なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいこと

【レビュー】#14 『グレンファークラス12年』は軽やか&ライトなシェリーのシングルモルト。

父の日シーズンってレアなウイスキーが市場に出回りますよね。

インターネットを見ていると山崎のエイジものだったり山崎LIMITED EDITIONやら響BLOSSOM HARMONYやらが出ていたとの情報も…

そういえば去年の今頃に響JHを見たものの買い逃しその後半年間探し続けたとかいう記憶があります。プレ値では買いたくないマン。

それはそれとして、父はウイスキーを飲まないのでクラフトビールを贈りました。

 

 

 

振り返ってみればブレンデッドばっかりだったので第14回はシングルモルトのこちら。

 

 

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グレンファークラス12年

GLENFARCLAS AGED 12 YEARS

蒸留所名:グレンファークラス蒸留所(スペイサイド)

内容量:700ml

アルコール度数:43%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:3,300円(税込み)

 

 

スコッチの名前でよく見る「グレン」とはスコットランドゲール語で「渓谷」とか「谷間」とかいう意味です。グレンファークラスは「緑の草の生い茂る谷間」という意味らしいです。

グレンファークラス蒸留所の創業は1836年。いまでは珍しい家族経営の蒸留所です。

大きな特徴はガスバーナーによる直火炊き蒸留、ノンピート、100%シェリー樽熟成の3つ。

そして、何より安価であること。21年ものですら8,000円台で購入できるので少し背伸びすれば長熟のシングルモルトが手に入ります。

12年でも3,300円という、グレンフィディックグレンリベットに比肩するコスパの高さを誇っています。

 

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グレンファークラス蒸留所はスペイサイド地方に位置しますが、スペイサイド地方自体がハイランド地方の中にあるので「ハイランド・シングルモルト・スコッチウイスキー」を名乗っています。

逆にハイランドにあるのに名前が「スペイサイド蒸留所」なんてところもあったり、「ハイランドパーク」はアイランズに属します。

 

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この写真は剥がしたあとですが、輸入業者のステッカーが貼ってありました。そのステッカーが剥がしやすいものだと(個人的に)非常に好感が持てます。グレンファークラスは主に「ミリオン商事」さんが輸入していますがそのステッカーはめちゃくちゃ剥がしやすかったです。

 

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コルク栓!!!!!!!!!!
たぶんこのロゴは創業者のジョン・グラント(John Grant)氏のイニシャルをデザインしたものでしょう。

ちなみにコルク栓の場合はペリペリして上のキャップが独立する(写真左)んですがふつうは保管するもんなんですかね?

 

 

・公式評(ミリオン商事商品サイト)

12年シングルモルトの理想形。

シェリー樽熟成の特徴がよく表れた、リッチでバランスのとれた味わい。グレンファークラスの味わいの世界を知るのに最適です。世界的ウイスキー評論家も絶賛する、ラインナップの中で最も人気がある1本。

鮮やかなアンバーゴールド。 シェリー漬けのフルーツを彷彿させる、フレッシュで豊かな香り。 甘みとスパイシーさが絶妙のバランスです。

https://milliontd.co.jp/glenfarclas/

 

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :ちょうどいい琥珀

香り:フレッシュなレーズン香。奥からオーク樽の木の香りも感じ取れる。

味 :初めに広がってくるのは瑞々しいレーズン感。追って洋ナシ。余韻にビターさが続きマイルドに引いていく。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:レーズン感は少し穏やかになり甘いモルト感が増す。

味 :ストレートでは賑やかさを感じたが氷で冷やされ静かな味わいに。ビター先行で余韻のほうにレーズン感。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:おおよそロックのニュアンスのままハイボールになった感じ。やはりはじめはビターさが先行し、あとからレーズン感が余韻を占める。

※ちなみに、フロート気味にハイボールを作るのにハマっています。

 

 

 

・総評

わかりやすく、軽やかで華やかなシェリー。ハイボールで見えてくるものはあまりないのでストレート、少量加水、ロックあたりで華やかでフレッシュな味わいを楽しむのがベストと思う。

どっしりシェリーを期待するとやや物足りない感じはあるがこの華やかさはさすがスペイサイド・モルトといったところ。これより上の長熟もので重厚さが開花するであろうことが香り、味から示唆されていて非常に飲んでいてワクワクする。

逆にライトなシェリーを探している人ならこれ以上のものは無いと思う。

 

 

・所感

グレンファークラスのラインナップは8年、10年、12年、15年、17年、21年、25年、30年…とクッソ豊富ですわよ。ほかにも免税店向けの18年カスクストレングスの12年と21年ハイプルーフの105、8年熟成らしいけどなんか高いヘリテージシングルカスクのファミリーカスク…などラインナップは多岐に渡りますわ。

15年からはグレードがアップするのか、ボトルの色も変わりますし値段も一段階上がっていきますわよ。ちなみに、現在のオーナーのジョン・グラント氏は17年が最もお気に入りでいらしてよ!

・・・だから何?って感じですわね。12年はいわゆるエントリーモデルなのでとっつきやすい構成になっていると思われるのでどっしりボディを期待している方は17年から始めてもいいんじゃないかしら?ということですのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

…12年がダメというわけではございませんのよ。入門にはピッタリですわよ。