こんにちは。もう一度、こんにちは。
学生のころは如何にして勉強しないでテストを潜り抜けるかみたいな生き方をしていた気がしますが、社会人になってからは逆に勉強を欲するようになり図書館に通ったりしています。
やりたいときにやって、やりたくないときはしなくていい、それがいいのか悪いのかはわかんないですけれどね。
今回はこちら。
倉吉 ピュアモルト
THE KURAYOSHI PURE MALT
製造元:松井酒造合名会社(倉吉蒸溜所)
内容量:200ml
アルコール度数:43%
購入時価格:1,188円(税込)くらい
「例の・・・」とかで呼ばれがちなウイスキーですがいつも通り真面目に飲みます。
過去にどうこうあったとかいう話は置いといて、松井酒造合名会社がリリースするマツイウイスキーは現在、
ブレンデッドモルトの「倉吉」
シングルモルトの「松井」
ブレンデッドの「鳥取」
同じくブレンデッドの「山陰」
の4種で展開されています。
この中で使用原酒が明確なのは倉吉蒸溜所で蒸溜された「松井」のみであり、おそらく他は輸入原酒なんじゃないかなぁというのが有識者の大方の考えです。
世界的コンペにおいても「JAPANESE WHISKY」とか「OTHER WHISKY」など部門が定まっていないので今回は国名を定めず、ただのブレンデッドモルト・ウイスキーとして紹介します。
というわけで!!!!
こちらを買いました。(どういうわけだよ)
おもいっきり「JAPANESE WHISKY」表記がありますが、「松井」もセットに入っているのでギリセーフです。
中身はこんな感じ。
倉吉スタンダード(ブレンデッドモルト)
松井ピーテッド(シングルモルト)
ウイスキー仕込み 梅酒(梅酒)
・・・ということで「山陰」以外の銘柄がすべて試せるセットです。
ちなみに購入時価格は5,500円。定価ベースでいくとまぁまぁお得なセットです。
察しのいい読者の方はすでにお気づきかもしれませんが、次回以降もこのセットのレビューをちょくちょくと挟んでいくので楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。
流通時期によって表記ゆれがあるそうで、「ジャパニーズウイスキー」と表示されたものもあるそうです。今回のものはそれが無いラベルです。
写真を撮り忘れましたがメタルスクリューです。
・公式評(松井酒造合名会社公式サイトより)
柔らかで香ばしく爽やかなモルトの香り、レーズン・ナッツ・バニラといった
バランスの良い酸味・苦味・甘味の調和が口いっぱいに広がります。
https://matsuiwhisky.com/whisky/kurayoshi/
・ストレートで飲んでみる
色 :明るいゴールド
香り:ハイランドモルトチックな、やや癖のある、くぐもったような柑橘感。
というかすごくグレンタレットを彷彿とさせる。
アルコールアタックはほとんど感じない。
味 :モルトにしてはさらっとしている。香り通りの味。
軽快な柑橘感、かすかなスモーク。
飲みやすさ!!
・ロックで飲んでみる
香り:完全にグレンタレットと誤認するくらい似ている。
ストレートとあまり香りの変化はない、かなぁ。
味 :ちょっと渋みが前面に出てくる。
ただ要素としてはストレートより増えているため、
味わいとしてはロックのほうが深いと思う。
・ハイボールで飲んでみる
味:グレンタレットのような”伸び”はあまりなく、若干薄まりを感じる。
ただ、特徴的な柑橘感は依然として残っていてフルーティ。
面白みに欠けるなんてことは、無い、と、思う。
・総評
グレンタレットのボトラーズか????
…というのは冗談として、ヤンググレンタレットのようなイメージ。
詰まるところ、普通にウイスキーをしている。
柑橘系のフレッシュな感じでライトに飲める、そんな間口の広さを感じます。
価格に対しての熟成度も納得できる範囲であり、ボロカス叩かれるウイスキーではないと感じました。
そもそも、原酒に罪はないので…
今日びローソンとかでもこの200mlボトルを買えるんだから松井酒造合名会社の販路はすごい。
コンビニでグレンタレットは買えないからね。
飲み方によってあんまり表情は変わらないし、ストレートからして相当に飲みやすいのでどう飲んでもいいと思う。
個人的には渋みが添加されるロックが一番かな…?
・所感
以下はいつにもましてしょうもない文章ですし、一部の方には不快な表現が含まれている可能性がございますので一応ご注意くださいませね。
個人的なスタンスとしては前評判などに左右されずウイスキーそのものと向き合って感じたことを正直に書くだけなので、過去の騒動とか、誰が批判しているか、どこで高評価を受けているかなどはウイスキーそのものの出来には全く関係がないことだと思っています。(手に取るきっかけには大いに関係しますが)
ただ、過去に炎上があったからと言って何でもかんでも叩いてつねってこき下ろしていいことにはならないし、結局は自分で飲んでみないことには純粋な評価としての価値が出ないわけで…どんなことでもそうなんですけれどね…
上で記述したボトラーズというのは微妙な表現で、バルクウイスキー原酒についてはシングルモルトの輸出が禁止されていたはずなのでそもそも輸入した時点でブレンデッドモルトとして入ってきているはずです。
それを秀峰大山の水で加水・瓶詰したのが「倉吉」なのだとしたら、独自にブレンディングや熟成はしていないことになるので世間一般的なボトラーズの認識からはちょっと違うのかな…?というところではあります。
ちなみに、「倉吉」ブランドとしてエイジもののシェリーカスクも発売されるそうです。
マツイブレンデッドウイスキー「倉吉
原材料/モルト・グレーン
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どした?????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
ピュアモルトシリーズの倉吉からなぜかブレンデッドが出ます。。。
・次回
・前回
*1:曖昧な理由は後述します