なもなきアクアリウム

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すきなこととかたのしいことを…

2021-01-01から1年間の記事一覧

【レビュー】#31 『ジェムソン スタウトエディション』はコク深さが印象的なスタウトカスクフィニッシュ。

夏のど真ん中に停滞前線だかが居座りじめじめした毎日で気が滅入っていました。 もともとインドア派なんで自粛疲れとかとは無縁な生活ですが低気圧と湿気はさすがに効いてしまう。。。 第31回はウイスキーとビールがコラボレーションしたこちら。 ジェムソン…

【レビュー】#30 『ザ・フェイマスグラウス ワインカスク』は落ち着きを感じるフルボディな味わい。

今日は仕事が休みですがブログの更新をします。 頭の中では夏休み企画としてポケモンのファイアレッド(リーフグリーンでも可)をやりたかったのですが当時のものは紛失し中古屋にも行けていないので秋休み企画くらいに飛ばそうかと思います。ちなみにFRLGに…

【レビュー】#29 『ザ・フェイマスグラウス ルビーカスク』は加水で若返るフレッシュフルーツ感。

Twitterではそこそこ元気に活動して生存を報告できているのですが、ブログはどうも忙しくてまとまった時間が取れませんでした。 仕事が休みの日はブログも休みにしているのですが罰として今週は休みの日にもブログ更新しようと思います。 そういえばフェイマ…

【レビュー】#28 『イチローズモルト&グレーン』は加水でほどけて顔を出す強烈な個性。

読み方が複数あるウイスキーってなんかかっこよくないですか? ぱっと思いつく限りではクライゲラヒ(クレイゲラキ)とかアイリーク(イーラッハ)とかブルックラディ(ブルイックラディ)*1とか・・・ あとはポッチゴー( POIT DHUBH )みたいな「いや、そ…

【レビュー】#27 『オールドパース オリジナル』は力強いコシの100%シェリーブレンデッドモルト。

自分のウイスキーの購入に際して、レビュー記事の存在は大いに影響しています。 メジャーどころ以外だとあんまりレビューがされていない銘柄も多々あります。 ならばということで、「この世にレビューがないのなら、我がレビューになればいい。」などという…

【特集】ザ・フェイマスグラウス 現行編。

今回はブレンデッドスコッチウイスキーであるところの「ザ・フェイマスグラウス」に焦点を当てていきます。 ・概要 ・ラインナップ(現行) ・ザ・フェイマスグラウス ファイネスト ・ザ・フェイマスグラウス スモーキーブラック ・ザ・フェイマスグラウス …

【古酒】ジョニーウォーカーブラックラベル12年(ジョニ黒)の年代判別法。

今回は世界的人気のブレンデッドスコッチ、「ジョニーウォーカーブラックラベル12年」(ジョニ黒)の話です。 はじまりは食料雑貨店を営んでいた創業者のジョン・ウォーカーが生み出した「ウォーカーズ・キルマーノック」というブレンデッドモルトウイスキー…

【レビュー】#26 『ジョニーウォーカーブラックラベル12年スペイサイドオリジン』は緑の果実と花の蜜。

オリンピックが終わりましたね アスリートの皆さん本当にお疲れさまでした。 これでいろいろ正常化してくれればいいのですが… 第26回はこれ。 ジョニーウォーカーブラックラベル12年 スペイサイドオリジン JOHNNIE WALKER BLACK LABEL AGED 12 YEARS ”SPEYSI…

【特別編】#01~#25でレビューしたウイスキーのおすすめ度ランキング。

やや駆け足なレビュー企画も第25回を越しました。 というわけで今回は「いままでのレビューで飲んだウイスキーを独断と偏見で採点をして結局どれがおすすめなのか!?」というコーナーにします。 ・コンセプト 現代においてよく耳にする言葉「コスパ」。 こ…

