なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいことを…

【レビュー】#81 『アードベッグTEN(10年)』は”飲む”キャンプファイヤー。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

当ブログ、土曜日はおおよそ毎週更新してる気がします。

更新時刻はだいたい23時30分ごろなのでその時間に更新が無ければお休みの日というわけです。こういう情報ってトップに書いておいた方がいいんでしょうかね…?

 

というわけで今回でストックが無くなりました。こちら。

 

アードベッグ 10年

ARDBEG TEN

蒸留所名:アードベッグ蒸留所(アイラ)

内容量:100ml

アルコール度数:46%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:900円くらい(量り売り)

 

 

 

 

量り売りで購入した商品です。

フルボトルで買うと5,000円くらい。

 

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アードベッグ」としてのはじまりは1815年。

当時は専らブレンデッド用の原酒を製造していました。

これは時代柄によるものなのでスコットランドではよく見られた体制です…

 

それからは停止と再開をしつつ少量生産を行い続け、1997年にグレンモーレンジィ蒸留所によって買収されました。

現在はモエ・ヘネシーディアジオの傘下となっています。

 

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ピートレベルであるフェノール値(ppm)は別格のオクトモアを除けば、

アイラモルト最高クラスの55ppm。

 

ヘビリーピーテッドとして肩を並べる

ラフロイグが40~45ppm

キルホーマンのマキヤ―ベイが50ppmと言われています。

 

アードベッグのオフィシャルラインナップは年数表記のあるいわゆるエイジ物が少なく、このTEN(10年)ウィー・ビースティー(5年)以外は全てノンエイジタイプです。

 

 

冷却濾過を行わないノンチルフィルタード

樽構成はファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽です。

 

あと量り売りなので写真はないですがコルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

・公式評(アードベッグ日本公式サイトより)

アードベッグ 10年は、強烈なスモーキーさと繊細な甘さが完璧に調和した、世界が熱望する究極のアイラモルトです。2008年ワールド・ウィスキー・オブ・ザ・イヤー受賞。

 

COLOR :  淡いゴールド色

NOSE :爽やかで海を思わせるヨード香、燻製魚、炭焼コーヒーの香りに、柑橘系の果実の香りが加わる。チョコレートとタフィーの甘さ、シナモンスパイス、薬品のようなフェノールの香りが魅力的に入り混じっている。

PALATE:口当たりは、最初少しぴりっとした刺激があり、その後重厚感が現れ甘美な味わい。フィニッシュはドライ。タバコの煙とエスプレッソコーヒーのフレーバーとともに、深みのあるピート香が口一杯に広がる。

FINISH:余韻は長く豊かでスモーキー。砕いたピートや麦芽の甘みが残る。

https://www.ardbegjapan.com/products/

 

公式サイトは洗練されていて、欲しい情報がきっちりと載っています。

各商品の名称の由来まで載っていて純粋に読んでいて楽しいです。

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :薄いゴールド

香り:どわっと焦げた焚き火感。ヨード香はそれほど感じない。

   奥にほんのりと柑橘っぽい?香りが?ある?

   アルコールアタックはほぼない。

味 :ふるえるぞスモーキー。燃えつきるほどスモーキー。

   それをほんのりとした甘さが下支えしている。

   こういうの、いいね。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:かなり控えめになる。

   やはり柑橘っぽい香りを感じるような。

味 :スモーキーさはあるものの、酸味だとか甘みだとかが主張してくる。

   余韻はビターで引いていく。これもいいね。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:飲む前から炭酸に合うだろうなァと思っていたのでスイスイ飲めた。

  ハチャメチャにスモーキー。焦げたようなテクスチャ。

  チョコレートがほしい。

 

 

・総評

これで君もアードベギャン。

臭い臭くないとか以前にとにかくスモーキー。

 

内陸系ピートは何かと干し草と形容してしまうけれど、このアイラモルトはそんな次元じゃなく、燃えカス。

それと同時に甘みだったり、酸味だったりが微妙に同居しているので味自体に厚みがあってとっても面白い。

フルボトル、欲しい。

 

どう飲んでもいろんな発見があって楽しい。

しいて言うならおすすめはロック。

飲みやすくなるしスモーキーさの中にある甘み酸味が感じやすくなる。

 

 

・所感

さながら口内キャンプファイアーですわね。

ファイアーエムブレムファンなのでつい「ファイアー」表記にしてしまう…

 

個人的偏見でいうとウェイ系のウイスキーという印象でしたが、はちゃめちゃなスモーキーさの中に潜む甘美さのギャップはさすがスコッチですわね。

 

あと色の薄さに騙されちゃいけませんわね。

油断しているとスモーキーさにぶん殴られますわよ。

 

「アイラモルトを飲もう」第3弾はラガヴーリンだとか言っていましたが最終回くらいに回しそうな勢いでアイラモルトの量り売りが手元にあるのでぼちぼち消化しつつ進めていきたいと思っていますわよ!!!!!

