【レビュー】#139『レダイグ 10年』はアイラモルトに引けを取らないピーティでブリニーなハイスペックさ。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

先日ようやくアードベッグTENのフルボトルを入手して飲んでいるのですが、やっぱりすんごい美味しいですね。

個人的経験則でいくと、シェリー系が強いウイスキーに限って香味が抜けていきやすい傾向にあるような気がします。魔の寝室で保管していたものは大体それで死んでいきました。※過去の雑談記事（ドリームランド）参照

逆にアイラモルトのような香りが強いものについてはなんだか持ちこたえているような気がします。アイラストームとか死んでなかったので。。。

話が逸れましたが今回はこちら。

レダイグ 10年

LEDAIG AGED 10 YEARS

蒸溜所：トバモリー蒸溜所

内容量：700ml

アルコール度数：46.3％

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格：4,700円（税込み）くらい

・公式評（トバモリー蒸溜所海外公式サイトより）
・ストレートで飲んでみる
・ロックで飲んでみる
・ハイボールで飲んでみる
・総評
・所感
・次回
・前回

トバモリー蒸溜所のピーテッドタイプ。

蒸溜所のはじまりは1798年。

当初はレダイグ蒸溜所と名乗っていたらしいので、第二ブランドとは言われつつもレダイグの名前自体は始祖のポジションと言えます。

竣工自体は古いものの、閉鎖しては再開を繰り返していて長期にわたって運用されていたわけではないようです。

そのあたりは詳しいブログにお任せするとして、現在はバーン・スチュワート社→ディステル社が所有している蒸溜所です。（同社は他にディーンストン、ブナハーブンを所有）

ボトルはシンプルなようでいて、印象深いデザインで好きです。

原酒のタイプによって名前が変わるのはなんだかロッホローモンドを彷彿とさせますね。

Established in 1798, Tobermory is The Isle of Mull's only whisky deisillery and one of the oldest commercial distilleries in Scotland.
It sits at the centre of the vibrant island community, from which it take its name.
Tobermory's past however, is as colourful as the towns seafront.
A chequered story marked by clisures, financial troubles and even a change of name has, on more than one occasion, threatened its very existence.

Today, it is a thriving, expressive and unique distillery, true to its idyllic location on the Hebridean island of Mull.
Ledaig, pronounced "letch-ick", is the historical name of Tobermory and the area of the town - "safe haven" in Gaelic.
Today we use the name to mark our peated expression.

1798年創業のトバモリーは、マル島唯一のウイスキー蒸溜所であり、スコットランドで最も古い商業蒸溜所の1つです。
その名の由来となった、活気ある島のコミュニティの中心に位置しています。
しかし、トバモリーの過去は、町の海辺と同じくらい色鮮やかです。
廃業、財政難、社名変更など、波瀾万丈のストーリーは、何度もその存続を危ぶまれた。

しかし現在では、ヘブリディーン諸島のマル島という牧歌的な立地にふさわしく、表情豊かでユニークな蒸溜所として繁栄しています。
レダイグとは「レッチ・イック」と発音し、トバモリーとその周辺地域の歴史的名称であり、ゲール語で「安全な避難所」です。
今日、私たちはこの名前を、ピーテッドな表現を示すために使っています。

（DeepL）

と、箱裏に上述したこと以上のことを全部書いてくれていました。

つまるところ、書くことがなくなりました。

ピーテッドタイプということでフェノール値は35ppmほどらしいです。

アイラモルトで言うところカリラやラガヴーリンのラインですね。

コルク栓です！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

蒸溜所が位置するマル島がデザインされていて、かなりかわいい…!!

トバモリーのほうもそうなんですかね…？？

・公式評（トバモリー蒸溜所海外公式サイトより）

As with all our single malts, this peated Ledaig is non-chill filtered and natural colour. Bottled at 46.3% and produced using peated (30-40ppm) concerto barley.

Colour
Bright lemony gold.

Nose
Sweet briny smokiness with distinct island character and playful notes that hint at mild antiseptic, creosote, wax polish, mint chocolate and floral seaside aromas. Soft peat, gentle smoke.

Palate
Tantalisingly sweet, medicinal flavours infused with enticing sparks of spicy pepper and dried fruit with rich peaty smoke and a velvety vanilla and malty creaminess.

Finish
A wondrous union of sublimely spicy white pepper, the vibrant sweetness of liquorice and a kick of cloves with a exquisite lingering saltiness.

他のシングルモルトと同様、このピーテッド・レダイグはノンチルフィルターでナチュラルカラーです。ピーテッド（30-40ppm）のコンチェルト大麦を使用し、46.3%でボトリングされています。

カラー
明るいレモニーゴールド。

香り
甘いブリニースモーキーな香りに、島の特徴や遊び心、防腐剤、クレオソート、ワックスポリッシュ、ミントチョコレート、フローラルな海辺のアロマを思わせる香りがあります。ソフトなピート、穏やかなスモーク。

味わい
スパイシーなペッパーとドライフルーツの魅力的なスパークと、豊かなピートスモーク、ベルベットのようなバニラとモルティなクリーミーさを持つ、うっとりするほど甘い、薬草のようなフレーバーを持つ。

フィニッシュ
スパイシーなホワイトペッパー、甘草の甘み、クローブの香りが絶妙な塩味の余韻と一体となっている。

（DeepL）