なもなきアクアリウム

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【レビュー】#43 『カリラ12年』は穏やか上品なアイラモルト。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

やる気が出ない期に入ったのでブログ以外活動縮小中です。

あと円安がマジでヤバいですね。輸入洋酒はどうなってしまうんだろう…

 

#43の今回は「アイラモルトを飲もう」第一弾です。

第二弾はさっそく未定です。(ストックが無い)

 

 

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カリラ12年

CAOL ILA  AGED 12 YEARS

蒸留所名:カリラ蒸留所(アイラ)

内容量:700ml

アルコール度数:43%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:4,750円(税込み)

 

 

 

 

カリラのはじまりは1846年。

しかしながら長らくブレンデッドウイスキーとしての原酒を生産していて、シングルモルトとしてのカリラは2002年にファーストリリースとかなり最近です

。現在はディアジオ社のもと製造しています。

 

このブログでアイラモルトを扱うのは初めてなので少し解説。

アイラモルトの特徴はなんといっても他地方のウイスキーとは一線を画すピート香ですね。ウイスキーの製造の過程で大麦麦芽を乾燥させる工程があるのですが、そこの一部でピート(日本語で泥炭。コケやシダが堆積してできたもの)を使って焚くことで麦芽にピートの特徴的な香りが移るワケです。

 

ピートのレベルはフェノール値(ppmで表され、その値が大きいほどスモーキーなウイスキーと言えます。

タリスカーが18~22ppm、ヘビリーピートと言われるアードベッグが55ppm、という中でカリラのフェノール値は34~38ppmと言われています。かのラガヴーリンと同じくらいです。つまりフェノール値で言うとやや高めといったところです。

 

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ラベル自体はかなりシンプル。

クラシック感があり、ゴチャゴチャしていないのは好印象です。

 

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Each expression of CAOL ILA(say 'Cull Ee-la') reflects a special quality of the light at this remote distillery, where sublime malt whiskies have been made for over a hundred and sixty years.
Together they picture a day in its secret cove on the Sound of Islay. The smoothness and fine balance of CAOL ILA 12 years old suggests the rounded shapes of the stills, softly outlined in a cloudy day's first glimpse of the sun. Fresh and fruity, it is a classic expression of the CAOL ILA character, first seen in 1846. Here are those spicy sea-air aromas and sweet smoky-dry flavours, elegantly expressed with a clarity and balance that come from perfect maturation.

 

CAOL ILA(カリラ)は、160年以上も前から崇高なモルトウイスキーが造られてきたこの蒸留所の、輝かしい特別な品質を反映しています。
アイラ島の湾岸にある秘密の入り江での一日を描いています。カリラ12年の滑らかさと絶妙なバランスは、丸みを帯びたスチルの形を思わせ、曇りの日に初めて見えた太陽の光の中で柔らかな輪郭を描いています。フレッシュでフルーティーなこのウイスキーは、1846年に誕生したカリラの特徴を見事に表現しています。スパイシーな海風のアロマと甘くスモーキーでドライなフレーバーが、完璧な熟成による透明感とバランスでエレガントに表現されています。

(DeepL+意訳)

 

 

 

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コルク栓!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディアジオ社のウイスキーのコルクはなんかギッシリと詰まっている感が凄い。

ギュポン!と抜けるので開栓にも力が要る。

 

 

・公式評(MHD日本公式サイトより)

フレッシュ、甘くフルーティで、スムーズなボディのカリラ12年は、淡い麦わらの色とデリケートなバランスの味わいを持ちます。クリーンで食欲をそそる香りの中にかすかな柑橘系のフルーツとほんの一筋のスモークが包まれています。しっかりとしてスムーズ、始めは甘く、その後にフレグラントで甘いスモーキーさと長く尾を引くフィニッシュが続きます。

https://www.mhdkk.com/brands/caol_ila/

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :透明感を感じるゴールド

香り:正露丸臭というか、古い日本家屋のような香り

   なんだか懐かしくなる。いわゆるピート香はぜんぜんしつこくない。

   アルコールアタックはほとんどない。

味 :多少の塩気、ふわっとドシっとした甘み。

   フルーティなニュアンスも感じる。

   香りと味の乖離具合が凄くて脳が混乱している。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:冷却で湿気感が加わることで磯っぽい香りになる。

   相変わらずピート香が幅を利かせているためほかの香りは感じ取れないかな…

味 :相変わらずの塩気。そこにスモーキー感が増して加わる。

   煙たいというほどではないが煙を口に含んでいる感覚。おもしろい。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:あまり伸びはよくないのか、単純に薄まってしまう。

  しかたがないので追加で少量フロートさせてみると・・・

  なんだかやっぱりボヤけている感が否めない。

  スモーキーさは感じるし、クセがかなり軽減されているので飲みやすいと言えば飲みやすいけどもったいない気がする…

 

 

 

・総評

カリラ、はじめてのアイラモルトがキミでよかった。

 

ピート香という一見大味なものを纏っているものの中身は繊細そのもの。

しつこくなく軽やかなボディに甘さ、しょっぱさ、フルーティさ、スモーキーさと色んな要素を内包する秀逸なウイスキー

 

アルコール刺激もほとんどないのでストレートもしくはロックで存分にカリラワールドを楽しみたい。

ハイボールは心底濃い目に作ったらいいかもしれないけどやっぱりもったいなさを感じてしまう。

 

もちろんピーティーなクサさもあるにはあるが軽やか華やかで飲み疲れしない良きボトル。

アイラモルト入門にはうってつけだと思った。

 

 

・所感

一応タリスカーとかホワイトホースとかでピーティなウイスキーに対して慣らしてきていたので満を持してのアイラモルトでしたが変にぶっ飛ばさずにカリラでやはり正解でしたわね。

次の目線はポートシャーロットラガヴーリンと狙いを定めているのですが…どうでしょうか…?

 

本当にどうでもいい話ですが「CAOL ILA」は「カオル イラ」とも読めますよね?両親がわたくしの名前を付けるときの候補に「かおる」(字は知らない)があったということで第二、第三のハンドルネームでソレを使うことがあるのですがそういうところでも微妙に親近感を覚えていたのが手に取るきっかけだったというどうでもいいお話…

 

あとブログのアイコンを変えました。前の何かを溶かした顔はネガティブなニュアンスを含むので刷新です。

 

 

 

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