こんにちは。もう一度、こんにちは。
当ブログをご覧の皆様にとってはみじんも興味ないと思いますが、ぼちぼちイラスト活動を再開しようと思っています。
最初の数文は日記なんで何書いてもいい感がある。あるんですのよ!!!!!
今回も量り売りです。こちら。
グレンアラヒー 8年
GLENALLACHIE AGED 8 YEARS
蒸溜所:グレンアラヒー蒸溜所
内容量:100ml
アルコール度数:46%
購入時価格:わすれた(量り売り)
ボトルの画像はウイスク・イー商品ページから拝借しました。
https://whisk-e.co.jp/products/glenallachie8yo/
グレンアラヒーの新たなコアレンジ。
グレンアラヒーと言えば、#21とかいう初期も初期の段階で12年をレビューして絶賛したものの、その後どんどん値上げをしていくのを指を咥えて眺めていたらちょっと手を出したくない値段まで上がっていったといういきなり後ろ向きな話題から始まります。
という話は置いておいて、2022年の8月くらいから出回り始めたグレンアラヒーの8年物です。
昨今の値上げを反映してか初出から価格は6,500円ほど。
12年が5,500円で買えた時代を考えると。。。なんだか。。。
というわけで今回も50mlの量り売りで購入したものです。
しっかりとは覚えていませんがボトルの8割あたりまで減った時点のものだったような気がします。
スペックはペドロヒメネスシェリーのパンチョン樽、オロロソシェリーのパンチョン樽熟成原酒がメインで、バージンオーク樽、赤ワインバリック熟成の原酒を少量という構成らしいです。
バリックというのは225リットルの樽のことで、よく知るウイスキー語に置き換えると「バレル」でしょうか。
・公式評(ウイスク・イー商品ページより)
・ストレートで飲んでみる
色 :明るめのアンバー
香り:香り的にはバニラ香がメイン?
時間を置くとシェリーっぽい黒糖の香りが出てくる。
12年のような深々としたどっしり感とまではいかない…
味 :多少のアルコール刺激。
ハイランドパークっぽいヘザーハニー感。
黒蜜のような甘さを一瞬感じる。
年数通りの12年の一歩手前感。
・ロックで飲んでみる
香り:全体的に香りが後退。
やはり奥にヘザー感。
味 :意外にも強烈なはちみつ感。
舌の奥へ奥へと突き抜けるような酸味?渋み?
みたいな独特の感じもはちみつにそっくり。
余韻は渋め。面白さがある。
・ハイボールで飲んでみる
味:薄い。
期待して若者に任せすぎた感。
余韻にはやはりリアルなはちみつ感。
・所感
ゆくゆくはNA化したいんじゃないかなぁという布石的なものを感じる。
リアルなはちみつのエミュレーションが得意なボトル。
最初はヘザーハニーを感じていたものの、加水からリアルなはちみつ路線に舵を切る。
一方、売りであるはずのシェリー樽の特徴はあまり出ておらず、従来のグレンアラヒーはこんな感じだったのかなぁと考えを巡らせてしまう。
おすすめはストレート。
ギリギリシェリー樽由来の要素を感じ取れる。
加水以降のはちみつエミュレーションも面白くはあるけれど、現在のグレンアラヒーに期待する要素ではない…
・所感
身もふたもないことを言ってしまうと12年でいいですわね。
そもそも、各種コストの高騰を鑑みたとしても元々5,500円で12年が売っていたのにそれより高い値段で8年が売り出されているのはちょっと微妙と言わざるを得ないと感じましたのよ。
もっときついことを言ってしまうと、12年ですら今の価格にはちょっと見合わなくなっていると感じていますので高く高くなろうとするグレンアラヒーはマッカランにでもなりたいのか…などと考えてしまいますわね…
まぁそのへんにつけてもシェリー樽の4thフィルとかまで使ってるグレンファークラスでさえちょっと高くなっていますのでシェリー樽の供給ものっぴきならない状況なのはわからないでもありませんけれどね…
12年をまた飲んでみたいですわねぇという思いがありつつも、8,000円台後半で流通している現状を見ると遠いところに行ってしまったなぁと悲しくなるばかりでございますわね。
後ろ向きな話が多くなってしまいましたが、もともとここはそういうことをぶっちゃける場所として使っていますのでもし気を悪くされた方がいらっしゃったらすみません…
・次回
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