 

 

あとやっとショックから立ち直り新しく古酒を買いました。

近々ローヤルのオールドボトルを紹介出来たらなァと思っています。

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

【レビュー】#80 『津貫 2022 エディション』はパワフルでいて寛大な大器の片鱗。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

言及するのは初めてかもしれませんが、レビュー記事の色だとか香りだとか味だとかの項の段落を整理して見易くしました

何日か掛けて過去の記事を遡ってすべてに今のフォーマットを適用したのでだいぶん見易くなったのではないかと思っています。

 

こんな感じでサイレント更新をチマチマとしているのですが、告知するのを毎回忘れるのでふと思い出したいま書きました。それだけです。

 

今回はひさびさのジャパニーズ。こちら。

 

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シングルモルト津貫 2022 エディション

TSUNUKI 2022 Edition

蒸留所名:津貫蒸留所(本坊酒造

内容量:700ml

アルコール度数:50%

シングルモルト・ジャパニーズウイスキー

購入時価格:8,580円(税込み)

 

 

 

 

35,800本限定生産品です。

 

マルス津貫蒸留所の竣工は2016年11月10日。

本坊酒造発祥の地である鹿児島に、マルス信州蒸留所に次ぐ第二の蒸留所として誕生しました。

 

シングルモルトとしての津貫は、2020年4月27日にシングルモルト津貫 THE FIRST」として初めて世に出ています。

また2021年1月18日にはシングルモルト津貫 PEATED」が発売され、今回のシングルモルト津貫 2022 Edition」は第三弾となります。

 

駒ヶ岳 2021 Edition」にも言えることですが、今回の「津貫2022 Edition」も生産本数がドカッと増えたこともあり手にできた人も多いのではないでしょうか?

 

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光の加減もあり写真では見づらいのですが、ところどころに赤いメタリックな印字が施されていてデザ秀です。

 

ちなみに、津貫は「THE FIRST」の時点から日本洋酒酒造組合が定めるジャパニーズウイスキーの定義に合致しているので、最低でも3年は熟成された原酒、竣工から数えると最大で5年熟成された原酒が全量使用されています。

 

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・・・というわけで先日紹介した量り売りにこちらが販売されていたためつい買ってしまいました。

価格は30mlで550円(税込み)。小瓶代100円を含みます。

 

今回はこちらでテイスティングしようと思います。

 

という都合上写真はありませんがコルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

・公式評(箱裏、本坊酒造公式サイトより)

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https://www.hombo.co.jp/item/whisky_brandy/mars_singlemalt_tsuniki_2022_edition/

 

文言自体は同じです。

公式サイトにはオススメの飲み方が記載されており、お湯割りを除いて「ストレート」「ロック」「水割り」「炭酸割り」がオススメとして挙げられています。

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :明るめのゴールド

香り:ややアルコール感が強い。しばらく置いておくと香りが開く。

   バニラ、はちみつの香り。

   芋っぽいというか、そういったほくほくとしたニュアンスの香りもある。

味 :若さはあるものの、奥行きがありパワーを感じる

   少し潮っぽく、ほのかにピート感がある。

   余韻にかけてフルーティな芳香が抜け、飲みやすい。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:やはり加水でぱっと開く。

   甘い香りだったり、干し草だったりと拾える情報が増える

味 :度数のせいもあるけれど、ロックでなお力強い。

   土っぽいピート感、樽感が強化されて余韻はビターめになる。

   ストレートとは対照的な余韻。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:度数のおかげかかなり伸びる。

  ストレート、ロックで感じた潮感、干し草、フルーティさ、樽感…

  などのニュアンスがどばっと流れ込んでくる。

  相当に飲みごたえを感じる。

 

 

・総評

鹿児島の大地を感じる。

内陸ピート的な特徴を感じつつも、潮っぽかったりフルーティだったりと拾える要素が多い。

ハイランドパークのシェリー抜きみたいな印象。(???)

 

それとかなりどっしりとした酒質なので力強さをひしひしと感じずにはいられないボトルだなぁと思った。推したい。

 

公式が示す通り飲み方を選ばないというか、飲み方に合わせて変容してくれるというか、かなりおおらかなイメージを持った。

個人的にはストレートが特に好き。

余韻で抜けるフルーティさはなかなかに心地いい。

 

 

・所感

津貫自体は今回が初めてのテイスティングなのですが、非常にこれからが楽しみな蒸留所ですわね。

今回はバーボン樽原酒が主体とのことでしたが、このパワフルな酒質が他の樽で熟成されたらどうなるのかというのは非常に興味があるところでございますわよ。

 

温暖な気候で熟成するという関係上、カバランライクな感じなのかしら…?と勝手に思っていたのですが、むしろスコッチライクな個性をひしひしと感じられていて…こういうの好きですわね。

 

 

・・・というわけで量り売りボトル第1弾&キリ番(死語)の第80回に津貫を持ってきました。

今回は持っているボトルを(温存する意味も込めて)小瓶で紹介しましたが、今後はフルボトルすら持っていないものを小瓶で紹介したりとブログ的にはイマイチ華の無い記事が出てくるかとは思いますが、なんとか工夫してお見せしていけたらなぁ、と…

