なもなきアクアリウム

なもなきアクアリウム

すきなこととかたのしいことを…

北海道へ旅行してきました。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

告知していた通り、10月の末ごろに北海道へ旅行に行ってきました。

結果的に余市蒸溜所以外にも記事にしたいものができたので

 

北海道旅行レポ(本記事)余市蒸溜所レポ

という構成でやっていこうと思います。

 

 

 

・1日目

1日目は移動日に当てました。

余市の近所(そこまで近所ではない)の小樽に宿を取り翌日早朝から余市へ向かう算段です。

 

北海道へはLCCで行ったのですが、案の定出発遅延が起こった以外は意外と良かったです。

(記憶では機内がもっと狭かった覚えがある…)

LCCに乗るのは2016年ごろ?なのですがその時は出発遅延5時間+フライト中止の憂き目に遭い旅程を大幅に狂わされた覚えがあります。

 

・小樽まで

新千歳空港で飛行機から降りるとさっそくニッカの広告が。

「ブラックニッカ ハイボール香る夜」は北海道展とかで割と見かけるので北海道限定品という印象があまり無いですが限定品だそうです。

 

で、新千歳空港駅から小樽駅までだいたい1時間20分ほど。

ちょうどこの新千歳ー小樽の区間快速エアポートという快速列車が頻繁に通っていて、地元民の移動の基盤にもなっているような印象を受けました。

 

小樽は学生時代に修学旅行で訪れたのですが、そうそうこんな感じでしたわね~!と懐かしさと感動を覚えました。

小樽駅を頂上に運河・港までが下り坂となっていて、運河行きは楽なのですが駅に向かうのがしんどいという立地も懐かしかったです。

 

今回の旅行は、北海道の旅行支援の期間とかぶっていてホテル代が20%オフ、さらに2,000円ぶんの地域クーポン券も貰えるという割と計画的なものでした。

 

 

ジンギスカン(北とうがらし 出抜小路店)

夕食はジンギスカンが食べたかったのでそうしたのですがよく考えたらこれ一人焼肉ですわよね…

旅先のテンションで気づかなかった…

 

そもそも、夕食についてはノープランで「小樽ならジンギスカン屋さん死ぬほどあるでしょ…たぶん…」という浅慮で1時間30分くらい探し回った挙句の発見だったので肉体と精神がすり減っていた状態でした。(自業自得)

ちなみによくよく見てみるとホテルから徒歩5分のところでした。

灯台下暗し。。。

 

https://otaru.gr.jp/shop/denuki-koji

 

小樽運河沿いに出抜小路」という飲食店の集合施設があり、そちらに入っている「北とうがらし 出抜小路店」さんが今回行ったお店です。

 

お肉も美味しかったし、なにより長ねぎ1本焼きが死ぬほど美味しかったです。

いろいろ食べて飲んだような気がしましたが、お会計が3,000円行かなかったので驚愕しました。おすすめです。また行きたいです。

 

ちなみにラム肉ステーキというどう考えてもおいしそうなものもありました。

小食なのでそこまで手が出せませんでした。また行きたいです。

 

 

で、出抜小路」にはもうひとつ大きな目当てがあって

 

 

・ニッカバー リタ(神。)

Googleマップの写真からお借りしました!!!!!!!!!!!

 

小樽で唯一のニッカウヰスキー公認のバー「ニッカバー リタ」です。

バーテンダーさんが実際に余市蒸溜所で働いておられた方で、ニッカウヰスキーについての造詣が深い…!それでいてお優しい…!

