては「とにかく奥ゆかしく、飲み進んでいくうちにじんわりと全容が見えてくるスルメのようなボトル」に感じましたわね。

熟成感と若さの交差点な印象を受け、熟した果実がかたわらにありながら青りんごのような爽やかさも感じられる…というブレンドの妙が光りますわね。

 

そもそも、20年ちょいの眠りから覚ましたボトルなのでまだ開ききっていない可能性が大ですわよ。

飲み進めていくうちに何かまた気づきがあれば随時記事に反映させていこうかななどと考えています。

 

 

次回のオールドボトルは予告していた通り、プレミアム12年の予定です。

間にちょこちょこ現行ボトルも挟むとは思いますが…

で、それ以外の未開栓ローヤルもとりあえず開栓してみて、死んでいるようであれば買い増してレビューかな………

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

・前回

asgsn.hatenablog.com