なもなきアクアリウム

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【レビュー/Bar飲み】#153『シングルモルト余市 ウッディ&バニラ』は樽熟成の良さを再認識させられる、余市の香り担当。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

昨年のネタが溜まりすぎて2023年から抜け出せないブログがこちらです。

今年の新撮り記事はいつになるのやら・・・

 

前回に引き続き今回はこちら。

 

シングルモルト余市 ウッディ&バニラ

SINGLE MALT ”YOICHI” WOODY&VANILLIC

蒸溜所:余市蒸溜所(ニッカウヰスキー株式会社)

内容量:15mlくらい…?

アルコール度数:55%

シングルモルト・ジャパニーズウイスキー

 

 

 

 

余市の外殻担当。

 

前回レビューしたピーティ&ソルテと同じくシングルモルト余市の構成原酒シリーズの一角です。以下ほぼコピペ

・ピーティ&ソルテ

・ウッディ&バニラ

シェリー&スイート

の3種がラインナップされています。

 

上記の通りアルコール度数は55%

販売価格は500mlで6,800円、180mlで2,500円(たぶん)です。

 

当然の事ですが購入制限がかけられており、500mlは1本・180mlなら2本までの二者択一の形式でした。

また、かつてはれらがなんと12年表記だったらしく原酒の枯渇に伴って年数表記がなくなったという経緯があるそうです。

 

ネットで買うとプレ値もいいところなのでできれば旅行がてらめちゃくちゃ楽しい余市蒸溜所の見学をしつつ現物を買うのをおすすめします。

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :落ち着いた琥珀

香り:名前に偽りなし。

   ウッディさと甘いバニラ感。

   もはやバーボンかと思えるほどエステリーな香り。

味 :いきいきと新鮮。それでいて品のある甘さ。

   これ余市なの?と思えるほどスタンダードのものからは違いが見える。

   嚥下するとほのかに潮余市だ。

   余韻はきちんとウッディ。

 

 

・総評

香りの余市

 

樽熟成を経たウイスキー”らしさ”にフォーカスした感じ。

スタンダードの余市には含有量が少ないのか、このウッディ&バニラで拾える要素をあまり感じない気がする・・・

以前どこかのバーで飲んだ余市10年はしっかりとしたバナナのような熟成香を放っていたので単純に全体的にスタンダードの原酒が若いせいもあるのかもしれません。

 

あと、加水して飲んでみたのですがちょっと加水に弱そうな印象を受けました。

香り重視なので骨格についてはピーティでソルティな原酒にお任せしている感じ・・・

 

 

・所感

総じて甘美でお上品ですわね。

 

前回のピーティ&ソルティではマニア向けなどと書きましたが、こちらは比較的飲みやすく優秀です。

 

余市の試みとしては新樽での熟成が有名ですが、このバーボン然としたウッディさはまぎれもなく新樽由来のものだと思いますわね。

だってバーボンと同じ樽環境で熟成されてるしね…

 

余市10年でも感じた「熟成で化ける」そんな伸びしろを秘めた構成原酒だと感じました。

どうでもいいですけれど公式ではウッディ&バニラと表記されていますがアルファベットのスペルではウッディ&バニリックなのでそっちで呼びたいお年頃です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

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