いろんなサイトでウイスキーの感想を漁ってたりしますが正直難解なものも多々あります。「ポエムだ・・・」という感じで高度なのですが、言葉の意味を知らないので頭にイマイチ入ってこない。
自分自身が理解を深めるのも兼ねてすこし並べてみます。
一緒に勉強しましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
・色
左:ウシュクベ・リザーブ 右:グレンアラヒー12年
色はもっとも最初に触れる要素です。
基本的にウイスキーの色については黄色系⇔赤色系の間で表現されます。
黄色と赤色の中間あたりが「琥珀色」です。
黄色系←淡いゴールドーゴールドー褐色ー赤褐色→赤色系
色に関しては個人の感性なので多少雑でもいいと思っています。
・香り
香りの分類はウイスキー文化研究所代表、土屋守氏の「ノージングサークル」や、スコットランドのウイスキー評論家、チャールズ・マクリーン氏の「マクリーン・ホイール」などが有名ですが、どちらにせよだいたい8つの項目に大別されます。
・ウッディ
樽からくる香り。焦げた樽。バニラ。カスタード。スパイシー。
・サルファリィ
硫黄系の香り。ゴム臭。火薬臭。
・シリアル
・フェインティ
蒸留由来の香り。ハチミツ。バター。紅茶の香り。発酵臭。
・フルーティ
エステリーとも。りんご。洋梨。熟した果実。溶剤臭(セメダイン)。
・フローラル
草っぽい香り。花の香り。干し草。
・ピーティ
燻製の香り。スモーキー。ピート香。ヨード香。薬品臭(ケミカル)。
・ワイニィ
ワイン系の香り。シェリー。レーズン。ナッツ。チョコレート。
このウイスキーはどの要素とどの要素を持っているか?というのを探しながら飲むと面白いです。食に造詣が深い人はありとあらゆる食べ物からニュアンスが似たものを引っ張ってきていて脱帽するばかりです。
・難解な表現
頻出だけど馴染みのない表現たち。
・ヘザー
スコットランドの国花のひとつ。花の香り、花の蜜のような表現のときに使われる。
・ワクシー
キャンドル、蜜蝋の香り。
・ブリニー
塩辛さ。海水の味。
・マジパン
砂糖とアーモンドを挽いて練り合わせた洋菓子。
・バタースコッチ
バター、赤砂糖を主な原料として作るキャラメル然としたソースのようなもの。
バタースコッチとして売られているパンはこれを塗ったもの。バタースコッチ=パンではない。(知らなかった)
・オイリー
油っぽさ。油脂。
・・・などなど、たくさん書きましたが表現についても人それぞれなので自分が「これだ!」と思ったことをそのまま書けばいいと思います。無理してポエムっぽく綴る必要はあまり無いでしょう。
ただ、表現としての言葉を知っておくと純粋に表現の引き出しが多くなるのでそういう点ではフレーバーの言葉を知っておくのは大きなメリットだと思いました。
目で見て、鼻で嗅いで、口で味わう。
感覚をフルに使って文章に起こす。
意外と楽しいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!