なもなきアクアリウム

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【レビュー】#145『ポートアスケイグ 100プルーフ』は濃厚出汁感のシークレットアイラ。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

本業が落ち着いたからSkebやるか~→本業が忙しくなる

やめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

今回はこちら。

 

ポートアスケイグ 100プルーフ

Port Askaig 100°PROOF

製造元:エリクサー・ディスティラーズ(Elixir Distillers

内容量:50ml

アルコール度数:57.1%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:わすれた(量り売り)

ボトルの画像はウイスク・イー商品ページから拝借しました。

https://whisk-e.co.jp/products/portaskaig100p/

 

 

 

 

アイラ島の玄関口の名を冠したシークレットアイラ。

 

シークレットアイラと言えば「はいはい、カリラカリラ。」というイメージだと思いますが、こちらも例に漏れず中身はカリラだと言われています。

 

カリラ蒸溜所がアイラの玄関口と言えるポートアスケーグのアイラ・フェリーターミナル至近であるので言い逃れようのないほどカリラです。(意味不明)

 

突然脱線しましたが、販売元は「エリクサー・ディスティラーズ(スペシャリティ・ドリンクス社ボトラーズ部門)」で同社の他ブランドには

・エレメンツ・オブ・アイラ

ウイスキートレイル

・ザ・シングルモルツ・オブ・スコットランド

・軽井沢(????????????????????????????????)

 

という割と聞きなれたブランドたちが存在します。

公式サイトによるとどうやら軽井沢の樽も持っていてボトリングしているらしいです。

 

というわけで今回も50mlの量り売りで購入したものです。

時系列が歪んでいるので旧背景の写真です。

 

100°プルーフとはブリティッシュプルーフでアルコール度数57.1%のことです。

アメリカンプルーフは0.5倍ブリティッシュプルーフは0.571倍するとアルコール度数を導き出せます。

 

というかこの色からしてカリラかアードベッグでしょ…

 

 

・公式評(ウイスク・イー商品ページより)

「ポートアスケイグ」はアイラ島のカリラ蒸溜所に近い港町の名を冠したアイラのシングルモルト。スキンダー&ラジ・シン兄弟によって設立されたスペシャリティドリンクス社のボトリングで、各レンジの蒸溜所名は公表されておりません。

テイスティングコメント

ポートアスケイグ100プルーフはイングリッシュ・ハイプルーフでボトリングされ、スモーキーさと力強さ、そしてフルーティーさを兼ね備えた、いち押しのアイラモルトです。
香りは薪で焼いたハムステーキ、岸壁に打ちつけられたブリニーな波、そしてレモン、オレンジ、パイン。味は強めのピートスモークとアップルシナモン、ミルクコーヒー、チョコ、リコリスの絶妙な甘み。

https://whisk-e.co.jp/products/portaskaig100p/

 

ふ~ん

 

 

・ストレートで飲んでみる

色 :透き通った薄いゴールド

香り:度数からか流石にちょっとアルコールアタックが来る。

   磯、出汁、ほのかに柑橘。

   たしかにカリラっぽい。

味 :うまみがすんげぇ。じんわりとくるうまみの波、波、波。

   アルコール刺激も相応にあるものの…

   この出汁のようなうまみの前ではさしたる問題ではないと思う…

 

 

・ロックで飲んでみる

香り:やや控えめになる。

   出汁系の香りが減る。けれどもこれはこれで。

味 :うまみは減退。面白みが激減する。

   氷が解けて薄まるにつれてカリラっぽさが拾えて来るようになる。

 

 

ハイボールで飲んでみる

味:短熟特有の乳酸菌飲料っぽさが出る。

  逆にそれが飲みやすさに寄与してる感はある。

 

 

・総評

ハイ・プルーフ・ヤング・カリラおそるべし。

H・P・Y・Cおそるべし。

なんで2回言った?

 

度数の暴力というべきか、樽が良いのか、めちゃくちゃ美味しい。

過去記事にてレビューしたオフィシャル12年ではカリラはハイボール適性が薄いと思っていたものの、度数のおかげかハイボールでもボヤけず美味しく飲めた。

 

この口内がプレーンな状態で飲んだ時にジュワっとうまみが出てくる感覚はハイプルーフならではで舌がん咽頭がん食道がんまっしぐらな気分になって凄い。

 

おすすめは断然ストレート。

一生ストレートで飲んでいたい。

 

 

・所感(ボトラーズアイラにおいての「はいはい、カリラカリラ」は本当に正しいのか検証編)

全然関係ないですがボトラーズアイラにおいて「はいはい、カリラカリラ」問題はただの先入観なのではないかと思いましてボトラーズアイラの中身をインターネットの諸先輩方が推測されている範囲で調べてみました。

 

フィンラガン:カリラ

ポートアスケイグ:カリラ

マクタラ:カリラ

スカラバス:カリラ?ボウモア

アイラストーム:カリラ?ラガヴーリン

アイリーク:ラガヴーリンラフロイグ

スモークヘッド:アードベッグ

アズウィーゲットイット アイラ:ラガヴーリン

クラシックオブアイラ:ラガヴーリン

 

こう見ると最大9分の5でカリラ説が囁かれているということになり、思ったよりどれもこれもカリラってわけでもなさそうな気がしてきました。

 

また、思ったよりもラガヴーリンも多く一度飲んでみたくなりました。

アイラストームは確かに短熟ラガな気がしないでもない気がしてきましたわね…

 

いろんな方が仰っているのを耳にするのですが、ウイスキーは度数が高ければ高いほど美味しい」はガチのマジのサジのバーツで真理だと思います。

ですのでシークレットアイラだろうがハイプルーフなものを選べばほぼ間違いはないというのが超雑になってきたウイスキー飲みのわたくしの見解です。

なんなんですの?これは…

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

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