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【レビュー】#138『デュワーズ ジャパニーズスムース8年』はスコッチ版サントリーローヤルみたいな…

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

買って到着するまでが一番楽しい、あるあるだと思います。

今回もそんな感じで待っている時間のほうが楽しかったやつ(失礼)

 

デュワーズ ジャパニーズスムース 8年

Dewar's  JAPANESE SMOOTH  Aged 8 Years

製造元:ジョン・デュワー&サンズ社

内容量:700ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:2.590円(税込み)

 

 

 

 

ついに来た、ミズナラ樽のデュワーズ

 

イノベーションシリーズ」だの「ユニークカスクシリーズ」だの呼称がバラバラな感じがしますが、それの第4弾です。

今回はAmazon先行販売も無く、全販売店2023年5月23日同時発売の形でした。

 

ジャパニーズスムースは熟成させたグレーン・モルト原酒をブレンド後、再度熟成(ダブルエイジ製法)させ、ミズナラで後熟したものです。

ミズナラ樽のスペック、後熟の期間については明記されていません。

 

「Whisky Advocate」という雑誌で91点を獲得しているらしいです。

こちらでいうウイスキーガロアみたいなものなんですかね?

実質TWSC公認雑誌みたいなもんだし…

 

で、パッケージに話を戻すと、デカデカと書かれた「和」の文字が印象的です。

個人的にはそれよりも「スコッチウイスキー 日本産ミズナラ樽フィニッシュ」の文字がGoogleレンズで翻訳した画面に見えて仕方ないです。(コラ画像でもないです)

 

「ジャパニーズウイスキーではありません。」という文言もじわじわきます。

実際スコッチウイスキーを輸入して日本で熟成したのをジャパニーズウイスキーとして売っていた(ところもある)歴史があるので会社によっては脇腹を殴られたようにジワジワと刺してくる言葉ではあります。

 

今回だいぶしょうもない話が続きましたがスクリューキャップです。

ボトルのほうにもデカデカと「和」があるのがいいですね。(いいのか)

 

 

・公式評(デュワーズ海外公式サイトより)

Dewar’s brings together Scotland and Japan for an amazing flavour experience highlighting a distinctive and harmonious blend of cinnamon, sandalwood and floral notes. Dewar’s Japanese Smooth is an 8-year-old Blended Scotch Whisky finished in Japanese (Mizunara) Oak Casks and is the fourth in an innovative cask series line-up. This rich and full-bodied whisky brings a unique finishing process to the double-aged Dewar’s blend, creating an 
approachable and smooth whisky with an extraordinary difference.

デュワーズは、スコットランドと日本を結びつけ、シナモン、サンダルウッド、フローラルノートの独特で調和のとれたブレンドを強調した素晴らしい風味を体験することができます。デュワーズ ジャパニーズスムース」は、日本産(ミズナラ)のオーク樽で仕上げられた8年熟成のブレンデッドスコッチウイスキーで、革新的なカスクシリーズのラインアップの第4弾となります。このリッチでフルボディのウイスキーは、ダブルエイジのデュワーズブレンドにユニークな仕上げを施し、親しみやすくスムーズなウイスキーを生み出しました。
このリッチでフルボディのウイスキーは、二重熟成させたデュワーズブレンドに独自の仕上げ加工を施し、特別な違いを持つ親しみやすく滑らかなウイスキーを生み出しています。

https://www.dewars.com/double-aged-whiskies/japanese-smooth/

(※海外サイト)

 

これは正真正銘第4弾のものだそうです。

(前回のポルトガルスムースが本国では第1弾っぽい記述があった)

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :中庸なゴールド

香り:ややスパイシー、やんちゃなほうのミズナラ樽感。

   追ってはちみつ、花の蜜のような香り。

味 :デュワーズ特有の渋甘い感じにスパイシーでいてまろやかさが加わった感。

   ミズナラ樽の特徴は…ちょっとわからないかなぁ。。。

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:これといって形容する香りが見当たらない。

   ウイスキーの香り。何本レビューしててこの感想なんだ。

味 :飲みやすくはなるものの、依然としてスパイシー感がある。

   余韻にチョコレートのような甘い香りが流れ・・・

   かすかにミズナラ感が漂ってくる。この余韻は日本感ある!!

 

 

ハイボールで飲んでみる

味:デュワーズ返りする。

  はちみつのような優しい甘さはあるものの、それくらい。

  こう、ビターさがあればいつものデュワーズなんだけど…

 

 

・総評

洋製サントリーローヤルみたいな。

 

なに言ってんの????って感じだけれど、ウイスキーのスタンダード感にミズナラ…という感じでは現行のローヤルを思い出しました。

 

分かりづらさが先行してしまってなにがミズナラでなにがジャパニーズなのか…??という感はぬぐえないものの、合体事故は起こしていない。

ロックで飲んだ時の余韻が深みのあるミズナラを一番感じられたので特徴という面で見ればロックが一番、かも。

 

というわけでおすすめはロック。

ジャパニーズスタイル(ハイボール)も悪くないけど、良くも悪くも癖がない。

 

 

・所感

残すところはフレンチスムースだけですわね。

 

リリース速度についてですが、アイラオリジン以降音沙汰ないジョニーウォーカーとは違って割かし安定した速度でリリースされています。

 

リビアンスムース :2021年2月26日(先行販売)

          :2021年5月25日(一般)

イリーガルスムース :2022年2月15日(先行販売)

          :2022年5月24日(一般)

ポルトガルスムース :2022年9月13日(先行販売)

          :2022年11月22日(一般)

ジャパニーズスムース2023年5月23日(一般)

 

という推移の発売日ですので、イリーガル→ポルトガルの流れに倣えば半年後にフレンチスムースが出る…かもと言った感じでしょうか。

 

ポルトガルスムース時の記事では、リビアポルトガルイリーガルなどという評価を下しましたが、今の嗜好でいくと

リビアイリーガルポルトガルジャパニーズ

ですわねぇ……………

 

リビアンが依然として強いのは置いといて、ユニークカスクという面で行くとイリーガルはよくできていたし、唯一性があるので面白いという評価になってきています。

それでいくとフレンチスムースも大いに期待ですわね!!

 

 

・次回

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