なもなきアクアリウム

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【レビュー】#94 『サントリー ローヤル12年』(2002年~2007年頃流通)

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

今回の記事で投稿記事が通算200記事になるそうです。

ちなみに通算100記事目の投稿はドリームランド(自分語り)カテゴリで妙に陰鬱な雰囲気の記事でした。

すさまじく変な記事(オブラート)だったのでリンクは貼らないことにします。

 

今回はこちら。

 

サントリー ローヤル 12年

(2002年~2007年頃流通)

Suntory Whisky ROYAL Aged 12 Years

製造元:サントリー

内容量:700ml

アルコール度数:43%

ブレンデッド・ジャパニーズウイスキー

購入時価格:4,500円(税込み)くらい

 

 

 

 

オールドボトルです。

 

サントリーローヤルについては過去にうんざりするくらいには記事を書きまくっているのでそちらを参考にしていただければ幸いです。

asgsn.hatenablog.com

 

今回はいわゆる「12年SR」(シルバーラベル、白ラベル)の紹介です。

 

時期的には

12年黒    :1997年~2002年 

12年シルバー :2002年~2007年 ←ここ

12年     :2007年~2008年

 

という位置で、当ブログではサントリーローヤルのブレンドの転換点」なのではないか?と推測だけ立てておいて実際には一向に飲んでみないという不誠実な感じを醸し出していました。

 

なお同時期にはプレミアム15年が継続して販売されており、この時点ではプレミアム15年にて本流の血筋が残っていると言えます。

 

「ROYAL」の文字をデカデカと配置したプレミアム12年以降とは打って変わり、ラベルのデザインをSR期のほうに寄せているので原点回帰、心機一転の両面を含んだものなのかなぁ?と勝手に考えています。

ひさびさにラベルに「SR」の文字が帰ってきたボトルなので当ブログでは便宜上「12年SR」と呼ぶことが多いです。

 

また、表面に光沢のあるシール地のラベルなので「12年シルバーラベル」などとも呼称しています。

ネットで見る限り「12年白ラベル」呼びも多いように見えます。

 

と、いうわけで変化球ではありますが50mlのミニボトルを入手したのでそちらでテイスティングしていきます。

フルボトルのほうはちょっと中身に自信が無かったので今回は開けません。

 

12年黒ラベルくらいから発生しだした「スリムボトルになるとなぜか度数が43%→40%になる」現象は無く、ミニボトルでは43%のままです。

 

また、コルク栓ではなくメタルスクリューです。

そういう面でも中身の品質に期待できるような気がします。

 

フルボトルのほうは言わずもがなコルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

・公式評(裏ラベルより)

「華やか」「滑らか」「すっきり」という文言が出ています。

これの一点で当ブログにてブレンドが変わったのではないか」論を提唱し続けたのはある意味挑戦的ではありますが、いち消費者として見ると12年黒ラベルとはちょっと毛色の違ったものなのかな?という感想を抱かずにはいられませんよね…?

 

ちなみにこちらが2012年頃のローヤル(古・現行品)

上の12年SRの文言とかなり被る内容です。

 

さらにこちらが2021年購入分、正真正銘の現行品の文言。

文言から考えるとなんだかさらにブレンドが変わってるような…?

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :やや深みのあるゴールド

香り:青りんご然とした爽やかな果実香。

   そのなかに若干の山崎めいた香木チックな香りを感じる。

   落ち着いた甘い香り。アルコールアタックはちょっと強め。

味 :現行品にも通じるような若干の爽やかさ。フルーティさ。

   樽感もそこそこ出ているもののビターとまでは行かずちょうどいい。

   余韻はすっきりとしていてキレがある。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:ふわりと爽やかな果実香に振れる。

   ほのかに甘い香りもある。洋梨っぽい。

味 :単純に飲みやすくなる。フルーティさもそのまま据え置き。

   たぶん水割りもいけると思う。わかりやすく日本人向け、って感じ

   悪く言えば結構薄まる。

 

 

ハイボール

味:軽快。

  味はしっかりと主張している。やっぱり青りんごっぽい。

  味の方向性で行くと現行の角ハイボールっぽさを感じる。

 

 

・総評

ローヤルというひとつのブランドの大きな転換点。

 

黒の12年とはガラリと印象が変わり、現行品に通じる点がいくつも存在する。

青りんご感が主体で、華やかでありながらもしっかりとしたモルトの主張が同居していて…別物ではありながらローヤルとしての風格をしっかりと保っている。

 

黒の12年で感じたグレーンのネガティブなニュアンスはほとんど感じないのでそこのところはブレンダーの手腕が光るように感じた。

現行の角瓶とローヤルを足して2で割ったような、そんな感じ。

 

ネガティブなことを言うと、ローヤルの古酒に期待するような要素は薄めなのでわざわざこれを買い求めてまで飲む理由はないかもしれない…

現行が十分美味しいってことです!!!!!!!!!!!!!

 

 

おすすめはロック、ハイボール

薄まると書いたものの水との親和性が高く、自然にスッと馴染んでくれる。

 

 

・所感

裏ラベルにもあるように、まさしく21世紀の全く新しいローヤルといった感じですわね。

ローヤルというか、角瓶の試金石みたいに若干感じますが…

 

この12年SRをダウンサイジングしたものが現行の角瓶ジャパニーズっぽさを前面に押し出したかのようなもの(山崎要素が増えた?)が現行のローヤル、と言った感じでしょうか…?

 

なんにせよ現行のローヤル、これを踏まえると相当美味しいです。

12年ものをとは言わないので復刻版としてシェリー要素を増したクラシックタイプのローヤルを出して頂ければオールドボトル亡霊も成仏するんじゃないでしょうか…

 

 

とりあえず、「12年SRがローヤルにおいてのブレンドの転換期」という持論は正しかったことが証明出来て一安心ですわね。

今回も勉強になりました。

 

なんだか古酒は毎回ビクビクしながら飲んでるような気がしないでもない…

 

 

 

・次回

まだ

・前回

asgsn.hatenablog.com