ウイスキーを嗅いだり、飲んだり、加水したり、メモしたり…と忙しなく動いていた朝倉あさげをうんうんと頷きながら眺めていらっしゃいました。不審ですみませんでした…

 

入店時はほかのお客さんもおらずひとりだったのでカウンター席でマスターとずっと喋っていました。

新型うんちゃらウイルスのせいで一時休業を余儀なくされていたみたいで、無事営業再開されたおかげで今回ご縁ができたので良かったです。

最近の余市売店はやっぱり品薄で…鶴を見ることも少なくなってきたとの情報をいただき、「買えることを祈っています」と元気づけてもらいました。

 

また、ニッカバーということもあり終売したウイスキーもズラリと並んでいて一部の超希少ボトル以外はお金さえあれば飲めるという夢のような空間でした。

 

ちなみに飲んだのがこちらの「リタセット(¥3,500)(たぶん)

シングルモルトの「余市2000's」

ブレンデッドの「鶴」

ブレンデッドモルトの「竹鶴17年」

という破格のセットです。いいの?

 

ちょっと前までは余市蒸溜所の有料試飲でも在庫があったらしい余市2000's竹鶴17年ですが、現在はラインナップから外れているとのことなのでここで出会えたのはハチャメチャにラッキーでした。

また、ブレンデッドの鶴は最近売店でも見かけないということで最悪入手できなかった場合を考えたらこちらで飲めたのは幸運でした。

 

(飲んでみた感想については別記事にてアップしようと思うのでそちらもご覧いただけたらと思います。)

 

ほか、竹鶴25年(下段中央)ザ・ニッカ40年(上段)など実物を拝むことすら困難なものが鎮座しており(ディスプレイのみで非売品)たいへんに眼福でした。

 

バーに行ったときは「初手マティーニとかいう自分ルールがあるのですが、リタセットを前に我を忘れて飛びついてしまったのでようやく2手目に余市スモーキーマティーニを注文。

画像の通りニッカの「ジンスパイア」余市 ピーティ&ソルティ」を使ったニッカづくしのマティーニ

 

味:ブリニーな余市の成分を含んだ上質なマティーニ

  ジンスパイアの優しいモルト感も相まってふくよかな甘みにあふれている。

  美味しい。すごい。

 

他にも「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット(2016年版)」を飲んで会計が¥6,000。

飲食後だったので食べ物は注文しなかったのですが十分楽しめました。

満足度でいくと安すぎるくらいです。ありがとうございました。また行きたいです。

 

 

・・・というわけで1日目は終わり。

翌日は9時半からの見学なので早めに出発する必要があります。

 

 

・2日目

余市へ行くために早めに行動しないといけないので(電車の本数も少ないのでぴったりな時間がない)せっかくの朝食もそぞろにホテルを後にしました。

 

余市駅

小樽から30分ほどで余市駅に到着します。

交通系ICが使えるのは小樽駅で最後なので、小樽からは切符を買って移動します。

 

函館本線の車内アナウンスではエゾシカやヒグマなどといった野生生物が生息する地域なのでやむを得ず急停車する可能性があります」などという物騒極まりないワードが聞けます。

そうだ、ここ北海道だったんだ…

 

また、余市駅にはコインロッカーがあるので荷物についてはそこで預けて身軽になったうえで行動しました。

あと、自販機はあるけれどゴミ箱はありません。寒かったので缶のほうじ茶を飲んだのですが、捨てるに捨てられないのでずっと持っていたあげく蒸溜所の試飲コーナーで「これ(空き缶)、どうしたらいいですか」とかいう訳のわからないことを尋ねて回収してもらいました。すみませんでした。

 

駅前からすでに蒸溜所の入り口が見えます。

徒歩で5分といったところで、駅からのアクセスはすこぶる快適です。

 

余市蒸溜所

正面入口です。

こちらは予約者限定の入場口で、売店やレストラン、ニッカミュージアム(有料試飲)のみの利用者についてはぐるっと回ったほぼ裏口の駐車場からの入場になります。

 

ツアーを予約している旨を守衛さんと受付の人に告げると、入館証がもらえツアー開始時刻前から正面入場口から侵入することができました。

この方法なら迂回しなくても敷地内を突っ切って売店に行くことができます。

 