今から頭を働かせています。

 

 

・次回

 

asgsn.hatenablog.com

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

【レビュー】#79 『タリスカー ストーム(旧ボトル)』はまさしくタリスカーの精神を体現したボトル。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

ここでひとつ英単語を紹介するコーナー。

RUGGED(ラギッド)

意味:無骨な、ごつごつとした、荒削りな…

 

ウイスキーの表現にてたまに使われる単語です。

覚えておくとお得です。多分。

 

というわけで今回はこちら。

 

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タリスカー ストーム(旧ラベル)

TALISKER STORM

蒸留所名:タリスカー蒸留所(アイランズ

内容量:700ml

アルコール度数:45.8%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:5,000円くらい

 

 

 

 

旧ラベルのため、終売品です。

 

エントリーモデルであるタリスカー10年(旧ボトル)は遡ること#16にて紹介していました。

タリスカーブランドについてはこちらで言及しています。

asgsn.hatenablog.com

 

で、上記記事を書いた段階(2021年6月頃)でもうすでに新ラベルの情報が出ており、記事にもそれを記載しています。

実際に流通しだしたのはそれから3か月くらい先だったかな…?

 

ディアジオ社は2030年までにすべてのタリスカーのパッケージをリサイクル可能なものに変更する計画を打ち出しているので、残りのラインナップも遅かれ早かれ一新されるだろうと思います。

現段階ではラベル(と中身)が一新したのは10年とストームだけです。

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おしゃれなのはいいですが、ぶっちゃけぱっと見の見分けが付きづらいです。

 

個人的にはシックな旧ラベルがデザ秀だと思っているので、多少高くても今のうちに18年とかを買っておくべきなのか…?と悩んでいます。

 

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旧ストームはその名の通り吹き荒れる嵐に逆巻く波が描かれています。

「どう見てもストームなんだなあ み〇を」と一目でわかります。

 

マスターブレンダーがタリスカーの貯蔵庫から、スカイ島の嵐を体現した樽を熟成年数にこだわることなく選びバッティングしているそうです。

というわけで、価格的には10年の上位に位置しますがノンエイジタイプです。

 

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コルク栓です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

先日雑談記事にて喚いていた「ウイスキーが”死ぬ”問題」に対して、「湿度が低いかもしれないので別室に移してみては?」というアドバイスをいただいたので早速深夜にガチャガチャと別室へ何十往復かけてすべてのボトルを移動しました。

 

まだ結果はわかりませんがとりあえずコルク栓への猜疑心は抑えられるようになりました。よかったね。

 

 

・公式評(公式サイト「タリスカーオンライン」より)

タリスカー」の特徴である潮の香りとブラックペッパーの風味をさらに際立たせ、爆発的な味わいを強調。

嵐の海を表現した非常にラギッドなテイストに仕上げた1本です。

口に含むと、まさに荒々しいスカイ島の海岸線が思い浮かぶような、スパイシーさに驚かされます。そして甘みとスモーキーさ、潮の風味が奏でる絶妙なバランス。タリスカーの理想の味わいです。

 

香り

スパイシー、甘美なスモーキーさと蜂蜜のような甘いモルト香に、はじけるようなペッパーの香り。

味わい

最初の甘美で豊かな甘みの後にすぐ、嵐の始まりのような、熱くなるようなスパイシーさが続く。そして甘み、スモーキーさと塩気のほどよくバランスのとれたエレガントな味わいが徐々に広がる。

フィニッシュ

クリーンで口内が温かくなるような尾を引く後味。

https://talisker-online.jp/lineup/storm.php

 

上記は新ラベルの説明文なのですが、ラベルチェンジの例に漏れず旧ラベルとテイスティングノートの変更は無いそうなのでそのまま掲載します。

中身はそのままだよ!という暗黙の主張を感じる…

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :やや濃いゴールド

香り:強烈な潮感。ヨード感。そしてオークの樽感。

   個性が凄い。それなりのアルコールアタックもある。

味 :やはりラギッドな強い潮感。

   干し草のようなピート感。個性全振り。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:嵐が少し止む。潮感は相変わらず。

   やや甘い香りが顔を出してきたような。

味 :甘さがほんのりと。それと干し草のようなピート。

   樽からくる渋みも相応に出てくる。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:この荒々しさが炭酸の刺激にぴったり。

  この干し草然としたピート感がタリスカーを下支えしていたのかと気付かされる。

 

 

・総評

やっとこさストームの名に恥じないものに出逢えた。

…とはいえもっともっと荒々しいと思っていたのでほんの少しだけ肩透かしを食らった気分。それでも十分すぎる満足度。

 

甘みが弱いぶん荒々しさの強調に一役買ってはいるものの、10年のほうが総合的なレベルは高いんじゃないかなぁ…と感じた。

そこらへんはさすがエントリーモデル。

ストームはファン向けの拡張ディスクといったところかな。。。(????)

