こんにちは。もう一度、こんにちは。
今回はあまりやらないこの企画…!
アーリータイムズ 黄白比較
EARLYTIMES Yellow vs White
ホワイトラベルこと新アーリータイムズの評判を色んなところで調べているとあまりいい評価をくだされていないように感じるので一体どれだけ変わってるのかを綿密に調べるため敢えて比較します。
そもそも黄はバーボン、白はブレンデッドなのでジャンルが違うことは言うまでもなく…
前回のレビューでも如実にホワイトラベルは薄いと感想を残しています。
個別に飲んだレビュー記事はこちらです。
では、もったいぶらずに本題に移ります。
・ストレートで比較してみる
左がイエロー、右がホワイト
色に関してはイエローのほうが濃い。
画像で見ると結構な差に見えますが肉眼だと気持ち程度の差です。
グラスは長濱蒸溜所のテイスティンググラスです。
ホワイト
香り:無臭…に感じる。
むりやり吸い込むとほのかにアルコールっぽい香り。
味 :柑橘系のニュアンスが強い。
余韻にバニラ、焦げた木、バーボンの要素がほのかに。
イエロー
香り:しっかりとした香り。溶剤臭。
トースト的な甘い香りが強い。
味 :まったりと甘い。はちみつやバニラ感。
余韻に焦げた木の感じがありメープル感も追従してくる。
・ハイボールで比較してみる
左がイエロー、右がホワイト
ホワイト
味:ライトで飲みやすい。癖がない。
ほんのりと甘い。ただそれだけではある。
イエロー
味:かなり甘い。溶剤感も薄れて飲みやすい。
ミルクキャラメルかと思った。
・総評
しかし、案外…いや、やはりと言うべきか… 別物。
バーボンとアメリカンブレンデッドなのでそもそも同じ土俵ではないのを前提としても、イエロー→ホワイトで色々と抜け落ちすぎていない?????と感じざるを得ない。
以前に、イエローの時点で市場のライト化を感知して度数を40%にしたなどという記述を見たことがあるけれど、それでも決定的なラインをイエローは守っていたことがわかる。
ホワイトはストレートに関しては正直飲み甲斐がない…
ハイボールにすると「そういうもの」として飲めるようになる。
対してイエローはさすがに完成度高し。
ハイボールでもそこまで薄まりを感じずにしっかりと甘い…!
・所感
と、大方の予想通りな結果になりましたが、ホワイト酷評ブログにはなりたくないので
「これはこれ、それはそれ」でいいんじゃないでしょうか????(小心者)
・・・ほんとに市場はライト化を求めているのか疑問なんですけれどね!!!!!
どうでもいいですが近所の酒屋にイエローの旧ラベル(現在から数えて旧・旧ラベル?)が売っていたのでちょっとだけ悩んだ末に買いました。
なにしろ1750mlサイズなんで・・・・・・
こうやって死蔵していくんだなって…
・おまけ ホワイト+イエロー
いい感じに余ったので1:1で混ぜて飲んでみました。
香り:結構スムースなバニラ感。溶剤感が無い!!
なんだ、この、究極体か??????
味 :ダメだ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
ホワイトに侵食されすぎて希釈されてる。。。。。。。。。。。
仕方なくハイボールでも試してみました。
味:全体的にホワイトのニュアンスが強い。
下に残る渋み、柑橘の感じなど・・・
ホワイトが支配的すぎる。。。
香りはすげぇよかったんだけどな~。。。。。