敷地内は自然が美しく、建物も洋風建築で非日常感をこれでもかと楽しめました。

景観の維持もべらぼうに大変なことだとは思いますが、それを差し引いてもここで働ける人たちがうらやましいです。

 

 

なんかすげえサラっとしていますが余市蒸溜所内部は別記事にするのでこのへんにしておきます。

 

 

・3日目

この日も移動日…フライトまでのわずかな自由時間を楽しむ日でした。

札幌まで移動し、そこから地下鉄ですすきのまで行きます。

 

すすきのと言えば~~~

 

 

・アレ

クソデカニッカヒゲおじさんの看板です。

 

無駄にすすきの地下街を歩き回った結果大回りして迷ったのですが、駅から出てすぐの階段をどこでもいいので上がって地上に出れば大看板のある交差点近くにスポーンできます。

 

で、漠然と北海道で食べたいものを考えていたのがジンギスカン味噌バターコーンラーメン

ジンギスカンもノープランでお店探ししましたが味噌バターコーンラーメンもノープランで探しました…

 

が、

 

この「ラーメン横丁」、ニッカの看板の至近にあり位置的には写真左側のサッポロビール」の看板があるビルの右下のあたりです。

ということでノープランの割には計画的な導線だったというわけです。

 

・味噌バターコーンラーメン(元祖さっぽろラーメン もぐら)

「元祖さっぽろラーメン もぐら」さん。

ラーメン横丁入ってすぐの店舗です。

ひとりラーメンはたまにやるのでジンギスカンほど抵抗はなかったです。

 

「味噌バターコーンラーメン」(¥1,200)

バターでかっっ!チャーシューでかっっ!!スープ熱っっ!!!みたいな感じで美味しかったです。

スープの味噌はしつこくなく、かといって薄いというわけでもなくまさに丁度いい具合でした。

 

デカいバターは思ったよりゆっくりと溶けていきます。

麺含めとにかくボリュームがすごくて、完食できるか若干不安でしたが腹11分目くらいに落ち着き美味しくいただきました。(瀕死)

 

 

……

………

……………

 

というわけであとはろくすっぽ写真すら撮らずに空港まで直行してぐったりしていました。(朝倉あさげ特有の行動)

 

・岳樺 十勝ワインフィニッシュ屋久エージング

そういえば百貨店をちらりと覗くと北海道限定で販売している本坊酒造「岳樺(だけかんば)」が売っていました。

十勝ワインであるところの”山幸”カスクフィニッシュ屋久エージングという日本の北から南を又にかけた限定品の限定品もあったのですが、どちらにせよ荷物を最小限にとどめたミニマムツーリズムだったので購入はあきらめました。

またこんどね…

 

 

・終わりに

・・・めっちゃ長い記事ですわね!!!!

 

もちろん余市蒸溜所が本命だったのですが、そのほかにも思い出に残るところがたくさんありました。

次記事くらいで余市蒸溜所見学をクローズアップしたものをアップする予定ですけれど、そちらも死ぬほど楽しかったのでぶっちゃけ年1で行きたいと思いましたわね。

 

ジンギスカンも美味しかったし、バーでもまだ飲めてないものがありますし…で再訪したい気持ちでいっぱいです。

・・・まぁ本業如何なところもあるのですけれど、時間とお金をかけてでも行く価値は、アリです。余市だけでなく、北海道自体に。

 

とにかく自然が豊かで、快速エアポートに乗っている最中の車窓から見える景色はほとんど広大な自然でした。

こういう自然を見るのが大好きなのでたいへんに心が洗われた気分です。

という流れで言うのも何ですが、その翌日出社すると面倒ごとな業務が溜まりに溜まってて一瞬で心が曇りました。

 

 

たぶん大多数の方が気になっているであろう売店と有料試飲の話は次回、余市蒸溜所レポ編にて書きます!!!お楽しみに!!!!!!!!!!!