少し前に「眠れないので寝る方向を180°逆にしたら今度は寝すぎるようになった」と話しましたが、逆にしたついでに枕も一個減らしました。
普段は枕2段で寝ていたのですが、もしかしたら呼吸しづらいのでは…?と思ったわけです。
・・・しかし良質な睡眠がとれないから長時間睡眠に陥っているのでは?
枕は戻したほうがいいかも…
駆け足ながらレビューシリーズも第10回になりました!!!!!今回はこちら。
ジェムソン スタンダード
JAMESON IRISH WHISKEY
製造元:アイリッシュ・ディスティラリー社(ペルノ・リカール社傘下)
内容量:350ml
アルコール度数:40%
購入時価格:1,100円(税込み)
こちらはいわゆるジェムソン・スタンダード。アイルランドにて作られるアイリッシュ・ウイスキーで断トツのシェアを誇る銘柄です。
発芽した大麦麦芽と未発芽の大麦を使った「ポットスチルウイスキー」と、グレーンウイスキーをブレンド。原酒は単式蒸留器で3回蒸留しているのが特徴です。
また、ノンピートなのでスモーキーさやヨード感のような人によっては嫌に感じるフレーバーはなく、ライトな味わいと言われています。
ブレンデッドと言ってもスコッチのように多数の蒸留所の原酒をブレンドした~というわけでなく、ミドルトン蒸留所(現・新ミドルトン蒸留所)にてすべて完結しています。
スクリューキャップ。
JJ&Sは「JOHN JAMESON & SON」の略。
・公式評(日本版ジェムソン公式)
スパイシー、ナッツ、バニラの香りの絶妙なバランスの中に、シェリーの甘味がほのかに混ざり、素晴らしくなめらかな味わい。フィニッシュ
非常にスムース。
https://www.jamesonwhiskey.com/ja-JP/ourwhiskeys/jameson-irish-whiskey
・ストレートで飲んでみる
色 :輝く黄金色
香り:洋ナシのような爽やかで甘い果実感。
アルコール刺激がちょびっと来る。
味 :ライトかと思いきや意外とモルティな甘みを感じる。
鼻腔に樽の木の香りが抜けていく。
・ロックで飲んでみる
香り:モルトの甘い香りが突出する。
心地よい!これこそウイスキーといった感じ。
味 :香りに対して味わいは意外と薄まる。
アイリッシュウイスキーに漠然と抱いていたイメージ通りのライトな味わいになる。
余韻にビターさが出てくる。
・ハイボールで飲んでみる
味:これこそがジェムソン・ソーダ!
フルーティな甘みとオーキーなビターさの競演。
・総評
思った以上の好感触。香りではロックで立ち昇る甘い香りがものすごく好き。飲み方ではやはりハイボール、もといジェムソン・ソーダ。
ちなみに公式ではジェムソン・ジンジャー&ライムがプッシュされている。作り方はジェムソンとジンジャーエールを1:3で割り、ライム一切れを浮かべるだけ。(モスコミュール感…)
とにかくウイスキー・スタンダード的な味わいなので嫌味がまったくなく、モルトの香味で魅了してくれる。
製造の過程でピートも使っていないので特有のピート感も一切なし。ウイスキーとはなんぞや?という人にも優しく接してくれるオールラウンドプレーヤー。
本当に失礼な話だが、飲んでみるまでは「ライトっていうから薄くて軽いウイスキーなんだろうなァ」などと漠然なイメージを抱いていたのだがとんでもない!
むしろコクさえ感じるレベルでしっかりとしたモルト感がある。
スコッチを飲み慣れた人でもぜひ一度は飲んでみていただきたい一本だと感じました。
・所感
セブンイレブンでハーフボトルが売っていたのでつい買ってしまいましたわぁ~!
フルボトルに比べるとまぁ多少割高ですがいろんな銘柄を広く飲めて勉強になるのでお試しサイズのボトルはむしろ大歓迎したいところですわね。
この間「Amazonで安く売っているウイスキー」などと言う記事でご紹介しましたスタウトビールの樽で後熟した「ジェムソン スタウトエディション」というものも興味深いですわね。
こういうモルトの香味一本で勝負するプレーンなウイスキーはわたくし大好きですのよ。「朝倉」に通じるものがありますわね。(ウイスキーではありませんが…)
味はともかく、ロックでの香味の広がり方は秀逸ですわよ!
一度お試しになってはいかがかしら。ストレートでもぜんぜん飲めるので良ブレンデッドですわね。
余談ですが、日本未発売ながら「ジェムソン カスクメイツIPAエディション」というものが存在していましたのよ。
カスクメイツなので現在のスタウトエディションになる前のものでしょうね。
・次回
・前回