なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいこと

【レビュー】#06 『ホワイト&マッカイ スペシャル』は飲み方を選ばないオールラウンドシェリーブレンデッド。

文章に起こすという作業はなかなか大変なものであると同時に、いろいろな言葉遣いを知ることのできるいい機会だと思います。口頭だとどうも伝わればいいやみたいなフィーリングで分かりやすさを優先してしまいますが、文章だとキチっとハマる単語を選ばなければ文章として稚拙なものとなってしまうからです。

 

さて、手に取りやすいウイスキーに路線を戻し第6回はこちら。

 

 

 

 

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ホワイト&マッカイ スペシャル(トリプルマチュアード)

WHITE&MACKAY  SPECIAL(TRIPLE MATURED)

製造元:ホワイト&マッカイ社(エンペラドール社傘下)

内容量:700ml

アルコール度数:40%

ブレンデッド・スコッチウイスキー

購入時価格:1,080円(税込み)

 

 

キーモルトダルモア(ハイランド)フェッターケアン(ハイランド)トミントール(スペイサイド)など。いまでは様々なメーカーが採用している「ダブルマリッジ製法」を最初に始めたのがこのホワイト&マッカイといわれています。

ダブルマリッジとは、読んで字のごとく

①複数のモルト原酒をヴァッティング→シェリー樽にて追熟(ファーストマリッジ)

②さらにそこに複数のグレーン原酒をブレンドシェリー樽にて追熟(セカンドマリッジ)

という手法のことです。これにより原酒同士がより馴染むとのこと。

 

ラベルにもあるようにトリプルマチュアード(三回熟成)は

①複数のモルト原酒をヴァッティング→シェリー樽にて追熟

②複数のグレーン原酒をヴァッティング→シェリー樽にて追熟

①、②の原酒をブレンドシェリー樽にて追熟

という流れらしいです。(よくわからんけどトリプルマリッジではないんだ…)

 

あとモルト原酒同士を掛け合わせることをヴァッティングといいますが、グレーン原酒同士の掛け合わせもヴァッティングと呼んでいいらしいですモルト+グレーンの場合にブレンドという単語が出てくる。

 

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TRIPLE MATURATION is the secret behind the award-winning taste of White & Mackay.

Stage 1: The finest malt & grain whiskies, matured for manu years are carefully selected by our Master Blender.

Stage 2: Next, they are each combined in sherry casks and matured once again.

Stage 3: Finally the aged malts & grains are blended and returned to cask one final time to attain a perfect harmony of flavoues.

This dedication to the art of blending creates an extra smooth and richer tasting whisky.

「”TRIPLE MATURATION”は、受賞歴のあるホワイト&マッカイの味の秘密です。

第1段階:マスターブレンダーが長年熟成させた最高級のモルトウイスキーとグレーンウイスキーを厳選します。

第2段階:次に、それぞれをシェリー樽に入れて、もう一度熟成させます。

第3段階:熟成したモルトとグレーンをブレンドし、最後にもう一度樽に戻して、風味の完璧な調和を実現する。

このようなブレンディングの技術を駆使することで、よりスムーズで豊かな味わいのウイスキーが生まれるのです。」(DeepL)

 

 

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スクリューキャップ。

 

おわり

 

 

・公式評(明治屋ブランドサイトより)

ホワイトマッカイのスタンダード・ブレンドで、モルト香、シェリー香のバランスが良く、フルーツ香も豊富。
香り高く、スムースでコクのある飲み口が、ホワイトマッカイの特徴です。
クリーミーなキャラメル、パイナップルやリンゴの香りが感じられ、ピーチやオレンジ・マーマレードの様な甘い味わいが、後を引きます。

http://www.meidi-ya.co.jp/goods/alcohol/wm/wm01.html#tab2

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :シェリー樽熟成らしい、深い琥珀色。

香り:誰でもわかるほどの嫌味のない濃厚なレーズン香。アルコール刺激は穏やか。

味 :まろやかで甘みをまとった飲み口。飲み終わりに鼻腔を抜けていくほのかな樽感。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:アルコール刺激が抑えられてもなお感じる甘いレーズン香。やや樽っぽい香りも出始める。

味 :より甘さ、樽の風味が感じられる。余韻はややビター。不快ではない。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:ここまで薄まってもなお存在感を残すレーズン香。一貫してスムースな甘みを感じさせてくれる。アルコールを感じさせずガバガバ飲んでしまう。。。

 

 

 

・総評

ストレートでさえアルコール刺激がないため飲み方を選ばないフルにスペックを発揮したと思ったのはロック。甘み、ビターさがハイバランスで同居している

ちなみに、マスターブレンダーのリチャード・パターソン氏は水割りをおすすめしているらしい。やってみたことがないので今度挑戦してみようと思う。

自分の中で、ストレートで飲むに堪えうる安ブレンデッドは銘酒と思っているのでこのウイスキーは間違いなく銘酒。(ほかはティーチャーズハイランドクリームとかブラックニッカスペシャルとか・・・)

しかし、このアルコール刺激の感じさせなさは正直言って凄い。何度飲んでも驚かされるばかりである。

 

 

・所感

値段が!!お安い!!!ですのよ!!!!

この価格帯でシェリー感を堪能できるのはほかにフェイマスグラウスとかクレイモアくらいしか存じませんわよ。安ウイスキー=クセが突出していたり単純に薄いとかそういうネガティヴなイメージをお持ちの方々を驚かせてくれること間違いなしですのよ!

飲み方も特に選ばずオールラウンドに魅力を見せてくださるので初心者の方にも超!超!!超!!!オススメできますわよ!!

唯一弱点を挙げるとするならば、店頭にて販売している店をほとんど見ないことですわね。ネットでチャチャっと買ってしまうほうが気が楽ですわよ。

終売との噂の13年も意外とまだ手に入りますのでこれにハマれば13年にも手を出してみてはいかが?