【レビュー】#25 『ザ・グレンリベット ナデューラ ファーストフィルセレクション』は掴みどころがなくて気難しい黄色い果実。

6月7月は行動的だったと記憶しているんですが8月に入ってからというもの無気力が止まりません。ゲームすらやってないです。 燃え尽き症候群・・・?なにか成したわけでもないのに・・・?? とりあえずレビュー用の資料が溜まり始めたので消化していきます。…

【レビュー】#24 『シーグラムVO』は所有権が二転三転した激動のカナディアンウイスキー。

文章は読みやすさが一番と思っているのですが自分自身句読点をあまり打たずに延々文章を続けるのが好きなので読んでる側としてはたまったもんじゃないなと思いながら過去の記事をたまに見返しています。 昔はTwitterでもそういう文章の書き方をよくやってい…

【レビュー】#23 『ザ・グレンリベット12年』はウイスキーを「好き」にさせてくれる確かな1本。

忙しすぎてあれもう1週間経った?って感じで更新ができずにいました。 一応ネタは用意してるんですがガッツリと取る時間がない・・・ポケモンユナイトを辞めろ 今回は自分がウイスキーに惹かれるきっかけになった思い出の1本です。 ザ・グレンリベット12年 T…

【テイスティング】ウイスキーの表現についてあれこれと。

いろんなサイトでウイスキーの感想を漁ってたりしますが正直難解なものも多々あります。「ポエムだ・・・」という感じで高度なのですが、言葉の意味を知らないので頭にイマイチ入ってこない。 自分自身が理解を深めるのも兼ねてすこし並べてみます。 一緒に…

【レビュー】#22 『グレンドロナック12年』は王道・伝統のオールシェリー。

最近更新が停滞しててすみません。 基本的に仕事の日は更新、休みの日は休みという風にしているのですが(ふつう逆では?)どうも仕事が忙しくて飛び飛びになってしまいました。 今回はシェリー系好きにとっては代表格といえるこちら。 グレンドロナック12年…

【レビュー】#21 『グレンアラヒー12年』はスペイサイドらしからぬずっしりどっしり濃厚メープル。

7月13日誕生日でした。 誕生日だったので買ったばかりのウイスキーを開栓して飲んだような気がします。 こちら。 グレンアラヒー12年 THE GLENALLACHIE AGED 12 YEARS 蒸留所名:グレンアラヒー蒸留所(スペイサイド) 内容量:700ml アルコール度数:46% …

【新生】ザ・グレンタレットが大幅リニューアルするらしい。

いまさらながらの情報ですが・・・ スコッチのハイランドモルトであるところの「ザ・グレンタレット」が2021年7月27日(火)よりリニューアルします。 https://www.theglenturret.com/our-whisky/core-range (グレンタレット公式(外国語ページ)) 詳しい…

【ゲール語】スコッチのグレン○○の銘柄の意味をまとめた。

スコットランドは山や谷が多く、そのせいかスコッチには「グレン」という名前から始まる銘柄が多いです。 「グレン」というのはゲール語で「谷、渓谷」を意味する言葉。 その「グレン」を冠するウイスキーを地域別、五十音順にざっとまとめてみました。 ベン…

【レビュー】#20 『ウシュクベ リザーブ』はボトルも中身もリッチな歴史あるブレンデッド。

カテゴリ整理が終わりました。 正直劇的に何かが変わったというわけではないので苦労に見合ったかと言われればそうでない気がします。つらい・・・ 今回でレビュー記事が第20回らしいです。ということでこちら。 ウシュクベ リザーブ USQUAEBACH RESERVE 製…

【グラス】国内未販売の緋色のグレンケアンが欲しい。

ウイスキー愛好家なら必ずと言っていいほど持っているアイテム「グレンケアン」。 言わずと知れたテイスティング用グラスです。 当ブログのウイスキーレビューでもストレート、ロックの際に使用しています。 ちなみに、いまからする話は知ってる人からしたら…

【古酒】ジョニーウォーカースウィングの年代判別法。

今回は知る人ぞ知るブレンデッドスコッチ、「ジョニーウォーカースウィング(スイング)」の話です。 現行品はこれです。 歴史は古く、1930年代に誕生したと言われています。 ジョニーウォーカー内で言うと価格的にゴールドラベルと18年の間に位置するという…