 

とはいえ「タリスカー」の真髄をドカっとぶつけてくれるストレートは特におすすめ。もちろんハイボールも抜群。

 

 

・所感

まァたストームか!!

ということでスコッチ・ストーム御三家タリスカーストームアイラストームカティサークストーム)すべてを紹介し終わりました、

 

ストームらしさで言うとぶっちぎりで今回のタリスカーが一番ですわね。

カティサークはちょっと…ねぇ?

 

10年にも言えることですが、ラベルチェンジして中身の甘味が強くなったらしく相対的におとなしくなってしまっていると聞きますのよ。

…ということはこのボトルを飲んでしまったらもうタリスカーストームとはお別れかな。。。などと思っていたりしますわね…

 

とはいえ、飲まずにバイバイというのも態度がよろしくありませんので10年ともども1本は買ってみたいですわ!!!!!!!!!!!

せっかく生み出されたウイスキーですので真摯に向き合うべきですのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

あとラギッド、出ましたわね。

あまり該当するウイスキーは無いかもしれませんがたまに使われるので覚えておくとちょっと通っぽいですのよ。

 

 

個人的にはシックな旧ラベルがデザ秀だと思っているので、多少高くても今のうちに18年とかを買っておくべきなのか…?と悩んでいます。

・・・などと言いながらタリスカー18年をamazonで見ていたら…

 

Amazon.co.jp: タリスカー 18年 箱入り [ ウイスキー イギリス 700ml ] : 食品・飲料・お酒

 

おん!?!?!?!?!?!??!?!?!!?!?!??!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!????

 

おわり

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

【レビュー】#78 『アイラストーム』は難破しそうな木の船を感じる嵐のアイラモルト。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

月初はなんだか調子が悪くなる…

これが、バイオリズムちゃんですか。

そもそもバイオリズムというのは身体・感情・知性の各リズムにそれぞれ分かれていて、身体は23日、感情は28日、知性は33日の周期で浮き沈みをしているらしいです。ということはきっちり1か月の周期で動く要素は無い(しいて言えば感情が近い)し、そもそもバイオリズムは科学的に実証されていない仮説です。つまり言い訳なんです。

 

 

いつも通り関係ない話をしたところで今回はこちら。

 

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アイラストーム

ISLAY STORM

製造元:ザ・ヴィンテージ・モルトウイスキー

内容量:700ml

アルコール度数:40%

シングルモルト・スコッチウイスキー

購入時価格:2,750円くらい

 

 

 

 

ボトラーズです。

察しの良い方なら製造元でお気づきでしょうが、以前にレビューした「グレンアーモンド」、ほかには「アイリーク」「フィンラガン」などをリリースしている会社です。

 

asgsn.hatenablog.com

 

名前の通りアイラのシングルモルトなのですが、蒸留所名はおろか、樽の種類などもすべてシークレットなボトルです。

その点は前述のアイリークフィンラガンにも共通します。

フィンラガンはカスク系のバリエーションがいろいろあるけど…

 

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嵐に吹き荒れる海がラベルに描かれています。

「ストーム」の名を冠するボトルはカティサークストーム」以来ですが、あちらは名前に反して穏やかなボトルでした。こちらは果たして…

 

購入時期については、以前にも触れた気がしますがタリスカーの旧ボトルと同時に購入した気がします。

ですので開栓後に時間が結構経っています。3年くらい。

 

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コルク栓です。

テンションが低いのはコルク栓に対して猜疑心が生まれているからです。

猜疑心…

 

・公式評(THE VINTAGE MALT WHISKY Co.,Ltd公式サイトより)

Islay Storm captures the essence of the unique and mysterious energy that surrounds the famous island of Islay.

Situated off the west coast of Scotland, Islay is at the mercy of the mighty Atlantic Ocean, whose treacherous storms have been shaping the landscape for thousands of years.

Raging seas, ferocious currents and hidden rocks have sent hundreds of ships to their destiny. Then they give way to calm sunny days, white sandy beaches and lochs full of peaty spring water.

Islay malts are unlike any other malt whiskies – they are  robust, smoky and peaty, with hints of the sea and spicy sweetness – combining the torrents and tranquility of this magical island.

ISLAY STORM WON A “SILVER – OUTSTANDING” AWARD IN THE 2017 IWSC INTERNATIONAL WINES AND SPIRITS COMPETITION. THIS IS AWARDED TO WHISKIES WHICH SCORE BETWEEN 86 AND 89.9 POINTS IN A BLIND TASTING.THE IWSC IS RECOGNISED AS ONE OF THE WORLD’S  MOST PRESTIGIOUS AWARDS IN THE WINES AND SPIRITS INDUSTRY.

Tasting Notes:
Nose: Pungent peaty smoke. Phenolic with a little coastal breeze.
Palate: Lovely sweet peatiness. Some iodine and sea salt balance with vanilla notes and some spice.
Finish: Waves of smoke. Fantastic length.

