・追記
(暫定)完全版の記事ができました。
こちらのほうが情報が新しいです。
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※以下過去の情報※
サントリーローヤルとは、ジャパニーズブレンデッドウイスキーである。
最近オークションでサントリーローヤルの旧ボトルを集めている。
詳しいウンチクは散々いろんなところで取り上げられていると思うので深くは語らないけれど、現行のローヤルに至るまで幾度も刷新が行われてきた歴史あるボトルであることには変わりないので自分自身興味が尽きない。
ローヤルが誕生したのは1960年のこと。 サントリーの創業60 周年を記念したボトルです。サントリーの創業者鳥井信治郎の天才的インスピレーションと味覚研究、そしてバイタリティ溢れる市場調査、この三位一体が「黄金比」のブレンドを生み出しました。
とのことでサントリー公式に紹介ページが存在し、歴代ボトルがズラッと並んでいる。
・・・あんまり時系列がピンとこない。のでいろいろと調べてみたけれど、ひと目でわかるラベルの変遷をまとめたサイトや画像が(自力では)どうやってもみつからなかった。
というわけで公式に載っている情報と、インターネットに断片的に転がっている情報をつなぎ合わせてみて1枚の画像を作ってみたので興味のある方は参考にしていただきたい。
ふと思いつきで動いてCLIP STUDIO PAINTで作ったので粗いのはお許し頂きたい。
大きなラベルの変化にのみ焦点を当てて並べたのでスリムボトルやダンピーボトル、SR向獅子金枠ラベル、’60中之島表記とか細かいものは割愛しています。
大きな流れとしては
’60(1960年~1970年代)
60(1970年代~1980年代中期)
SR(1980年代中期~1995年)
プレミアム12年(1995年~1997年)
12年黒(1997年~2002年)
12年SR(白)(2002年~2007年)
12年(2007年~2008年)
現行(2008年~現在)
になるのだけれど、現行がもう13年選手なのに驚いた。
どうも’60→60の転換期、SRの初出時期の情報が乏しいらしく、何年という断定はできませんでした。相当古いものなのでしょうがないかもね。
ひとつだけ不可解だったのが2007年に出た(とされる)15年。
「15年にはプレミアム15年と贈答用の15年ゴールドラベル、非売品の15年ゴールドボトル、そしてただの15年がある」
という記述をあるところで見て「うそだぁ~」と思っていたところ、マジであったのがまず驚きで学びを得ました。
余談だけどゴールドボトルっていうのはこんな感じらしい。
上記サントリー公式では
1997年ローヤル12年、プレミアム15年発売
2007年ローヤル12年、プレミアム15年リニューアル新発売
という記述があり、1997年のローヤル12年は黒、プレミアム15年は青のもので間違いないと思うのですが、2007年の「プレミアム15年リニューアル新発売」というところが引っかかります。
「プレミアム15年(がプレミアムなしの15年に)リニューアル新発売」
なのか
「プレミアム15年リニューアル(して新しいラベルになって)新発売」
なのかが気になります。
・・・たぶん前者と思うのだけれど日本語的にはおかしいよなぁ!?と思いつつ
概ね作った画像で間違いないとは思うのですが、もし誤りや抜けがあったらぜひ教えてほしいです。