こんにちは。もう一度、こんにちは。
皆さんはウイスキーの話題を共有できる知り合いとかをお持ちですか?
余ったウイスキーを小瓶でおすそ分けしたりするのいいですよね。
え?そういう自分は居るのかって?居るわけないでしょ???何言ってんの??????
嫌な話をしたところで今回はこちら。
WEST CORK CASK STRENGTH
内容量:700ml
アルコール度数:62%
購入時価格:3,064円(税込み)
ウエストコーク蒸留所のオープンは2003年。
デニス・マッカーシー氏、ジェール・マッカーシー氏、ジョン・オコネル氏の3名によって設立されました。
スプリングバンク蒸留所の元マスターディスティラーであるフランク・マッカーディ氏をアドバイザーとして迎えているそうです。
「ウエストコーク」という名でブレンデッドもシングルモルトも製造しているのでパっと見ではどっちがどっちなのか判断がつきにくいですが、「なんちゃらカスクフィニッシュ」という名前だったらだいたいシングルモルトだと思っていいです。
実際ラインナップの種類が豊富で
ブレンデッドでは
バーボンカスク、ブラックカスク、IPAカスク、スタウトカスク、カスクストレングス
シングルモルトでは
シェリーカスクフィニッシュ、ポートカスクフィニッシュ、カルバドスカスクフィニッシュ、ヴァージンオークカスクフィニッシュ、10年、12年シェリーカスクフィニッシュ、12年ポートカスクフィニッシュ、12年ラムカスクフィニッシュ、シングルカスクバーボンカスクフィニッシュ、シングルカスクライカスクフィニッシュ
・・・とほんっっっとに多岐に渡ります。
ハイプルーフのブレンデッドならフロム・ザ・バレルとかが思い浮かびますが、カスクストレングスのブレンデッドというのも見慣れないジャンルなのでついつい手が出てしまいました。
ちなみに上にあげた銘柄はどれも4,000円ちょっとあれば買えます。
シングルカスクも。それが凄い。
コルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・公式評(ウエストコーク蒸留所公式)
Comprised of a grain (66%) and malt (34%) blend, the whiskey is recessed in bourbon casks for six months to marry together. The result is a high-proof whiskey with notes of dried fruits and orange peel.
TASTE
Spirituous, malt, dried fruit and orange peel.
AROMA
Malt, dried fruit and balanced sweetness.
グレーン(66%)とモルト(34%)のブレンドで構成されたこのウイスキーは、バーボン樽に6ヶ月間寝かせ、マリッジさせます。ドライフルーツとオレンジピールの香りを持つハイプルーフのウイスキーが出来上がりました。
味わい
スピリチュアル、モルト、ドライフルーツ、オレンジピール
香り
モルト、ドライフルーツ、バランスのとれた甘さ。
https://www.westcorkdistillers.com/products/cask-strength
(※海外サイト)
公式サイトではブレンデッドウイスキーに関してはグレーンとモルトの比率が銘柄ごとに表記されています。
・・・といっても75:25と66:34の2種類だけど…
・ストレートで飲んでみる
色 :中庸なゴールド
香り:ツンとはこないもののアルコール臭が目立つ。
とともにモルト香と濃厚なバニラ香。
味 :アルコールのビリビリの1波を超えるとぶわっとバニラっぽい甘みが開く。
ただアルコールの強さでいろいろと焼かれる気分なのでチェイサーは用意しようね。。。
・ロックで飲んでみる
香り:アルコール臭は無くなり濃厚なバニラ香が心地いい。
バナナっぽい。
味 :カスクストレングスだけあってロックでもアルコール刺激は少しだけ残る。
ただ格段に飲みやすくなる。
バニラの甘味+樽感でバランスもとれていて美味しい。
・ハイボールで飲んでみる
味:カスクストレングスの割にはかなり薄まった印象を受ける。
ただそのせいでゴクゴクいけてしまう。
アルコール度数的には普通のウイスキーの1.5倍なのに。。。
ほのかな甘さがあと引く美味しさ。危険。
・総評
濃厚なような、あっさりなような、不思議な感覚。
3回蒸留のアイリッシュウイスキーとしてのDNAは確かに感じられる。
ストレートで飲んだときの身体を焼かれながらも口の中でぶわっと甘さが花開いたあの感覚が印象的過ぎてまた焼かれにいきたくなる。なんだそれ。
危険と評したのはハイボールで3倍に薄めて飲んだとしてもアルコール度数20%超のものをゴクゴク行けては…危険だろうという話です。
自分自身アルコールには強いほうだと言われていますが景気よくゴクっと行ったら若干のふらつきを感じました。ハイボール界のストロングゼロですよ…これは。
おすすめはロック。薄まらない程度に甘さを維持しつつも強烈なアルコール爆撃を抑え込める素晴らしい飲み方。
・所感
2003年設立ということは19年の歴史があるということですが「気鋭の蒸留所」と評されることが多いですわね。1995年設立のアイルオブアラン蒸留所ですら「気鋭」と言われているので道のりは遠し…ですわね。
酒のやまやで比較的よく売っていますわよ。
なんならやまやの通販で豊富にラインナップされているので興味のある方はアクセスしてみてはいかがでしょうか??
・次回