アイラストームは、有名なアイラ島を取り巻くユニークで神秘的なエネルギーの本質を捉えています。

スコットランドの西海岸に位置するアイラ島は、強大な大西洋に翻弄され、その危険な嵐は何千年もの間、島の景観を形成してきた。

荒れ狂う海、猛烈な潮流、隠された岩が、何百もの船を運命の地へと送り出してきたのです。その後、穏やかな晴れの日、白い砂浜、ピートの湧水で満たされた湖へと姿を変えていきます。

アイラモルトは他のモルトウイスキーとは一線を画しており、堅牢でスモーキー、ピート香に海の香りとスパイシーな甘みが加わり、この魔法の島の激流と静寂が融合しています。

アイラ ストームは、2017年IWSCインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティションで「シルバー - アウトスタンディング」賞を受賞しました。これはブラインドテイスティングで86点から89.9点を獲得したウイスキーに与えられる賞で、iwscはワインとスピリッツ業界において世界で最も権威のある賞の一つとして認められています。

 

テイスティングノート
香り: 刺激的なピートスモーク。少し沿岸の風を感じるフェノリックな香り。
味わい 甘いピート香。ヨードや海塩とバニラ、スパイスのバランス。
フィニッシュ。スモークの波。素晴らしい余韻。

(DeepL)

https://www.vintagemaltwhisky.com/islay-storm-4/

(※海外サイト)

 

というわけでグレンアーモンドより力の入った紹介文です。

受賞歴もあるとのことで公式サイトでもイチ押しなのかも。

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :薄めのゴールド

香り:ヨードっぽいもののそこまで香りの強さは感じない。

   鉛筆とか、画用紙とか、文房具っぽい香りがする。

   奥にはきっちりとモルト香が感じられる。

味 :思った以上に甘い。ところどころには独特の青くささがある。

   やはり鉛筆のような文房具風味がある。

   鉛筆を食べたことがあるわけじゃないけど…

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:香り自体は独特の青くささが抜けて潮っぽくなる。

味 :やはり甘い。香りと違って青臭さは健在。

   それでもだいぶ弱まって飲みやすさを感じられるようになる。

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:アイラモルトハイボールはスモーキーさが出てくるものだけど…

  アイラストームは最後までヨード感が残る。

  まぁこれはこれでお刺身とかに合いそうではある。

 

 

・総評

まるで正体がわからん!!

ネットではラガヴーリンだとか、カリラだとか、ラフロイグだとか言われているようです。

 

シャープなスモーク感。。。短熟のカリラ…?

結論は出ない。。。

 

おすすめはロックあたり。かな。

変な癖が抑えられて純粋にアイラモルトとして楽しめるようになる。

文房具感と称したくぐもった湿った木の感じが面白いのでストレートも一飲の価値あり。

 

 

・所感

この価格帯のアイラシングルモルトとして十分な出来だと思いますのよ。

潮っぽさ、青くささと湿った木の感じも相まって「嵐に遭い難破しそうな木の船」感が十分に出ているボトルですわね。

 

シークレットモルトとして中身を予想するのは想像以上に面白い体験でしてよ!!

ちなみに「ボトルの形状からしてブルックラディなんじゃね?」という意見もあります。

 

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うんまぁ…確かに…

ブルックラディとして出ている商品はノンピート~ライトピートなのでその線からしたらピーテッドタイプのポートシャーロットあたりなのかなぁ…という感じですが、そうだとすれば味からしてちょっと違うかな…というのがわたくしの見解ですわね。

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

ぼちぼち変な企画やりたいです。

 

 

 

【レビュー】#77 『バスカー(ブレンデッド)』はサラっと・フレッシュ・フルーティ。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

世間はエイプリルフールですがつく嘘すら無いので平常運転です。

そういえば昔FC2で書いてたブログではサイトをMOTHER2のムーンサイドっぽく改変するエイプリルフールネタをやってたような気がします。

こいつ、エネルギッシュだったんだ!

 

今回はこちら。

 

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バスカー(ブレンデッド)

THE BUSKER TRIPLE CASK TRIPLE SMOOTH

蒸留所名:ロイヤルオーク蒸留所(アイルランド

内容量:700ml

アルコール度数:40%

シングルブレンデッド・アイリッシュウイスキー

購入時価格:1,800円くらい

 

 

 

 

最近話題のアイリッシュウイスキーです。

 

ロイヤルオーク蒸留所の操業開始は2016年。

モルトウイスキーグレーンウイスキーポットスチルウイスキーの3種を製造できるハイテク蒸留所です。


ポットスチルウイスキーとは「大麦麦芽モルト)30%以上+未発芽の大麦30%以上、その他穀物を原料」とし「単式蒸留器(ポットスチル)にて蒸留して作られ」たアイルランド独自のウイスキーのことです。

もちろんこちらも3回蒸留されます。

大麦麦芽のみのモルトウイスキーと比較して穀物由来の風味が強く出たり、オイリーな口当たりとなるそうです。

 

