こんにちは。もう一度、こんにちは。
お久しぶりですね。。。
勤務体制が大きく変わって生活リズムを整えるのに精一杯でした。
時間管理ってこう…なんというか…ままならないものですね…
今回はこちら。
アーリータイムズ ホワイトラベル
EARLYTIMES WHITE LABEL
製造元:サゼラック社
内容量:700ml
アルコール度数:40%
購入時価格:1,180円(税込み)くらい
新生・アーリータイムズ。
旧タイプのいわゆる「イエローラベル」についてはこちらで解説しているのでご興味があればぜひ…
9月20日に日本先行発売という形でスタートした新しいアーリータイムズです。
製造会社が変わり、蒸溜所も変わり、正規輸入代理店も変わり、ボトル形状も変わり、ラベルももちろん変わり・・・名前だけはそのままです。
更に大きな変更点として、輸出用は「バーボンウイスキー」としての規格を満たしていたのに対して今回のホワイトラベルは「アメリカン・ブレンデッドウイスキー」となっています。
以前よりアメリカ国内用はリフィルオーク樽原酒も使用していたためバーボンとは売り出しておらず、今回の大規模変更にて輸出用もすべてその規格に統一された感じです。
かねてより日本限定の「ブラウンラベル」を発売していた縁なのか、今回も世界に先駆けて日本で発売が開始されています。
当ブログでもラベルチェンジした銘柄を何度か扱ってきましたが、ラベル以外にもなにもかもが変わったという例はこちらが初めてなので今から戦々恐々としています。
”なめらか”というワードも不穏に見えてくる…
プラスクリューからメタルスクリューに変わっています。
・公式評(明治屋「アーリータイムズ」商品情報より)
世界に先駆けて日本先行発売!
世界を見据えた次世代のアメリカン・ウイスキーが実現した
“驚くほどなめらかな味わい”ブライトゴールド(輝きのある黄金色)の外観。
ハチミツ、ソフトキャラメル、レモンピールの香り。
なめらかで丸みのある口当たりと主張し過ぎず清涼感のある上品な甘みがあり、穏やかで角のないアルコール感のとても飲みやすいウイスキー。
従来のウイスキーの概念を超えてお届けするアーリー・タイムズ新生の1本です。
http://www.meidi-ya.co.jp/goods/alcohol/early_times/et01.html#tab2
アメリカン・ブレンデッドは「シーグラムス セブンクラウン」を以前に紹介しましたがまあまあレアなジャンルです。
・ストレートで飲んでみる
色 :やや明るめのゴールド
香り:かなりクリーンでマイルドさを感じる。
バーボン特有の溶剤感の一歩手前で踏みとどまってる感じ。
もともとアーリーはそんな感じだったけれど更にそれが増している。
味 :バーボン風の、なにか。
ストレートでもかなり薄味。やや甘い。
余韻にバーボン特有のバニラっぽさが上がってくる。
・ロックで飲んでみる
香り:バーボンっぽさがより強くなる。
甘いバニラ香。
味 :バニラ感、薄く青りんご感がある。
というかストレートよりも濃く感じる。
余韻には渋みが残る。
・ハイボールで飲んでみる
味:ほんのりとバーボンといった感じ。
なめらか…う~ん…なめらかねぇ…
圧倒的に飲みやすくはある。
・総評
バーボンに擬態している、なにか。
というとちょっと悪口くさいけれど、イエローからさらにマイルドになった感じではある。
もっとわかりやすく言うとイエローからさらに加水したような味わい。
それがプラスかマイナスかどうかはわからないけれど、アメリカンウイスキーの入門としては非常に好ましく思う。
バーボン特有のキモい(暴言)溶剤感は極力抑えられているので、アメリカンの空気を感じるにはちょうどよいかもしれない。
…といってもイエローの完成度が高かったので比較するとしんどい。
バーボンじゃないのでセーフ。。。
おすすめはロック。
ストレートより味が濃くなるという謎の現象により飲みごたえは随一。
・所感
アーリーとして見なければ悪くはありませんわね。
それって本末転倒な気がしないでもないですけれど。
「すまん、ジムビームホワイトでよくね?」などという話もチラホラと目にしますが…そうですの?
そういえば白を真面目に飲んだことがないのでなんとも言えませんが…今度買ってきましょうか…
本国版がすでにそういう仕様(ブレンデッド)だったからしょうがないといえばしょうがないのですが、やはりパンチの弱さを感じてしまいますわね。
ブラウンフォーマン時代の本国版とかも飲んでみたいところではありますわね…
・次回
・前回