きた。

先んじてひっそりとTwitterで画像を上げたのですが きました。 2021年限定製品の 山崎 LIMITED EDITION2021 響 BLOSSOM HARMONY の二本が。 ちなみに開栓する覚悟がまだ無いので今回レビューはやりません。 2021年5月25日にギフト用として発売開始されたもの…

【レビュー】#19 『サントリー スペシャルリザーブ』は安価で白州を感じられる国産品。

最近コンビニに山崎白州のベビーボトルがあってもようやくスルー出来るようになりました。 去年くらいは結構必死に探し回っていたものですが、買い貯めたストックが意外となくならないことや別にジャパニーズにこだわらなくても美味しいウイスキーはたくさん…

第一回、あさげ(筆者)についてだいたいわかる話。

ここ二か月間くらいはずっとウイスキーのレビュー記事を書いていましたが、レビュー記事だらけになって自分的にもなんだかなぁといった感じになっています。 ”読ませる”文章の域には全然至っていないので文章だけで魅せるようなことはできないと思いますがべ…

【レビュー】#18 『サントリーオールド』は個人的評価爆上がりの末永く楽しめるジャパニーズウイスキー。

ウイスキーとの出会いというのは、ほんの些細なきっかけなことが多いです。 初めて飲んだ時もそうだし、新しい銘柄と出会うときもそう。 それは確実にウイスキーとの思い出として飲むたびに想起し積み重なっていくのでロマンチックですよね。 第18回はそんな…

【レビュー】#17 『山崎NA』と『山崎NA(ミズナラ)』の比較&レビュー。

近所の酒屋さんでいつも売れ残ってた響ブレンダーズチョイスが全部(4本くらい)買い占められていました。 まさか・・・ 今回はこないだの山崎NAにミズナラスティックを漬けた記事の解決編と合わせての合併号です。ナンバリングはかさ増しせずに1カウント…

【レビュー】#16 『タリスカー10年』は潮風香る海の味。

最近深夜に絵を描くことを辞めました。 辞めたというと語弊がありますが、いわゆる「休止上達法」の実践中です。 どういう意味かというと少し期間を置くことで変な手癖がなくなり、ニュートラル寄りに戻るという手法です。 完成された絵柄を持っていればこん…

【レビュー】#15 『ニッカ セッション』は三種の原酒が躍動するまさしく三重奏。

レビュー記事を見返していると頻出単語が気になりだします。 自分の場合はそもそもワードのレパートリーが少ないため一つの香味に一つのワードしか割り当てられないせいで頻出単語化しているようにも思えます。 経験を積めば「甘い」一つでも「メロウ」「蜂…

【朝倉】『朝倉蒸留所』、『高峰8年』とは一体?

世界一の「朝倉」ファンサイトです。(自称) リキュール「朝倉」については過去記事にていろいろ言及しているので興味があったら見てみてください。せっかくなんで「朝倉」カテゴリーを新設しました。 朝倉 カテゴリーの記事一覧 - なもなきアクアリウム で…

【レビュー】#14 『グレンファークラス12年』は軽やか&ライトなシェリーのシングルモルト。

父の日シーズンってレアなウイスキーが市場に出回りますよね。 インターネットを見ていると山崎のエイジものだったり山崎LIMITED EDITIONやら響BLOSSOM HARMONYやらが出ていたとの情報も… そういえば去年の今頃に響JHを見たものの買い逃しその後半年間探し続…

【レビュー】#13 『シーグラム セブンクラウン』はバーボンじゃないアメリカンウイスキー。

梅雨がぶり返してきたのか低気圧な日が続きキツいです。 乗り越える裏技がなんかあったら教えて下さい。 今回から記事タイトルに一言コメントを併記するようにしました。過去記事にも付け足していくので興味があれば見てやってください。 ここのところ結構メ…