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今回のブレンデッド版バスカーは、その3種の原酒をバーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽の3種の樽で熟成したものをブレンドしています。

 

既に海外ではそのほかに「SINGLE COLLECTION」としてシングルモルト「シングルグレーン」「シングルポットスチル」の単独ボトルも発売されています。

 

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日本ではついこの間シングルモルトのボトルが発売されたのが記憶に新しいですね。

そちらも入手できたので近いうちに記事にします。

 

もっと込み入った事を話すと、

シングルモルトシングルポットスチルはバーボン樽、シェリー樽にて熟成。

シングルグレーンはバーボン樽、マルサラワイン樽で熟成されているそうです。

 

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スクリューキャップです。

安全安心。(コルクへの猜疑心)

 

 

・公式評(バスカー海外公式サイトより)

The Busker Triple Cask Triple Smooth is an extraordinary Blend made with a high-quality Single Grain and a very high percentage of Single Malt and Single Pot Still. It is a beautifully yellow gold colored whiskey with an unmistakable rich body. The nose often leads off with tropical fruits and vanilla notes. The journey continues with notes of malt, sweetness and dark chocolate, while more subtle notes of toffee fudge and cinnamon, add intensity. The whiskey concludes with a mellow, well balanced, sweet finish.

バスカー トリプルカスク トリプルスムースは、高品質のシングルグレーン、そして非常に高い割合のシングルモルトとシングルポットスティルで作られた特別なブレンドです。美しいイエローゴールド色のウイスキーで、紛れもないリッチなボディが特徴です。香りは、トロピカルフルーツやバニラの香りがよくリードします。その後、モルト、甘み、ダークチョコレートの香りが続き、さらにタフィーファッジやシナモンの繊細な香りが強さを加えていきます。最後はまろやかでバランスの取れた甘い余韻で締めくくられます。(DeepL)

https://www.thebusker.com/triple-cask-triple-smooth/

(※海外サイト)

 

 

・ストレートで飲んでみる

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色 :鮮やかなゴールド

香り:ふわりとしたモルトの甘い香り。

   あと独特の果実感。赤いりんごのような。

   アルコールアタックはほとんどない。

味 :かなり柔らかな口当たり。甘くフレッシュな印象。

   レーズンっぽくもある。アルコール刺激は少しある。

 

 

・ロックで飲んでみる

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香り:香りに関しては閉じがちになる。あまり拾えない。。。

味 :アルコール刺激は和らぐ。

   でもそれ以上に味も閉じてしまっている印象。

   ちょっともったいないかも…

 

 

ハイボールで飲んでみる

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味:なるほどこれはわかりやすく美味しい!!

  シェリーのレーズン感もしっかりとある。

  マルサラワイン由来なのか、かなりフルーティなニュアンスもある。

  とてもフレンドリーなハイボール

 

 

・総評

わかりやすくフレッシュ・フルーティ。

アイリッシュ版グレングラントアルボラリスみたいな。

くどくないのでさらっと飲める。


おすすめは断然ハイボール

わかりやすく美味しい。


ストレートも次点でおすすめ。

各樽の要素が拾いやすく飲んでいて楽しいと思う。

 

 

・所感

「さらっと飲める」というところが肝要でしてよ。

こういうところはアイリッシュらしさがあるというか…とにかくクリーンなライトさがありますわね。

 

いま、というよりかは夏にかけて重宝するようなボトルですわね。多分。。。

 

新興ながら単一蒸留所でこれをこなせるのは非常にレベルの高さを感じましてよ!!!!!

あとボトルのデザインセンスも高し!!!

 

やはり色分けという手法は優秀ですわね~…!!

 

 

・次回

asgsn.hatenablog.com

 

・前回

asgsn.hatenablog.com

 

 

 

 

【告知】ウイスキー量り売りを買った。

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

先日の雑談記事で言及したとおり、

asgsn.hatenablog.com

 

頃末商店さん

https://www.korosue.com/

ウイスキーの量り売りサービスを利用してみました。

というわけでこちら。

 

 

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デカいのが100ml瓶、小さいのが30ml瓶です。ふつうに買いすぎました。

一応ブログのネタも考えて購入したので前列の銘柄以外は全部伏せています。

 

…といってもそんなんじゃ面白みが無いので一部内容を紹介します。

 

・アイラ飲み比べシリーズ 

アードベッグ10年

カリラ12年

ボウモア12年

ラフロイグ10年

各100ml 3,729円(税込み)

https://www.korosue.com/?pid=145590531

 

かねてより牛歩で展開していた「アイラモルトを飲もう」シリーズ。

第1回のカリラ12年、第2回のポートシャーロット10年に続いて第3回はラガヴーリン16年と予定していたのですが、値上げがどうのこうののせいで入手性が悪くなった関係でちょっと先延ばしです。

 

外堀を埋める意味でも他アイラモルトからチビチビ攻めようということでこのセット。

カリラ以外は飲んでいないのでちょうどいいです。

 

雑な計算ですが小瓶代の1本100円を差っ引いて3,329円、

4等分して832.25円、フルボトル700ml換算のため7倍して1本あたり5,825.75円です。

言うほど割高ではないでしょう?麻痺してる?

