こんにちは。もう一度、こんにちは。
#100に向けてなんのボトルを飲もうか考えています。
ちなみに#50は響JHでした。
その流れで言うとやはりサントリー系になるのかなぁ…?
今回はこちら。
ラガヴーリン 8年
LAGAVULIN AGED 8 YEARS
蒸留所名:ラガヴーリン蒸留所(アイラ)
内容量:700ml
アルコール度数:48%
購入時価格:945円(量り売り)
https://www.mhdkk.com/en/brands/lagavulin/5367
画像はここから拝借しました(海外サイト)
ラガヴーリン蒸溜所の創立200周年を記念してリリースされたボトルです。
「ラガヴーリン」ブランド、フラッグシップボトルである「ラガヴーリン16年」についてはこちらを参照していただけたらと思います。
もともとは2016年に限定リリースという”てい”で発売されたのですが、好評につき2018年にレギュラーラインナップに加わったという経緯のボトルです。
それまでは前回でも話したように16年がエントリ―モデルでした。
ちなみに免税店向け商品でラガヴーリン10年も存在します。
上のレビューでは「「銘酒」以外の感想が見つからない」と絶賛していますが、それほど銘酒です。
飲んでおいてぜっっっっっっっっったいに損は無いと思います。
というわけで今回も100mlの量り売りにてテイスティングしていきます。
フルボトルはだいたい6,000円前後で販売されています。
ラガヴーリン16年がメーカー希望小売価格10,200円に値上がりし、ほとんどのネットショップではそれ以上の値段で売られている現在ではある意味定価で飲める唯一のラガヴーリンと言えなくも…ないです。
あと毎度の文言ですがコルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・公式評(モエヘネシーディアジオジャパン「ラガヴーリン」ページより)
ラガヴーリン蒸留所創立200周年を記念して2016年に限定リリースされたラガヴーリン 8 年が、世界中から好評を得て、ついに定番商品として発売されました。
ラガヴーリンの味わいを余すところなく表現した、甘く、香り高いスモーキーさを持つシングルモルトスコッチウイスキー。ストレートもしくはロックでお愉しみ下さい。
https://www.mhdkk.com/brands/lagavulin/
公式のおすすめはストレートorロックだそうです。
・ストレートで飲んでみる
色 :淡いゴールド
香り:柑橘っぽいピート香。アルコールアタックはややあり。
若干ヨードのニュアンスがあり、軟質のプラスチックっぽい。
味 :甘い!! そのあとに鉛筆、書斎、ビター感がやってくる。
独特のニュアンスが同居しているものの不思議と全体的にまろやか。
アルコール刺激はほとんどない。
・ロックで飲んでみる
香り:文房具感が増す。
柑橘系の香りもやや残っている、かな。
味 :やはりまろやか。甘さの後に強くビター感。
しみじみと。鉛筆、書斎感は余韻に残る。
・ハイボールで飲んでみる
味:あ、ラガヴーリンっぽい。
16年と比べれば奥行きに欠けるような気がするけれども十分。
基本的にドライだけれど薄くはない。
抑えるべきところは抑えてる、と言った感じ。
・総評
「銘酒」の成長過程が垣間見えるボトル。
16年の流れを汲んでいる要素が随所に見えるものの、至極当然ながら全体的に物足りなさは感じる。
そこをやや高めの度数である程度カバーしているといったところ。
独特のピート香は8年の時点で既に現れてきているのでラガヴーリンファン、ラガヴーリン・マニアならその共通点を楽しみながら飲める、と思った。
16年の代替には当然ながら…ならないかなぁ…
飲み方に関しては流石ラガヴーリン、どう飲んでも美味しい。
しいて言うならロック→ハイボール、かな…
・所感
ラガヴーリンのエントリーモデルとしては向いていない…というかもうちょっと出して16年買うべきですわね。
どっちかと言わなくてもファン向けのボトルだと思いますのよ。
単体で見ても適度なボディとピート感、まろやかさに甘さを備えていて優秀なのですがそれよりもデキる兄の存在が付いて回る弟…みたいな感じですわね。
ただ!こちらはロックで飲んでも輝きます。
さらに!!ハイボールにすれば16年の片鱗が見えてくる…のできちんとポジションは確立できているボトルだとは思いますのよ。
5,000円くらいで買えるのなら常飲にしたい…そんな気持ちでしてよ。
評価はできるが値段が邪魔をする…ニッカのセッションのようなものを感じますわね…
・次回
・前回