 

 

・クラシックモルトシリーズ

オーバン14年

クラガンモア12年

タリスカー10年(旧ラベル)

ラガヴーリン16年

各100ml 4,400円(税込み)

https://www.korosue.com/?pid=145538670

 

個人的にこれが一番いい意味でバグってるセットだと思います。

ラガヴーリンはこの量り売りボトルで飲む予定です。

前述の通りちょっとフルボトル開けづらくなったんで…

 

ユナイテッド・ディスティラリーズ社(現ディアジオ社傘下)のクラシックモルト6種のうち4種のセットです。

残りはハイランドのダルウィニーとローランドのグレンキンチー。

 

同じく雑な計算で小瓶代を差っ引いて4000円。

4等分して1000円。フルボトル700ml換算で1本あたり7000円

 

タリスカー10年はぼちぼちプレ値化して5,000円~6,000円。

オーバンは正規品だとだいたい7,000円。

クラガンモアは4,000円ほどとリーズナブル。

ラガヴーリンに至っては値上げの関係で10,200円となり釣りが来ます。

 

それの中央値が6,675円なので定価ベースで考えても破格のセットだということがお判りでしょうか…?

 

 

 

結局8本も紹介してしまったせいで半分以上の手の内を明かしてしまった。。。

 

フルボトルを持っている銘柄に関してはそのボトル付きの写真が撮れるのですが、量り売りしかもっていない銘柄だとちょっと記事内の画像が殺風景になるのかなぁと少しだけ悩んでいます。

 

あとはコルク栓か否かの紹介ができない。

これは重要な事なのです。

 

 

というわけで今後はこの量り売りボトルもレビュー記事として取り上げていくので乞うご期待。よろしくお願い致します。お楽しみに。

 

 

 

 

あとぶっちゃけるとこういうサービスの同業他社(?)はやっぱりバカ高いです。

どうしても気になったので別サイトで同量のウイスキーを買うとどうなるか計算してみたらふつうに1.6倍の値段になって青くなりました。

 

頃末さんがありえんくらい安いだけです。

ステマじゃないです。

 

 

ネオ・雑談

 

こんにちは。もう一度、こんにちは。

 

久々の雑記です。

…といってもいま記事を書き始めた段階で話したいことは2つくらいしかありません。

多分書いてるうちに出てくるだろうという見切り発車で始めまぁす!!!

 

 

 

 

・またウイスキーが死んだ話

「また」というのは前回があるということです。

 

2022年しょっぱなの雑談記事で書いたサントリーローヤルの古酒を開けまくったらほぼ全てがハズレだった話」の続報というか…追加被害というか…

asgsn.hatenablog.com

 

要は、「保管環境は特段悪くないのにも関わらずウイスキーの香り・味が抜け去ってアルコール臭とアルコール刺激がするだけの茶色い液体に変貌していた」という話です。

 

まぁ古酒なんでそういうリスクもある程度仕方ないんじゃないですの…?

と半ば諦めがついていた矢先に

 

 

コレである。

イリシットスティルは今年の1月末くらいに開けたばっかりなのでまだ2か月程度しか経っていない計算です。

 

あのときの濃厚な甘い香りも味が微塵もない。

度数46%のただのアルコールになってしまったのである。。。

 

で、先日深夜に一杯飲みたくなって開栓済みの響ジャパニーズハーモニーを注いで飲んでみるとこれまた香りも味もほとんど抜けていて死んでいた。

 

なんだ??????

新種のカビか何かが部屋に蔓延してるんか…??????

 

古酒でもないウイスキーが同じ症状になったということで余計緊迫感が強まったウイスキーの突然死問題ですが、

 

 

たぶん部屋が異次元に通じていて、悪い天使がダーク・エンジェルズシェア✟として味と香りだけ抜き取っているんでしょう。。。

そうでないと説明がつかんのだよ、アムロ…!

 

 

当コーナーでは引き続きこの怪奇現象についての情報を募集しています。

些細な事でもいいので「こういう保管環境も不味いよ」ということがあればお寄せいただければ幸いです。

採用された方には探偵手帳などの景品はありませんが心よりの感謝を述べます。

 

 

・いまだにskebをやろうか迷ってる話

先日、pixivリクエストの有償依頼のイラストを無事納品しました。

内容を確認して受けたのが3月はじめで、納品が3月18日。

 

いや、朝倉あさげお前さぁ。。。。。。。。

 

ここで言い訳をしても仕方が無いのでやりませんが、思ったよりノロノロ納品だったせいでまた自信が無くなってきました。

こんなんじゃskebできないよ…スン…

 

 

いや、そもそも何故skeb開いたら依頼が来る前提で考えてるんだ?朝倉あさげ。

そういうのは依頼が来てから考えるべきなのじゃあないのか?朝倉あさげ。

とりあえず作業の手が早くなるように鍛えたらどうなんだ?朝倉あさげ。

 

…ということで

 

 

これを実践している最中です。

ちなみにこれを発言した日はさっそくサボりました。

 

開設時期についてはぼんやりと考えていて、pixivのフォロワーが1000人超えたら始めようかななどとほぼ無関係な場所を指針にして謎のカウントダウンを課しています。ちなみに今は800ちょいです。

まぁpixivのフォロワー数は外からは見えないらしいので自己申告にはなるんですけれどね…

 

 

ウイスキー量り売りを買ってみた話

みなさんはウイスキーの量り売りというサービスを知っていますか?

30mlだとか、100ml単位で小瓶に移したものを販売しているサービスです。

 

もちろん瓶代だとか、サービス料だのが掛かってくるのでフルボトルで換算すると1.5倍~2倍程度の価格で売られていることがザラです。

 

・・・いや普通に損だよな!?!?!?!??

フルボトル買うよな?!?!??!?!?!?!?!?!??

 

と思っていたのですが、探してみるとかなり良心的なショップが存在しているので今回こちらのお店で購入してみました。

www.korosue.com

 

実店舗でも有料試飲&量り売りを行っているお店とのことで通販用の量り売り商品のラインナップもかなりのものです。

 

なにより、クッソ安いです。

 

瓶代抜きの価格で換算してみると、「フルボトル+ほんの少し」くらいの価格なんです。

下手したら希望小売価格とほぼ変わらないくらいの値段の銘柄もあります。

採算取れるの…?

 

 

詳しい話は後日単独記事で話すとして、興味のある方は是非ショップのサイトをのぞいてみてください。あとステマじゃないです。

量り売りなら転売屋も群がらないしな!!!!ワハハ!!!!!!!!

 

 

・イラストのモチベーションを保つためにやっていること

おめぇ~の持論なんてすでに誰かが通った道だろうし至極当たり前なことだろうよ…

って感じかもしれませんが個人的にも助かるので備忘録です。

 

あと自分自身独学でやってるので他の絵描きさんがどういう考えでイラストに臨んでいるかというのはふつうに興味があります。

逆もまた然りかもしれないので書きます。書くったら書く。

 

 

①とりあえず描き始める

・・・は?

自分の場合は重たい腰を上げるのに一番時間が掛かるので、とりあえず線でも一本引き始めるのが大事だと思っています。

一度やり始めたらあとは惰性でなんとかなる、と思う。

 

 

②なるべく完成形に近いものを組み上げる

塗りです。

言葉にするのが難しいのですが、たとえば髪のハイライトとか、瞳とか、「ここの塗りをやっておけば俄然完成形が見えるようになる」ポイントから着手します。

あとは消化試合でディテール詰めを細々やるだけなので延々完成が見えない塗りを嫌々続けないで済む、と思う。

 

 

③情報量が少ない線画の場合はさっさと塗ったほうがいい

なんというか、装飾品やらの情報量が多い絵だと線画の時点でかなり満足感が出ます。その場合は塗りも割とすんなり行けるので別に構いません。

対して情報量に乏しい場合は線画の完成時に完成形が見えづらく、モチベーションがどっと下がってしまうような気がします。

なので、さっさと塗り始めて完成形を見据えるとその絵への執着心が生まれやすくなっていいんじゃないでしょうか、と思う。

 

 

 

…最近はこの3つを念頭に置いてやっています。

とにかく常に完成形を見据えながら作業していると、萎えて中断することも少ないのでは?と感じています。

 

もしかして当たり前…?

でもこういうのってネットに転がってないし…

わざわざ検索してまで見たいものでもない…

 

 

・朝倉あさげのサインについて

芸能人でもないのでサインなんて書く機会はほとんどないのですが、こないだpixivリクエストにてお礼の手書きメッセージを送った際になんだかしっくりくるサインを書いたので晒します。

 

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・・・の前に

これが今年の正月くらいにあげた自我臓のイラストで書いた名前

サインというかただの文字。

 

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で、これがお礼のメッセージで書いた時の名前

「あさげ」の部分の線を繋げてちょっとサインっぽくしてみました。

 

「朝倉」の部分をもっとポップな感じにすればもっとサインぽくなるのでは?と思っていますが現状必要に迫られる場面が全くと言って思い浮かばないので二度と書くことは無いと思います。

 

おわり。

 

記事のサムネ用に画像を一つでも貼っておきたかっただけです。

 

余談ですが、そのお礼用のメッセージというのが没にしたイラストを添えて長々と長文を書いた一枚の画像です。イメージできるかどうかわかりませんがコミックの巻末に載ってある作者からの言葉のコーナーみたいな感じです。

そこはかとなく平成初期の感じがあってそういうノリ、好きです。

 

 

 

 

記事を投稿する前に毎回全体をさらっと読み返すのですが、今回の記事をざっと読み返してみたら死ぬほどつまらなかったです。個人的にはもっとはっちゃけてほしい。